ふらふら日記

物足りない日常にふらふら、怪しい読書にふらふら、激しい映画にふらふら、美味いメシにふらふら、そんな感じの自己満足日記。

読書覚書2024 #4

2024年06月09日 18時05分13秒 | 読書ふらふら

「医学常識はウソだらけ」
著者 三石巌
めらめら度★★★★☆
20240402火→20240515水

読書歴30余年、1024冊目の読破である。読書意欲が絶賛低下中なので、一旦、小説から離れて実用書を読んでみた。本書は、95歳まで現役バリバリだった物理学者の説く健康法である。医学と科学の違いを明確にし、科学者ならではの合理的な健康法が紹介されている。俺も五十路を目の前にして、身体にガタを感じるようになって来たので、健康が何より気になるのだ。

医者への不信感は、大なり小なり、誰もが持っているだろう。長いこと待たせ、やっと問診かと思ったら検査に回されて、曖昧な検査結果から曖昧な診断をして、やたら薬を処方される。去年、亡くなった我が父親は、やたら病院に行く人で、薬の飲み過ぎで寿命を縮めたようなものだった。やっぱり、自分の健康は、自分で管理しないとなァ。

この本を読む前から、健康の源は、正しい栄養だと思っていた。そして、この本には、その考えがより実践的に記されている。正に、求めていた知識に巡り合えたような感動があった。俺の身体に秘められた回復力と免疫力は、町のヤブ医者よりも頼りになる高度なシステムなのだ。問題は、回復力と免疫力を高める栄養である。三石巌先生の提唱する分子栄養学は、正に、その神髄だ。

が、この本の全てが正しいかというと、ちょっと首を傾げるところもあり…。栄養に満ちていれば、タバコを吸っても害じゃないとか、運動は、活性酸素を作るからしない方が良いとか、その辺は、ちょっと違う気がするんだよなァ。医学常識にウソが多いと思うけど、それなりに真実もあるだろうし。健康法も行きつくと宗教っぽいところがあるからねェ。

結局のところ、医食同源てヤツなのだろう。でも、内科と外科の治療法が違うように、物事は、簡単に割り切れないと思うんだよなァ。三石巌先生の言葉に感銘を受けたが、100%の信者になり切れなかったので、★5まで届かなかったというのが正直な感想だ。三石巌先生の著書は300冊を超えているらしいので、また、機会があったら読んでみたい。信じる者は、実践してこそ救われる。

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網戸の張り替え

2024年05月20日 00時09分40秒 | 日常ふらふら

10数年前から風呂場の網戸がボロボロになっていた。縦糸の多くが切れ、残った横糸がたわみ、スカスカのスダレ状態に…。更に換気扇まで壊れ、風呂場の換気が困難な状態だった。しかし、湿気が残るとカビが発生するので、風呂場は、なるべく乾かしておきたい。虫の侵入を覚悟し、網戸がボロボロなまま窓を開けて換気していたが、なんとも見すぼらしく…。

で、10年以上も放置。意外と虫の侵入が少なかったので、見すぼらしさをスルーすれば、それで済んでしまったのだ。生来の怠け癖ってヤツでして…。しかし、この春、俄かに家の修繕ブームが到来。玄関ドアを直し(ネジの付け直し)、カーポートの屋根を直し(防水テープで継ぎ接ぎ)、屋外に人感センサーライトを取り付け(amazonの安物)、似非DIYに凝っていた。

よし、連休の予定ゼロなので、今こそ、長年の懸念だった網戸の張替えに挑戦しようッ! 50代のオバちゃん知人も、網戸の張替えなんて簡単よ、と言っていたし、器用な俺に出来ないわけがない。早速、近場のホームセンターへ。売り場に行くと、網戸の張替えコーナーがあり、モニターにレクチャー動画が流れていた。ネットで予習していたが、こっちの方が解りやすい。

網を押さえるゴムにサイズがあると知り、軽く舌打ち…。仕方なく、一旦、家に帰り、急いで網押さえゴムのサイズを計って、再度、ホームセンターへ。張り替えネット498円、網押さえゴム208円、ゴムはめローラー198円を購入。計874円なり。帰宅して、早速、似非DIYに挑戦。まずは、網戸の取り外し。これが、とんでもなく大変だった。狭いし、外しにくいッ!

我が家の風呂場は、敷地の角にあり、横と後ろにそれぞれお隣さんの家がある。お隣さんとの境界の柵と塀から50センチぐらいの狭いスペースしかなくて、まァ、動きにくい。更に、風呂場の窓には、金属の格子が付いているので、横からスライドさせるようにして外す必要がある。右に動かすと洗面所の窓格子にぶつかるし、左に動かすと塀にぶつかるし、下に動かすと風呂の給湯器があるし。

網戸を斜めにして下に押し込むようにしてから左に引っ張り…。苦労して、やっとこ外した。玄関前の広いスペースに持ってきて、ボロボロの網を剥がす。うーん、網戸って、網をゴム紐で押さえているだけだったのか。こんな簡単な仕組みだったとは…。さッと網戸を洗って、新しい網を張る。大まかに切った網をクリップで仮止めし、溝にゴム紐をはめて、余った網をカッターで切って。

滅茶苦茶、簡単じゃんッ! こんな簡単に網戸の張替えが出来るとは…。俺は、こんな簡単なことを10年以上も面倒がって放置していたのか。しかし、取り付けが、また大変だ。再び狭い風呂場の外に行き、窓格子の内側に網戸を入れる。あれ、意外と簡単に入った。何事も出るより入る方が容易らしい。家に入り、風呂場から網戸をはめ込み、似非DIY終了。うーん、上出来だ。

