ワタシが中学一年生ぐらいだっただろうか、当時は祖父も健在で家族の中心的存在だった。
家庭のテレビのチャンネル権は祖父にあり、「NHKに受信料を払っているから見ないともったいない。」との、理由でほとんどNHKの番組ばかり見ていました。
さらに、小学生の頃は「子供は、午後8時には寝ろ!」との、方針で日曜日なんかは『8時だよ!全員集合』の合図で床に入っていました。だから民放でどんな番組が流行っているかなんて全然知らずにいました。だから、どんなアイドルが人気があるのかさえ知らずにいました。
中学1年生になって新学期が始まって同じクラスの生徒同士、色々と話をするわけですが、なかなか話しについていけないのです。そんな時、「伊藤麻衣子ちゃんカワイイ!」と、クラスの女子が言うわけですが、伊藤麻衣子が誰なのかわからず、「誰?だれ?」と言うと教室中の同級生が「信ジラレナイ!」との合唱をするわけですよ。
同じクラスになったばかりで名前もよく判らなかったので「お前が、伊藤麻衣子なの?」と、超『天然ボケ』をかましていました。(そのときワタシに伊藤麻衣子と勘違いされた女子は、わかっていても、ものすごく喜んでいました。今思えばものすごく恥ずかしいです。)
当時のゴールデンタイムのドラマは見ることが出来ませんでしたが、TV-CMは見ることが出来ました。後日、書店で伊藤麻衣子(いとうまい子)さんの映っている雑誌を買って、顔と名前が一致するようになったのですが一目で好きになってしまいました。
そんな当時のTV-CMがこれ!(友人からもらったファイルです。WIN-MXでダウンロードしたもので、はっきりとした放映時期はワタシにはわかりません)
TVCM 伊藤麻衣子 カルピスソーダ(YouTube)動画は削除されています。
あれから約二十数年、最近では早起きするようになり、あんなに苦手だった祖父のようになだんだんなっているようで、そのうち朝メシ前に散歩をしておなかを空かせるようになるんでしょうか。そんな厳しかった祖父の十三回忌が今週末、親戚が集まって行われます。(南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。合掌。)