【Nuts or CM】 懐かしい昭和のCMの話 & TV-CM動画収集ファイルの覚書き

ちょっと懐かしいCMの話を1980年代、昭和から現在までのTV-CMを中心に回想していこうと思います

TV-CMのビデオ編集について

2007年09月13日 23時59分14秒 | 収集作業の覚書き

 普段からTVCMを収集しているワタシです。ビデオの編集についてちょっと書こうかなと思ってみました。専門的なことは全然わからない素人ですが、1999年からパソコンでビデオ編集をしているのでワタシの経験が少しでも皆様のお役に立てればと思います。

 ビデオの編集といってもVHSビデオテープに録画されたTVCMをパソコンにAVIファイルにキャプチャーしてAVIファイルをを15秒や30秒に切り分けて無圧縮で保存、その後にTMPGEncでMPEG-1に圧縮するという昔ながらの方法を変えていません。

 昔ながらの方法を変えない理由、それは、色々ありますが、一番はその方法が自分に染み付いて慣れてしまったこと、優秀なフリーソフトが手放せないことなど、ありますが。具体的にはAVIファイルの編集は「Video maid バージョン1.7 (1998-1999)」を未だ使っております。
 そんな古いソフトが現在のパソコンで動作するのかと疑問に思う方もいるかと思いますが、結論からすれば『条件付で動作します。』
 では、その条件とは?

その1 OS:Windows XP SP2
(ハード:CPU Pentium 4 3.4GHz 2.5GB RAM HDD:S-ATA 400GB)
その2 ファイルの保存先はHDDでファイルシステムはNTFSである。
(XPではFAT32でも利用可ですがVideo maidではファイルの保存が出来ません。)
その3 ファイル名の文字は半角英数字に限る
(エラーは吐きませんが、全角文字、半角カタカナ文字は文字化けしてしまいます。でも、とりあえず保存は出来ます。)
その4 ビデオファイルは3分20秒以内(無圧縮時に2GBを超えるのではないかと思うのですが大きなファイルは扱えないようです。)

 以上の条件に気を付ければVideo maidが利用できます。

 「なぜ今、古いVideo maidを使うのか?」

 それはビデオ編集をする時に8ミリフィルムの編集をしているみたいな感覚で編集が出来る。昔のバージョンの方が操作性やインターフェースが優れていると思います。音ズレを直すのがカンタン(実際には「音ズレ」ではなく「画ズレ」である。この辺の話はまた何時かに。)
 扱えるビデオファイルの長さは3分ちょっとですがTVCMは3分以内のものがほとんどです。(最近は長くても1分半ぐらいでしょう。)
 テレビは1秒30フレームなのでフレーム移動するときに15秒では450フレーム、30秒では900フレーム、60秒では1800フレームと簡単にジャンプしてテキストエディターのようにフィルムを選択、コピー&ペースト、カット&ペーストが出来るので、長いこと重宝しています。

 「なぜ今、MPEG-1なのか?」
 Windowsに標準で再生できるので他人とデータ交換する際に気を使わないでいい。
(MPEG2はたまにエクスプローラーの縮小版表示で死ぬときがある)MPEG4は圧縮率がいいと思うが画質がMPEG1より悪いように思える。
 そして、動画圧縮をするときにTMPGEncのバッチエンコードが便利だからです。(今更と、言わないで。)VHS120分テープに録画されているTVCMの数はだいたい70本~100本位です。実際、過去にコレクションしたTVCMと比較して同じものとされて削除された後でも50本ぐらい残るでしょう。それを一つひとつ圧縮していくのは大変な作業で待ち時間もハンパではありません。以前のPC:Pentium3 600MHzでTVCMを60本ほど圧縮したら6時間以上掛かりました。そんなわけで、Video maidで編集をしたら夜中にTMPGEncで圧縮させて自分は寝る、という生活をしていました。そんな訳で今のスタイルに落ち着きました。

 また何か思いついたら書こうと思います。


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