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ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

映画覚書2025 #7

2025年05月19日 14時53分05秒 | 映画ふらふら

「サンダーボルツ*」
2025年 アメリカ
監督 ジェイク・シュライアー
出演 フローレンス・ピュー セバスチャン・スタン
映画館(字幕) T2H5
ふらふら度★★★☆☆

5月3日に観た映画を振り返る…。「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」に続くMCUの34作品目をシネコン鑑賞。過去のMCU作品に暗殺者やヴィランとして登場していた6人が、成り行きでチームを組んで、成り行きでヒーローへとなる異色作。闇の世界で何かを失った者たちが、新たな絆を得て、失った何かを取り戻すために戦う…。喪失者たちのカタルシスだ。

うーん、正直、ちょっと物足りなかったかなァ。世間では、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」より評判が良いらしいけど、ラストでタイトルが変更するオチのユニークさに引っ張られているような感じがする。タイトルの「*」の意味が解って、おおッ! ってなったけど、それが、映画そのものの面白さになっているかは、また別な気がする…。

個人的には、「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の方がヒーロー映画の王道って感じで好きだったかも。ヴィランがヒーローへとフェイスターンする展開は、それなりに面白いんだけど、その過程で何かしらのチカラを得るみたいな要素が欲しかったような…。つーか、タスクマスターの存在意義って、何なん…? あの無駄遣いが、とにかく減点だ。

以下、別件。この記事を最後に引っ越し手続きを開始します。引っ越し先は、「はてなブログ」に決めました。「Amebaブログ」にするか迷ったけど、メジャーすぎて、なんか腰が引けた…。「はてなブログ」は、正直、よく知らない会社だけど、なんとなく居心地が良さそう。自己満足ブログなので、ひっそりと続けたいのだ。「goo blog」さん、お世話になりました。


映画覚書2025 #6

2025年04月15日 16時54分30秒 | 映画ふらふら

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」
2025年 アメリカ
監督 ジュリアス・オナー
出演 アンソニー・マッキー ハリソン・フォード
映画館(字幕) T1H5
ふらふら度★★★★☆

今更、2月15日に観た映画を振り返る…。忙しさと面倒臭さで、またまたブログを放置していました。つーか、「goo blog」さん、サービス終了ってマジですか…。ロクに更新してないし、誰も見ていない日記だけど、自分のための覚書として重宝していたので、困っちゃうなァ。「goo blog」に引っ越して、まだ3年なのに…。blogは、時代遅れなの?

次々にblogサービスが閉鎖して、次に引っ越しする場所があるのやら…。それは兎も角、映画について。鑑賞して、もう2ヶ月も経ったのか…。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)34作品目である。久々の王道マーベル映画で面白かったなァ。MCU前作の「デッドプール&ウルヴァリン」は、かなりの変化球だったが、今回のキャプテン・アメリカ4は、ど真ん中ストレートだ。

何と言っても、ハリソン・フォードが素晴らしい。噂によると、今作で引退するそうだ。まァ、引退の噂は、ちと、怪しいが、彼のキャリアの締めくくりの一つであることは間違いないだろう。ハン・ソロが死に、インディが隠居(?)し、最後にバケモノ大統領で大暴れだ。偉大な俳優が、ヒーロー映画のヒールで引退するなんて、本当にカッコ良いッ! ありがとう、ハリソン!

2日後の2月17日に吹替版でリピート鑑賞。ハリソンの声優と言えば、やっぱり村井國夫さんだ。村井國夫さんがアテレコした最後のハリソンも良かったなァ。久々に見たリヴ・タイラーも美しかったし、なんか色んな感情が揺さぶれてしまった。サムの新キャプテン・アメリカもカッコ良かったし、久々に映画館で興奮した。これこそ、エンタメの王道だ。


映画覚書2025 #6

2025年01月12日 14時10分36秒 | 映画ふらふら

「LAMB/ラム」
2021年 アイスランド  スウェーデン  ポーランド
監督 ヴァルディマル・ヨハンソン
出演 ノオミ・ラパス ヒルミル・スナイル・グドゥナソン
ネット配信(字幕) T0H5
ふらふら度★★☆☆☆

1月10日に観た映画を振り返る…。第2次コロナ療養期に観たサブスク映画その6。すんごい眠たい映画だった。セリフ少な目で、俳優の沈黙演技が多いんだよねェ。子供を失って喪失感を抱えた羊飼い夫婦に、信じられない出来事が起こる。家畜の羊が、半人半獣の子供を生んだのだ。人間の身体に、羊の頭を持つ子供。羊飼い夫婦は、その子供を人間の子として育て始めるが…。

割とあっさり半人半獣の子供を受け入れてしまう羊飼い夫婦に、1ミリも共感できないんだよねェ。自分が生んだ半人半獣の子供ならまだしも、家畜の羊が生んだ半人半獣の子供に愛情を持てるのか? まァ、そこは、百歩譲って流しても良いけど…。半人半獣の子供を育てる羊飼い夫婦の淡々とした暮らしぶりが、ずっとチンプンカンプンなのだ。

中盤で登場した夫の弟の行動も理解できないし。とにかく、お前ら、口数が少なすぎ。沈黙演技が腹立たしい。ノオミ・ラパスって、あのドラゴンタトゥーの女でしょ。もっと、感情を曝け出せ。淡々と物語が展開し、終盤に恐ろしいことが起きるのかと期待させておいて…。あのオチは、何なんだッ! 思わず、「はァ?」って声に出しちゃったよ。とにかく、唖然…。


