Story
アンダレーシアで動物たちと暮らす美しい姫、ジゼル(エイミー・アダムス)は、運命の人と出会い、結婚する事を夢見ていた。ある日、怪物に襲われたジゼルは、エドワード王子(ジェームズ・マースデン)に助けられる。お互い一目惚れし、出会ったばかりにも関わらず、完璧なデュエットを披露し、翌日結婚する約束をする。しかし、王子の結婚を喜ばない継母のナレッサ女王(スーザン・サランドン)は、魔女を送り込み、ジゼルを井戸に突き落とす。なんと、その井戸は、現代のニューヨークに繋がっていた!(goo映画より)
2007年/アメリカ/ケヴィン・リマ監督作品
評価 ★★★☆☆
おとぎ話のプリンセスが実写の世界で大活躍!
冒頭のアニメシーンでのつかみはOK。現実世界の方もキャラ設定が細かく行き届いているのが良かったです。
その現実世界のNY。離婚専門の弁護士をやってるロバートはバツイチなこともあって、夢もファンタジーも忘れてしまった打算的な生活を送っています。そんな彼の娘モーガンはといえば、空手着を着せられて、パパから贈られるプレゼントがお固い偉人伝であったりして、歌とダンス、童話の世界とは無縁の現実的な生活を押し付けられている事をさりげなく描写。だからこそ、モーガンがファンタジー世界に憧れて、ジゼルになついていくのがとても自然な感じがしました。難を言えば、ロバートが深刻すぎてちょっと違和感があったかな。若い頃のトム・ハンクスあたりが演ったらもっとはまったと思います。
映画の見どころは、現実世界に飛び込んだジゼルとエドワード王子達が繰り広げるカルチャーギャップのコメディシーンです。エドワード王子の方は、もうひとひねりほしかったところだけど、ジゼルの方は、歌で小動物を集める場面なんかが可愛らしくて良かった。そして、セントラルパークで繰り広げるミュージカル場面は、こっちまでごきげんになってしまうほどです。立体絵本をアレンジしたフィナーレも良く出来ていて、最後まで楽しめました。
世界が丸ごとファンタジーだったら退屈。だけど、厳しい現実世界の中にほんのちょっとでもファンタジーがあれば、生活に彩りがうまれますよ、というお話と感じました。そんな、下手をするとディズニーの自己否定になりかねない題材をうまく捌いて成功していましたね。
評価 ★★★★☆
主役のジゼルを演じるのは『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』のエイミー・アダムス。
「ライラの冒険」に引き続いて、この映画がwancoと一緒に鑑賞した2本目の映画だったのですが、こちらを後に鑑賞して正解でした~。。非常に重くて暗かった「ライラ~」に比べると、こちらは底抜けに明るくて、観終わった後は心温まる素敵なファンタジー映画でした!
なんといっても、おとぎの国の住人たちが、現実世界のニューヨークへ飛び出すという設定が面白い。おとぎの国がアニメーションで、現実世界が実写になるのですが、おとぎの国のキャラクターたちがどれも実写版になっても違和感がないほどそっくりだったのが良かったです。冒頭のアニメーションで始まるおとぎの国が、ディズニー映画らしいとてもかわいらしい映像なので、このオープニングの映像でこれから始まる物語にわくわく・ドキドキさせられること間違いなしです。
また、この映画は、女性の好きなものがいっぱい詰まった映画なので、特に女性は楽しめるのではないでしょうか。プリンセスのジゼルが身につける素敵なファッションの数々、ジゼルの歌声に集まるかわいらしい動物たち(特にリスのピップのかわいいこと!)、そして素敵な王子様との舞踏会など、ロマンチックな要素がいっぱい詰まった映画なので、観ているだけでもうっとりしますね。
