日本刺繍 nuinui のブログ

日本刺繍をつづります

江戸型筥迫 『忍吹枝』(しのぶえ)

2017-11-18 21:46:29 | 筥迫&筥
11月も半分過ぎました~
冬もそこまで来ていますね~~



シーンと音のするような静かな晩秋の夜、どこからともなく聞こえてくる笛の音
  ~どこから~

こんな事を思いながら、この作品の下絵を描いていました






Kさんの作品展出品作品の江戸型筥迫
「忍吹枝」です


Kさんにピッタリと思い繍って頂きました







Kさんは以前、篠笛をお稽古していました


その先生が作曲された忍んで吹く枝
(笛)と言うことで「忍吹枝」と題された曲の名前を、作品名としてお借りしました(先生の了解を得ています)







どこからともなく笛の音が聞こえてくる素敵な作品に仕上がりました


今の季節にピッタリ











”晩秋の兼六園輝く”
11月17日
北國新聞からお借りした写真です

ライトアップされた兼六園
雪吊りが湖面に映り、紅葉との対比が美しい
 (12月9日迄)





兼六園だけではなく、街中のお宅でも庭の松の木に、雪吊りがされています

松の緑と縄の黄色と、木々の紅葉のコントラストが美しく映えています


この紅葉の街並みも、もうすぐ冬の季節に・・・・

来る春の為に冬眠

白、一色に変わっていきます