徒然日誌

映画、演劇の感想はおそらく例外なくネタばれ注意!です。

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不明熱の原因精査

2009-06-19 | 備忘録
まあ、誰もこんなの読みたくないと思うので、適当に流してください。
これを書こうと思った要因は、不明熱と診断されてまず自分が一生懸命やったことがWEB検索だったから。いろんな症例は参考になったし、他の人もきっと同じだと思うので備忘録として書いておこうと思います。…もっとも、結局診断ついていないので、参考にならないかも…ですが(苦笑)。

[経過]
39度以上の発熱があり、市販の解熱剤で効き目が切れるたびに39度以上の発熱を繰り返すので近医を受診。炎症値が高く抗生剤を処方されるも、クラビット、クラリスともに2時間程度の解熱作用しかなく。1週間の発熱を経て大学病院総合診療部を受診。原因精査のために入院となる。

[症状]
発熱(39度以上)、高熱時に胸に皮疹(解熱時には消滅)、咳、頭痛 等
リンパ節の腫れ、喉の痛み等風邪の症状はあらわれず。
眼科検査にて硝子体混濁(自覚症状としては飛蚊症)を確認。
また、発熱から3週間後に結節性紅斑発症(1ヶ月で軽快)。
解熱剤を服用していたが、結局高熱は1ヶ月程度継続。

[医師と話したこと]
・発熱の経過(いつからどの程度の熱が続いているか等重要らしい)
・半年以内の渡航歴(ヨーロッパ、アメリカ、南ア等こんなときに限って多い!)
・猫と交流がある(噛まれたりひっかかれたりする環境にある)
・山道等へ行った経験を聞かれるも経験なしと回答。
等々

[実施した診察、検査]
・産婦人科(エコーで熱源調査)
・眼科(眼科的症状の検査-発熱に伴いいろんな症状が発症する場合あり。当方の場合は硝子体混濁を発症)
・血液内科(骨髄生検、骨髄穿刺)
・皮膚科(結節性紅斑確認のための皮膚生検)
・画像系検査:胸部レントゲン及び全身のCT、MRI、ガリウムシンチ、PET-CT
・腰椎穿刺(脳脊髄液採取)
・ツベルクリン反応
・尿検査
・血液検査、血液培養 等

血液検査の結果としては、炎症値が高い(CRP、赤沈)、肝臓の値が悪い(GOT、GPT、LDH)、白血球やや低め、腎臓の値は正常(クレアチニン、尿酸)、そんなとこでしょうか。

不明熱の原因となる病気の7割は、細菌、ウィルスによる感染症、腫瘍、膠原病だそうです。それぞれの症状にあわせて該当しそうな病気をピックアップし、除外診断していきます。最終的に残ったものが診断されるというわけですが、不明熱の診断もいってみれば確率の問題かな、と思いました。多くの症状が出ていれば確定診断まで持っていけるけど、不明点が多ければ確定できない、ま、当たり前か。

[感染症の除外]
血液、尿、脳脊髄液、骨髄液等の検査にて否定。具体的には、結核、梅毒、HIV、サイトメガロウィルス、トキソプラズマウィルス、EBウィルス、マイコプラズマ、パルボウィルス、B型、C型肝炎ウィルス等を否定。上記検査を踏まえ、2週間以上の高熱継続により感染症は除外。

[膠原病の除外]
自己抗体の検査、血液検査で成人スティル病、全身性エリテマトーデス(SLE)を、ガリウムシンチでサルコイドーシスを、ガドリウム造影によるMRIで高安病をそれぞれ否定。まだ除外されていない膠原病はありますが、それはまたの機会に(苦笑)。

[腫瘍の除外]
全身のCT撮影にて腫瘍を明示する所見なし。

と、まあ、こんな具合に、いろんな病気が除外されていったわけです。聞いたことないような病気が山ほど(苦笑)。
1ヶ月ほどの検査入院を経て、まあ、結局診断がつかず、病勢が弱まってきたこともあり、これ以上検査しても診断に寄与しないとの判断で経過観察となりました。退院後の経過を簡単に書きますが、退院後2週間で解熱剤を飲まずに発熱しない状態まで回復、炎症値、肝臓系も正常値まで戻りました(ちなみに現状それが1ヶ月程度続いています)。