最初は、おとぎの国の住人らしい天真爛漫なキャラクターだったジゼルが、少しずつニューヨークの現実世界に溶け込んでいく様子が面白かったです。おとぎの国の王子様に恋をしていたジゼルでしたが、現実世界の素敵な男性とデートを重ねるうちに、今まで知らなかった感情に目覚めて、現実世界の男性の方に恋をしていく過程も、とても説得力のある内容だったせいか、共感して観られました。
この映画にテーマがあるとしたら、複雑な現代社会に生きる私達に、おとぎの国の住人のように『ハッピーエンド』を信じる気持ちを持ちなさい、ということなのかもしれません。現実の世界はなかなか上手くいかなくて、ついネガティブに物事を考えがちですが、このジゼルのようにポジティブ思考で前向きに生きること、が改めて大切な世の中なのかもしれないですね。そういう意味では、この映画はただのファンタジー映画だけではない、とても深い内容のよく出来た作品だと思います。
映画『魔法にかけられて』公式サイト
(「魔法にかけられて」2008年3月 甲府市 グランパーク東宝8にて鑑賞)
アンダレーシアで動物たちと暮らす美しい姫、ジゼル(エイミー・アダムス)は、運命の人と出会い、結婚する事を夢見ていた。ある日、怪物に襲われたジゼルは、エドワード王子(ジェームズ・マースデン)に助けられる。お互い一目惚れし、出会ったばかりにも関わらず、完璧なデュエットを披露し、翌日結婚する約束をする。しかし、王子の結婚を喜ばない継母のナレッサ女王(スーザン・サランドン)は、魔女を送り込み、ジゼルを井戸に突き落とす。なんと、その井戸は、現代のニューヨークに繋がっていた!(goo映画より)
2007年/アメリカ/ケヴィン・リマ監督作品
評価 ★★★☆☆
おとぎ話のプリンセスが実写の世界で大活躍!
冒頭のアニメシーンでのつかみはOK。現実世界の方もキャラ設定が細かく行き届いているのが良かったです。
その現実世界のNY。離婚専門の弁護士をやってるロバートはバツイチなこともあって、夢もファンタジーも忘れてしまった打算的な生活を送っています。そんな彼の娘モーガンはといえば、空手着を着せられて、パパから贈られるプレゼントがお固い偉人伝であったりして、歌とダンス、童話の世界とは無縁の現実的な生活を押し付けられている事をさりげなく描写。だからこそ、モーガンがファンタジー世界に憧れて、ジゼルになついていくのがとても自然な感じがしました。難を言えば、ロバートが深刻すぎてちょっと違和感があったかな。若い頃のトム・ハンクスあたりが演ったらもっとはまったと思います。
映画の見どころは、現実世界に飛び込んだジゼルとエドワード王子達が繰り広げるカルチャーギャップのコメディシーンです。エドワード王子の方は、もうひとひねりほしかったところだけど、ジゼルの方は、歌で小動物を集める場面なんかが可愛らしくて良かった。そして、セントラルパークで繰り広げるミュージカル場面は、こっちまでごきげんになってしまうほどです。立体絵本をアレンジしたフィナーレも良く出来ていて、最後まで楽しめました。
世界が丸ごとファンタジーだったら退屈。だけど、厳しい現実世界の中にほんのちょっとでもファンタジーがあれば、生活に彩りがうまれますよ、というお話と感じました。そんな、下手をするとディズニーの自己否定になりかねない題材をうまく捌いて成功していましたね。
評価 ★★★★☆
主役のジゼルを演じるのは『キャッチミー・イフ・ユー・キャン』のエイミー・アダムス。
「ライラの冒険」に引き続いて、この映画がwancoと一緒に鑑賞した2本目の映画だったのですが、こちらを後に鑑賞して正解でした~。。非常に重くて暗かった「ライラ~」に比べると、こちらは底抜けに明るくて、観終わった後は心温まる素敵なファンタジー映画でした!