映画覚書2025 #4-5

2025年01月12日 12時56分02秒 | 映画ふらふら

「ジグソウ:ソウ・レガシー」
2017年 アメリカ
監督 マイケル・スピエリッグ ピーター・スピエリッグ
出演 マット・パスモア カラム・キース・レニー
ネット配信(字幕) T0H4
ふらふら度★★★☆☆

「スパイラル:ソウ オールリセット」
2021年 アメリカ
監督 ダーレン・リン・バウズマン
出演 クリス・ロック サミュエル・L・ジャクソン
ネット配信(字幕) T0H5
ふらふら度★★☆☆☆

1月9日に観た映画を振り返る…。第2次コロナ療養期に観たサブスク映画その4と5。シリーズ7作目「ソウ ザ・ファイナル 3D」で完結版と謳っておいて、しれっと復活したホラー映画シリーズの8作目と9作目を続けて鑑賞。まずは、8作目の「ジグソウ:ソウ・レガシー」。終盤まで展開が読めなくてハラハラしていたが、最後の惨殺シーンでアタマが混乱してしまった。

あれ…? 俺、この映画、観たことある…? ずっと、なーんか既視感があったんだけど、「ソウ」シリーズは、似たような残虐シーンが多いから、そのせいだと思っていたんだよねェ…。過去ログを探ったら、ちゃんと観てましたよ。しかも、★4つ付けてるじゃん。9割方まで観て気づかないなんて…。残虐シーンより、自分の記憶力の悪さに震えてしまった。

五十路を前に、健忘症や認知症の予兆が出たのだろうか…。このブログは、自分の記憶力の悪さを補うために書いているが、時々、面倒になって止めたくなる。そもそも、誰も見ていない、自己満足ブログだし。しかし、こういうことが時々あるから、面倒でも、やっぱり続けないとなァ。記憶の喪失は、血みどろホラー映画よりも恐ろしい…。

続いて、9作目の「スパイラル:ソウ オールリセット」。過去の「ソウ」シリーズは、ほぼ無名な俳優が死にまくる作品だったが、今作は、クリス・ロックとサミュエル・L・ジャクソンという有名俳優が出演している。シリーズを刷新するべく、それだけ気合が入っているのかと思ったが…。観てみると、シリーズで最も退屈で、シリーズで最も怖くなかった。

この映画は、クリス・ロックの持ち込み企画らしいが、まァ、駄作である。外伝的なストーリーだし、やっぱり、ジグソウの存在がないと締まらない。所詮、スピーチで他人の嫁をディスる男の企画って感じ。サミュエル・L・ジャクソンの無駄遣いだ。10作目の「ソウX」は、時間軸を戻してジグソウが復帰しているらしいので、そちらに期待したい。


映画覚書2025 #3

2025年01月12日 11時55分15秒 | 映画ふらふら

「Dr.コトー診療所」
2022年 日本
監督 中江功
出演 吉岡秀隆 柴咲コウ 時任三郎
ネット配信 T0H3
ふらふら度★★★☆☆

1月9日に観た映画を振り返る…。第2次コロナ療養期に観たサブスク映画その3。TVシリーズ2期とSPドラマを経て、16年ぶりの新作らしい。TV版をリアルタイムで一通り観ていたから、劇場公開時に観に行くか迷ったが、結局、スルーしたんだよなァ。このシリーズは、かの名作「北の国から」の空気感を継承していて面白いんだけど、ちょっとやり過ぎで臭いんだよ。

当時のキャストが殆ど再登場していて、すんごい懐かしかった。主演のカップルが結婚していたのは、予想通りだったけど、和田さんカップルまで結婚していたなんてねェ。16年前は脇役クラスだったが、今や主役クラスの堺雅人もちゃんと出演していて、変に嬉しかった。しかし、16年ぶりの同窓会っぽい物語で終わるはずなく、次から次へと事件が起きるのだ。

メインどころの子役が芸能界引退していたが、この映画だけの為に俳優として復帰したそうな。確かに、タケヒロは、外せないよなァ。なのに、なぜ、タケヒロを挫折させちゃうのさッ! タケヒロは、すんなり医者になってコトー先生を継ぐ設定で良いじゃんッ! 「北の国から」の純のように失敗ばかりさせるなよ。タケヒロの挫折は、本気で切ない…。

台風が近づいて来たあたりで、悪いことが連発する予感がビンビンだったねェ。撒き散らしたフラグが連続して弾けると思ったが、台風が上陸すると、予想を超える悪循環ラッシュ! 連続する困難に挫けず立ち向かうコトー先生が、このシリーズの見所だと思うけど、いくらなんでもやり過ぎ。135分の映画に詰め込み過ぎだよ。感動を超えて呆れました。

島の医療をコトー先生が一人で背負うのは、過酷だ。根本的な矛盾を突く終盤に、どんな救済があるのかと思ったが、なんと、結局、諦めない気持ちを貫いて、ハッピーな奇跡が舞い降りた。これが、「Dr.コトー診療所」って気もするが、135分の映画でやっちゃうと、正直、しらける。あの結末もズッコケたし。面白かったけど、ちょっと苦笑いかな…。