ここまで書いて勘のいい方ならお気づきかと思いますが、血液腫瘍について上記ではまだ除外できていません。ガリウムシンチ、PET-CTで骨髄への集積が多少あったので否定しきれずといったところ。骨髄穿刺、骨髄生検ともに実施しましたが、血液内科の先生に言わせればもっと悪化しないと結果はでないかも、と。実際、どちらも診断に寄与する結果は得られませんでした。しかし、これまでの私の原因病の最有力候補は血管内リンパ腫という悪性リンパ腫の一種。腫瘍自体はCT等で完全に否定されていますので、悪性リンパ腫で見られるしこりもありません。でもねー、悪性だしねー。結構精神的にキテましたけど、昨日の定期検診で、血液検査の結果が継続的に良好なので、血管内リンパ腫の可能性は低いといわれました。まあ、まだ完全否定ではないのでここで書くのはどうかなーと思ったのですが、除外に対する強い意志として(笑)。

退院から一ヶ月半経過の現在の状態としては倦怠感が残っている程度です。これが結構つらいんですけどね。
体もだるいし、面倒で何もしたくないし、集中力ないし、今まで愉しんでできていたことさえ面倒に感じる今日この頃、主治医は「うつ」を疑っています。経過が長く、診断のつかない患者さんには必発らしいです。体中があちこち痛いのも、病気の症状とは異なるみたいで、それも「うつ」症状かも、と(ちょっとは自分でもそう思ったりしますが)。でも、(主治医には何度も確認されましたが)私は死にたくはなりませんけどね。怖いし。

というわけで、あとは膠原病で除外できていないものもありますが、これだけ経過がいいとこのまま治まってしまう可能性もあると楽観的に期待。リンパ腫の(若干)否定で気持ちを盛り上げて「うつ」もどきに対抗していこうと思います。
ちなみに、昨日の検診で中国人の先生がいらしたので診ていただいたところ、体温的には発熱しないものの、まだ熱源が残っているための倦怠感だろうということでした。小柴胡湯という漢方薬が効くのではないかとの助言だったので、今はそれを服用しています。さすが漢方のプロと主治医が感動してました(笑)。

早くこの状態から抜け出せますように!



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101 コメント

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使用していた薬 (sachi@管理人)
2009-06-21 09:58:48
書くタイミングがなかったので、使用していた解熱剤を書いておこうと思います。

カロナール→ロキソニン→ジクロフェナク→クリノリル+カロナール

カロナールは解熱鎮痛剤、そのほかは解熱作用のある抗炎症剤です。
私は比較的解熱剤は効くほうだったと思います。カロナール、ロキソニンも体にあってたし、ジクロフェナクも結構効いてたし。ジクロフェナクはあまり続けるのはよくないということでクリノリルに変更しましたが、クリノリルは解熱効果はほとんどなかったです。カロナールを併用しないと耐えられませんでしたね(苦笑)。
Unknown (ネコねこ)
2009-06-21 16:30:49
大変だったんだね~...
たくさんたくさん検査したんだ(/_;)
お疲れさんだったね。
仕事に戻ったんだね~。でも、無理しないでね。
体が1番大事だよ。つらかったら人の事なんて
考えすぎないで、お休みしてね。
Unknown (ayami)
2009-06-21 18:55:56
沢山の病気の名前と検査…本当お疲れさまです。
倦怠感、なくなるといいですね!
今までの普通の生活に、早く戻れますように…
まあね。 (sachi@管理人)
2009-06-22 19:51:14
ネコねこさん。

まあ、あれだけ羅列してあれば、なんかすごーく大変だった感じがするよね。でも、1ヶ月あったからね…。ただ、画像系はいいけど、各診療科の検査はすべてがすべて痛い!(苦笑)皮膚生検とか骨髄生検とか泣きそうだったけど、先生がたはお上手だったので実際一番痛いのは麻酔でした(笑)。この病院でよかったって感じ(笑)。
来週からフルタイムに復帰予定だけど、ま、なんとかなるっしょ。
ありがとね。

ayamiちゃん。

結構いろんな病気を除外してくれてるよね?私がというより先生方がきっと大変だったのではないかと思うのだけど、結局原因がわからず、なんか申し訳ない気分でした(笑)。でも、これだけ除外されていれば、重篤な悪い病気は全部除外されてるから大丈夫って思えるんじゃないかな、と考え方をポジティブシンキングにしたら心が軽くなりました。まあ、気の持ちようってことっすね。
コメント、ありがとね。
お久しぶりです。 (Okky)
2009-07-04 07:47:10
 おはよう、sachiさん。

