夫婦でシネマ

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アイアンマン2

2010年07月10日 | あ行の映画
Story
前作で、自分がアイアンマンだと公表してしまったトニー(ロバート・ダウニー・Jr)。パワードスーツを没収し、軍事目的で利用したい国防省からは圧力をかけられ、さらにロシアからやってきた謎の男(ミッキー・ローク)に急襲されるなど、次から次へと災難が降りかかる。そのうえ胸に埋め込んだ「リアクター」の副作用で、体内毒素値が急激に上昇。肉体に深刻なダメージを受けたトニーは、人知れず苦しみはじめる。自分自身の生命の危機が迫る中、“アイアンマン”は試練に立ち向かうことができるのか!?(goo映画より)
2010年/アメリカ/ ジョン・ファヴロー監督作品





評価 ★★★☆☆

今回のトニー・スタークことアイアンマンは、新しい強敵が現れるわ、体内は毒素に蝕まれるわ、政府からはスーツをよこせと圧力をかけられるわと、かなりの災難に見舞われましたね。そのせいでゴタゴタしすぎて、中盤はかなり中だるみ。
ミッキー・ロークの敵役ウィップラッシュも上手く活かせていなかったのでは。せっかく彼をキャスティングしたんだから、もっと凄みを出すこともできたと思います。

アイアンマンの助っ人として新たにウォーマシーンが誕生しましたが、アクションシーンにもうひとひねり欲しかった所。一方、スカーレット・ヨハンソンのブラック・ウィドーはかなり格好良く、彼女のスピンオフ作品を是非作って欲しいですね。

アイアンマンは、メカニックの魅力が一番なのですが、そっちの方はどうかと言うと。。
アークリアクターのパラジウムがトニースタークの身体を毒して、生命の危機にさらします。毒素を中和するのに二酸化リチウムを注入するというのも、本当かどうか分からないけど、まあいいか。

ぶっとんでいたのは、パラジウムに換わる新しいエネルギー源として新元素を作り出すシークェンス。父親が遺した都市模型に隠されている暗号を解読して新元素の構造を発見するところは、かなりスリリング。そこで、即席の粒子加速器を作って新元素を合成しちゃう訳です。普通なら、そんなことできるわけないだろ!とつっこみを入れるところですが、マーベル映画なら許せるでしょう。めでたく身体に無害な新型アークリアクターを作り出すわけですが、形が三角形になってしまったのはデザイン的にどうかな。以前の丸い方がしっくりしていたと思います。

その他、ハンディタイプのスーツも出て来て、ウィップラッシュとの初対決シーンで活躍しますが、これはコンパクトに収納出来る分だけ機能は限定されるんでしょうね。たぶん飛行能力まではないと思います。

色々不満はありましたが、脳天気に明るいヒーローとして、このシリーズは大事にして行って欲しいです。


映画『アイアンマン2』公式サイト


(「アイアンマン2」 2010年6月 岡谷スカラ座 にて鑑賞)

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2 コメント

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お久しぶりです (KGR)
2010-07-16 20:57:07
見ている間は気が付きませんでしたが、
各アーマーのカラーリングは少しずつ違ったようですね。

>ハイディタイプのスーツ
>コンパクトに収納出来る分だけ機能は限定
>飛行能力まではない

素晴らしい観察力ですね。
私は全く気づきませんでした。
Wikiによれば「必要最低限の能力」で「飛行能力がない」そうです。
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スーツについて (wanco)
2010-07-25 19:23:48
KGRさん、こんばんは。

スーツの件、ありがとうございました。
Wikiにそんなことが記載されていたんですね。

各タイプのアーマーはディティールに凝っているので、観察してみると色々と発見がありそうです。
返信する

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