ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

映画覚書2018 #6

2018年03月11日 09時41分00秒 | 映画めらめら

「ゾンビスクール!」
2015年 アメリカ
監督 ジョナサン・マイロット キャリー・マーニオン
出演 イライジャ・ウッド レイン・ウィルソン
めらめら度★☆☆☆☆ CS録画(字幕) T4H2

3月の週1ホーム映画鑑賞その2。前回に続いてまたもゾンビ映画をチョイス。ゾンビ映画って気楽に観られるんだよねェ。しかも、タイトルからして絶対にコメディ路線だし。コメディ系ゾンビ映画は、B級テイスト満載のアホ映画が多いが、これは、正にそのパターン。冒頭から低俗ジョークの連発だ。チキンナゲットがゾンビウイルスの感染源という変テコ設定で、鶏を絞めて屠殺するシーンから始まる。

このチキンナゲットウイルスは、なぜか思春期前の子供にしか感染しないらしく、襲われてゾンビ化するのは、子供たちばかり。給食のチキンナゲットから感染が始まり、小学校が地獄と化す。教師を喰らうゾンビキッズの群れ、そして、教え子だったゾンビキッズと戦う教師たち。何なんだろう、この映画は…。ゾンビ映画は、そもそも不謹慎で不道徳なもんだけど、これは、ちょっとルール違反だなァ。

ゾンビ映画の魅力の一つは、背徳感の反作用だ。でも、個人的に子供のエログロって、笑えないんだよねェ。反作用することなく、単純に不愉快だ。結末も尻切れトンボだし、パッとしないゾンビ映画だった。どんなスタッフが作ったのかWikipediaを覗いてみたら、なんと、あのリー・ワネルが脚本を担当し、俳優としても出演しているじゃんッ! あの奇妙な理科教師は、リー・ワネルだったのかよ…。

俺の大好きなソリッド・シチュエーション・スリラー「ソウ」を作ったリー・ワネルが、こんな薄っぺらいコメディ系ゾンビ映画に関わっていたなんて…。ちょっとショックだなァ。相棒のジェームズ・ワンは、監督としてメジャーなタイトルを手鰍ッて、どんどん名を挙げているのに、何をやってんだよ。リー・ワネルには、コメディ系の資質がないらしいねェ…。これからは、ど真ん中のホラーに専念して欲しい。


DVD「ゾンビスクール!」2989円

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