なんといっても、おとぎの国の住人たちが、現実世界のニューヨークへ飛び出すという設定が面白い。おとぎの国がアニメーションで、現実世界が実写になるのですが、おとぎの国のキャラクターたちがどれも実写版になっても違和感がないほどそっくりだったのが良かったです。冒頭のアニメーションで始まるおとぎの国が、ディズニー映画らしいとてもかわいらしい映像なので、このオープニングの映像でこれから始まる物語にわくわく・ドキドキさせられること間違いなしです。
また、この映画は、女性の好きなものがいっぱい詰まった映画なので、特に女性は楽しめるのではないでしょうか。プリンセスのジゼルが身につける素敵なファッションの数々、ジゼルの歌声に集まるかわいらしい動物たち(特にリスのピップのかわいいこと!)、そして素敵な王子様との舞踏会など、ロマンチックな要素がいっぱい詰まった映画なので、観ているだけでもうっとりしますね。
最初は、おとぎの国の住人らしい天真爛漫なキャラクターだったジゼルが、少しずつニューヨークの現実世界に溶け込んでいく様子が面白かったです。おとぎの国の王子様に恋をしていたジゼルでしたが、現実世界の素敵な男性とデートを重ねるうちに、今まで知らなかった感情に目覚めて、現実世界の男性の方に恋をしていく過程も、とても説得力のある内容だったせいか、共感して観られました。
この映画にテーマがあるとしたら、複雑な現代社会に生きる私達に、おとぎの国の住人のように『ハッピーエンド』を信じる気持ちを持ちなさい、ということなのかもしれません。現実の世界はなかなか上手くいかなくて、ついネガティブに物事を考えがちですが、このジゼルのようにポジティブ思考で前向きに生きること、が改めて大切な世の中なのかもしれないですね。そういう意味では、この映画はただのファンタジー映画だけではない、とても深い内容のよく出来た作品だと思います。
映画『魔法にかけられて』公式サイト
(「魔法にかけられて」2008年3月 甲府市 グランパーク東宝8にて鑑賞)
私も、この映画は面白く観る事が出来ました
御伽話の世界では、ステキに感じる王子様も、
そのまんまのキャラで現代に登場すると、
妙に笑えてしまったりもして、
色んな意味で楽しめた作品でした
やはり、夢は見過ぎても、無さ過ぎても、
ダメって事ですよね
TB&コメントありがとうございました。
予告を観ただけで可笑しくって、とっても楽しみにしていた映画ですが、想像通り面白かったです
エイミー・アダムスはジゼルになり切っていましたね~
王子のマースデンもハマっていました♪
それからリスのピップが可愛くってお気に入りになりました~
お掃除のシーンでゴキちゃんが出た時は引いちゃいましたが(汗)、NYの生き物ってあんな感じなのかしら?
ジゼルはポジティブ思考でしたね~きっと周りの人も自分自身も幸せになれるでしょうね
コメとトラバありがとうございました。
ひさしぶりにごきげんになれる映画でしたね。
現実世界での王子のボケっぷりも面白かったです。
ジゼルも可愛かったですね~。
現実的なのと夢を見る事のバランスが大事だということが
よくわかった映画でした。
遅くなりましたが、こちらこそコメント&TBありがとうございました。
本当に、期待を裏切らない面白さでしたね!
エイミー・アダムスの実年齢を聞くとビックリなんですが、ジゼルのプリンセスはハマり役でした。(^^)
王子に従者、魔法使いと、みんな成り切っていてとても楽しかったです♪
特に、リスのピップのジェスチャーが可愛くて、顔がほころんで観ていました~。
NYの動物たちは、ゴキちゃんなどが登場すると、さすがにちょっと引いてしまいましたね。。(笑)
ジゼルのようなポジティブ思考の人は、本当に周りの人を幸せにするでしょうね~。
パロディというかオマージュというか、
さりげなくちりばめられてました。
設定は奇想天外ですが、
展開はスムーズに心に沁みいる感じでした。
久々にもう一回じっくり見たい、と思いました。
こちらにもコメントありがとうございます!
今までのディズニー映画のたくさんのパロディが散りばめられていて、とっても楽しい映画でしたね。(^^)
本当に、設定は奇想天外なのに、きちんとテーマというかメッセージが伝わってくる作品で、観終わって幸せな気分になる映画でした。
DVDになったら、私ももう1度観たい作品です~。