オンライン句会入賞発表

■水煙発行所主催■

2月句会選者詠

2006-02-10 23:08:50 | 2月句会
■選者詠/高橋信之

★暁けの空ひろびろとして桜芽木
静かに明け行く空は高く広々とした中の芽を抱いた桜の木の勢いを感じます。(大山 凉)
清々しい夜明けの空に桜芽木。春到来の希望にあふれ、心も広がります。(池田多津子)

★鴨楽し空の光を池に置き
池も空も区別無く光の中にあり、鴨が自由に遊んでいる様は、平和そのものだと感じます。(日野正人)

★ポプラ芽木の窓全面を揺れ動く


■選者詠/高橋正子

★船を射て春の夕日の沈みたり
壮大な景が浮かびます。詠みかたも素直です。(瀧口文夫)
互いにひきたてる船の存在と夕日の存在。春の夕暮れの一瞬。(矢野文彦)

★春禽の打てる羽音をしかと聞き
春のさきがけとなる羽音がとても新鮮です。確かな春の訪れをしっかりと認識させてくれる強く明るい音です。(藤田洋子)

★風闇へ豆撒く北戸開け放ち


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1 コメント

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ありがとうございます。 (高橋正子)
2006-02-13 00:58:39
文夫さん、文彦さん、洋子さん、選とコメントをありがとうございます。春の夕日の句は、その景色を皆様にご覧いただきたいくらいでした。
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