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米大使襲撃事件後の韓国に“うろたえ”や“気まずさ” 過剰な「お見舞い」に自戒の声も

2015年03月15日 16時43分17秒 | 日記
リッパート駐韓米国大使が刃物で襲われて重傷を負った事件からまる1週間。韓国では、日本をはじめとした各国大使らへの警備が強化されているが、ソウルでは大使への謝罪と支援を表明するデモや舞踊公演、市民や国会議員らによる病院へのお見舞いなどが相次ぎ、「安静にさせてあげたほうがいい」「騒ぎすぎでは…」との声も聞かれた。(ソウル 名村隆寛)

■朝の凶行に衝撃

 大使襲撃事件が起きた5日、韓国社会は重苦しい空気に包まれた。一種の“うろたえ”や“気まずさ”と言った方がぴったりだ。

 自称「民族主義者」の活動団体代表の金基宗(キム・ギジョン)容疑者が、ソウルの米国大使館の大通りを挟んだ向かいにある世宗文化会館で、大使に切りつけた。

 朝食を兼ねた講演の場。現場近くにいた目撃者の話によれば、大使はアワビ粥を口にしようとしたところを襲われた。韓国の首都のど真ん中で、“民族の英雄”気取りの男が、起こした凶行に、韓国外務省をはじめ当局は「大変どころではない対応」(同省関係者)に追われた。

■過剰な“お見舞い”

 事件の衝撃が続く一方で、ソウル市内では市民によるある動きが始まった。事件現場の向かいにある米国大使館では、当然、警備が普段よりも厳重にされていた。その前で、数人の男性グループが、事件を非難し「反テロ」を訴えようとしたのだ。

 大使の安否を気遣い、米韓関係の悪化を懸念する純粋な気持ちでやってきたのだろうが、当然、退去を求められていた。事件発生からわずか数時間後のことだ。手には「テロ反対!」と大書されたプラカードがあった。

 対米関係の悪化や韓国社会の安全への不信を心配したこうした動きや現象は、各所で見られるようになった。リッパート大使の入院先の病院や、米国大使館近くのソウル中心部では、保守団体による集会が連日開かれ、大使への謝罪の言葉や、「愛しています」などと書かれた横断幕やプラカードが掲げられた。

 韓国メディアによると、ある宗教団体の信者らは、ソウル市内で集会を開き、「リッパート大使愛しています」と高らかに声を上げ、バレエや韓国伝統の扇の舞いなどを披露。病院前では、朴槿恵(パク・クネ)大統領の義弟、申東旭(シン・ドンウク)氏が謝罪の意を込めて断食をした。

 さらには、大使の入院翌日に、高齢の韓国人男性が病院を訪れ、体力回復に効果があるといわれる犬肉とワカメを持って病院を訪れたという。大使は愛犬家との話もあるのだが…。

■気まずさも、いつの間にやら

 これら大使の回復を願う市民の行動は、純粋な気持ちからなされたものだろう。ただ、事件の衝撃が、ソウルの街角ではいつの間にか“お祭り”まがいのものになってしまった感もある。さすがに韓国でも、「やり過ぎではないか」という意見がメディアを中心に出ている。

 一般市民だけではない。入院中のリッパート大使のもとには、朴大統領や李完九(イ・ワング)首相はともかく、与野党の代表ら政界関係者らが続々と見舞いに訪れた。しかも、少なくない人数を引き連れて。韓国ならではの“思いやり”や“親切”なのかもしれないが、80針も縫う大けがをした人の回復を願うなら、「もう少し安静にさせてあげても良いのでは…」との声もあった。

 リッパート大使は10日に退院した。退院の際、病院で記者会見した大使は、韓国政府や政界、見舞いのメッセージを寄せた韓国国民らに感謝の言葉を伝え、「米韓の同盟、友好関係を今後も発展させるよう努力する」と語った。また、「雨降って地固まる」と発言。大使のこの言葉は韓国社会を感動させるとともに、ホッとさせた。

 「事件後のリッパート大使の立ち居振る舞いは、外交官として立派なものだ」(ソウルの外交筋)と大使の度量の大きさに感心する声は多く、韓国は大使の度量に救われたと言ってもいい。

この朝鮮人どもはこんな無様な最低の襲撃事件を当然千年経っても謝罪し続けるんだろうな!
勿論、土下座で謝罪する朴の銅像も米国大使館前に飾るんだろう。