夫婦でシネマ

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ランボー 最後の戦場

2008年06月13日 | ら行の映画
Story
元グリーンベレーでベトナム戦争の英雄ジョン・ランボー(シルベスター・スタローン)は、タイとミャンマー国境近くの村でボートで物資を運搬し、日々を暮らしていた。そんなランボーのもとに、少数民族を支援するキリスト教支援団体の女性・サラ(ジュリー・ベンツ)が現れる。彼らは軍事独裁政権による迫害が続く隣国ミャンマーのカレン族に、医療品や食料を届けようとしていた。現地の過酷な状況を知るランボーはそんなサラを一度は追い返すが、その情熱に何かを感じ目的地の村まで送り届ける。しかし、数日後、サラたちが軍に拉致されたとの報告が届く。救出のために雇われた傭兵部隊5人を村まで届けてくれるよう依頼されたランボー。しかし、彼の手には手製のマシェト(長鉈)が握られ、再び戦闘マシンとしての本能が甦っていたのだった。
2008年/アメリカ/シルベスター・スタローン監督作品





評価 ★★★★

シリーズ最終作の第4弾。ランボーが20年ぶりに復活!

はじめて「プライベート・ライアン」を観たとき、その凄惨な戦場の描写に息をのんだものですが、今回のランボーはそれ以上に凄まじかったです。

原題は「JOHN RAMBO」。「ロッキー 最後のドラマ」の原題が「ROCKY BALBOA」だったことを考えると、2本の映画はまさに表裏一体の関係にあるわけで、スタローンの明部と暗部を現しているようです。

ミャンマー軍が、いくらなんでもここまで酷くないだろうというくらい悪者に描かれています。しかし、彼等に鬼神のような形相で反撃するランボーをみて拍手喝采したくなるのが怖い。暴力本能を呼び覚ます危険な映画。ただ、今回のランボーは銃座に陣取って撃ちまくる所が多くて全体的に運動量が少なかったですね。

それにしても、銃弾飛び交う戦場では博愛精神なんか何の役にもたたないと、ばっさり切って捨てているのが潔いです。

ランボーが故郷に戻って来たところで映画は終わります。このシーンはランボー第一作目の冒頭のシーンに重なり、彼の長い闘いの旅がようやく終わった事を思わせます。キャッチコピーは「さらば、ランボー」でしたが、「おかえり、ランボー」が正しい言い方でしたね。

過去のランボーシリーズのレビューはこっちを見てね↓。
ランボー
ランボー 怒りの脱出
ランボー3 怒りのアフガン



映画『ランボー 最後の戦場』公式サイト


(「ランボー 最後の戦場」2008年6月 岡谷スカラ座にて鑑賞)

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