 久しぶりにやって来たら・・・sachiさん、大変だったのですね。1ヶ月の検査入院とその後の状況を読んでびっくりしてしまいました。
でも、今はほとんど回復していて職場にも復帰しているようで安心しました。もうちょっとですね。

 この期間はsachiさんの好きな舞台や映画を観に行けないストレスも溜まったのでは?
僕も最近は忙しくて・・・(休日はほとんど休養日なので)舞台や映画を観ることも少なくなっています。
先日、「楽屋」を観たので、sachiさんも観たのかな?・・・と思って来てみたのです。

 また来ますので。 
遅くてごめんなさい。 (sachi@管理人)
2009-07-20 21:36:11
Okkyさん、お久しぶりです。
まあ、いろいろとありましたが、今はほぼ大丈夫ですよ。
ちょっと面倒くさい病で、映画も舞台もほとんど行ってません。チケットとるのも面倒なので、とりあえず今持ってるのは、病気の前に買った「ジェイン・エア」くらいかな。
早く普通に戻らないかなーって感じです。
コメント、ありがとうございました。
大変でしたね。 (みみー)
2009-07-31 15:22:54
血管内リンパ腫は発見が難しい病気でしたが、最近の研究で三ヶ所以上のランダム皮膚生検、肝生検で診断が可能になってきたと文献に書いてありました。

高熱が続かなくなったのは大変素敵なことですが、不安が拭いきれない部分があれば、セカンドオピニオン的な考え方で、他の大学病院などにもいってみても良いかもしれません。

急にコメントすみません。うちの患者さんに血管内リンパ腫の方がおり、心配になってコメントしてしまいました。
どうもです。 (sachi@管理人)
2009-08-02 23:08:29
みみーさん、こんばんは。

ご心配ありがとうございます。
ランダム皮膚生検で発見可能になったというのは、Webで読みまくっていたどこかの資料にありました。入院中には肝生検をやるとか、あと大腿骨が痛かったのでそこを生検してみようとかいろいろと先生がたにはご検討いただいたようですが、結局やりませんでした。もう少し病勢の強い期間が長引いたらきっと実施していたと思うんですが…。
セカンドオピニオンはどうしますか?と退院時に確認されましたが、やめました。自覚している症状は確かに少ないし、検査の結果に対する対応も、退院時に説明していただき、自分で納得しています。不安がぬぐいきれたかといえば、まったく嘘になりますけど(苦笑)。
まあ、入院していた病院は、偶然にも、不明熱の原因を確認するならここの病院とネットで書かれていた病院だったし、不明熱に詳しい先生もいらしたし、信頼してみることにしました。
本当に治りきっていないなら、早く病状をはっきりさせて治療に入りたいのですけど、それができないなら、せめてこのだるさだけでもなんとかしてほしい。なんてね(笑)。

コメントどうもありがとうございました。些細なことでも、書いていただけるととてもうれしいです。

わたしも (kei)
2009-10-04 01:17:28
sachiさんのブログを読んで、びっくりしています。
私の症状と同じなのです。
不明熱で2ヶ月入院しました。結局、赤いぽつぽつがでてきて結節性紅斑という診断がつきました。
ちなみに、私も飛蚊症です。


同じ症状ですか… (sachi@管理人)
2009-10-18 01:24:36
keiさん、こんばんは。遅レスでごめんなさい。
同じような症状なのですね。
結局熱は下がりましたか?
高熱、結節性紅斑、目の症状が当てはまる病気はたくさんあるので、私の場合は原因はまだ特定できないといわれています。ただ、検査だけはたくさんしたので、原因精査を実施した上での不明熱(全体で3割くらいあるらしいです)の予後はいいらしいので、今はあまり心配しないようにしています。
やっぱり意外と同じような境遇の方っているのねー、と。治ったかどうかがわからないところが、ちょっと不安ですけどね。

お互い、調子よくなるといいですね。
コメント、どうもです。

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