この春は、業者に頼んで洗面所とトイレのリフォームをしたし、家の修繕ブームが続いている。ついでに、風呂場の換気扇交換の見積もりをしてもらったら、割と安かったので、そのうち業者に頼む予定である。後は、障子の張替えと壁紙の張替えだけど、それは、俺の似非DIYで何とか…。でも、昔、壁紙の張替えで大失敗したし、やっぱり業者に頼んだ方が無難かなァ。

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お取り寄せ豚まん

2024年05月13日 10時23分12秒 | 飲食ふらふら

たまたま見たネットニュースで、某女優さんが「551蓬莱」の豚まんを美味そうに食べていた。知人が、「551蓬莱」の豚まんが食べたい、と熱弁していた。特に豚まんが好きでもないが、そんなことが続いたので、「551蓬莱」が妙に気になっていた。3月頃に、ネットでお取り寄せしようかと迷っていたら、タイムリーな事件が発生。「551蓬莱」の豚まんにビニール片混入だとッ!

一旦、お取り寄せを諦めたが、どーにも気になって仕方ない。寧ろ、ビニール片混入の騒ぎで「551蓬莱」の豚まんがメディアに出まくったので、より一層、喰いたくなってしまった。で、騒ぎが落ち着いた3月末に満を持してお取り寄せ。amazonで「蓬莱本館お試しセット」2600円をネット注文した。豚まん4個、ジャンボ焼売4個、餃子8個のセットである。

喰ってみると、何とも微妙…。そこそこ美味いんだけど、そこまで注目されるほどかなァ。豚まん75点、ジャンボ焼売85点、餃子70点、てな感じだろうか。後日、「551蓬莱」の豚まんが食べたい、と熱弁していた知人に同封されていたチラシを見せて自慢したが、意外な事実を知ってズッコケた。「551蓬莱」と「蓬莱本館」は、別の会社らしい。な、なんてこったいッ!

「餃子の王将」と「大阪王将」のパターンと似たようなもんか…。先日、喰いに行った中華街の「景徳鎮」も同じ名前の別会社があるらしいし、中華は分裂するものらしい。数週間後、諦めきれずに再びお取り寄せ。amazonで「551セット」3210円をネット注文した。豚まん4個、焼売10個のセットである。人気があるだけに、ちょっと高いねェ。賞味期限も短いし。

喰ってみると、確かに、こっちの方が美味い。豚まん87点、焼売88点てな感じだろうか。人生で喰った豚まんで最も美味いけど、正直、リピートする気にはならないなァ。送料で1000円ぐらい割増しになっているから仕方ないけど、これで3210円は、コスパが悪い。つーか、俺は、豚まんより焼売の方が好きらしい。次は、高級な焼売をお取り寄せしてみるか。

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読書覚書2024 #1-3

2024年05月12日 12時45分14秒 | 読書ふらふら

「幽談」
著者 京極夏彦
ふらふら度★★★☆☆
20231124金→20240123火

「冥談」
著者 京極夏彦
めらめら度★★★☆☆
20240123火→20240204日

「眩談」
著者 京極夏彦
めらめら度★★★☆☆
20240204日→20240401月

読書歴30余年、1021~1023冊目の読破である。去年の11月24日から今年の4月1日まで、約4ヶ月もかけて、ちびちびと読んだ。この3冊は、京極夏彦さんの「現代怪談シリーズ」の第2作、第3作、第4作で、計24話の短編が収録されている。第1作の「旧談」は、持っていなくて未読だったが、繋がりのない短編集なのでスルーした(「旧談」だけ、どこの古本屋にも売ってなくて…)。

ずっと読書欲が停滞していたので、短編を1つ読んで投げ出して、また1つ読んで投げ出しての繰り返しだったなァ。根っからの怠け者なので、一旦、読書欲が停滞モードに入ると、なんかダルダルになっちゃって…。大好きな京極夏彦さんだけど、この「現代怪談シリーズ」は、オチのない不気味な話の連続なので、夢中になって読む感じでもなかったし。

第1作の「旧談」と、第5作「鬼談」、第6作「虚談」まで買い揃えて一気に読むつもりだったが、中々、古本屋で見つからないし、読書欲も回復しないので、一旦、このシリーズは終わりにしよう。さて、久々に長編を読むぞ、と思ったが、どーにも気が乗らない…。最近は、映画もロクに観てないし、休みの日はダラダラと寝ているだけだ。無気力って、怪談より怖いかも…。

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映画覚書2024 #1

2024年04月22日 11時01分10秒 | 映画ふらふら

「デューン 砂の惑星 PART2」
2024年 アメリカ
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演 ティモシー・シャラメ ゼンデイヤ
映画館(字幕) T1H0
ふらふら度★★★☆☆

3月23日に観た映画を振り返る…。大ヒットしたらしいけど、個人的に中の上ぐらい。確かに映像は、滅茶苦茶、美しい。物語は、壮大なSF叙情詩って感じ。でも、単純に面白いかと言えば、ちょい退屈なのだ。芸術性が高いが故に、当然、エンタメ性が低いわけで…。「スター・ウォーズ」を超えたなんて言っている人がいるが、比べる対象ですらないと思うんだよねェ。

早くもPART3の制作が決まったらしい。うーん、PART1が公開される前は、原作も読みたいと思っていたが、今になってみると興味ないかも。SF映画に文学性や芸術性を求める人々の気持ちが解りません…。SF映画に必要なのは、なによりエンタメ性だ。戦闘機のビームが宇宙空間を飛び交い、光の剣でチャンバラした方が面白いに決まっているじゃん。まァ、個人の意見ですけど…。

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