
大祖大神社・今井津須佐神社(福岡県行橋市)をフォトギャラリー(福岡)に掲載しました。
国道10号線を南下し、行橋バイパスに入って今川に架かる新今川橋を越えておよそ1Km弱の「金屋交差点」で左折(海側に)1.5kmの元永地区に鎮座されています。
大祖大神社(たいそだいじんじゃ)
御祭神:天之御中主之大神、高御産霊大神、神御産霊大神
草創 :太古この地に天地の神霊を祀り、のち之を妙見神(造化三神)とす。天暦六年(九五二)
須佐神社:<通称>今井のお祇園様(いまいのおぎおんさま)
御祭神:建速須佐之男大神、奇稲田比売大神、八王子大神
草創 :昌泰三年(九〇〇)の固有神籬説と建長六年(一二五四)の伝来勧請説とがある。ともに初め今津金屋にあり天正期に現在地に遷座とする。
一神社にみえるが、実は大祖大神社と須佐神社と二社が並立する。本殿は別社殿、そして別法人。幣拝殿以下は共通。大祖大神社は元永・長井地区の氏神神社であり、須佐神社は特定地区の氏神ではなくて広く北部九州の守護神である。因に、今井地区の氏神は熊野神社(行橋市今井二二〇三)である。
北部九州の祇園信仰の中心社。
--「大祖大神社・須佐神社由緒参拝のしおり」より抜粋--
神額には両社の社号が併記
城壁のような石垣の上に建つ回廊の間の石段を登ると境内にでる。
左手に社務所、正面に両社共通の拝殿、その奥に本殿が夫々分かれてあります。

拝殿向かって右が大祖大神社
左に須佐神社
回廊
県指定無形民俗文化財 「今井祇園行事」
今井祇園祭は、例年7月15日から8月3日まで行われる、豊前地方を代表する夏祭り。
この祭りの起源は、建長六年(1254)、この地方に疫病が大流行したとき地頭職らが京都の八坂神社より祇園社を勧請し、翌年から悪病退散のお礼として始めた祭りにあるといわれている。神社の起源については356年遡る昌泰元年(898)とする説もある。
現在、祭りの内容は、山車、八つ撥、連歌奉納の三つが中心となっている。山車は日ごろ祓川河口に埋められている楠の大輪を堀り出して、参道の今井区に組み立てる古式豪壮なものである。
連歌奉納は、今では全国で唯一ここだけに生きつづけている法楽神事である。
行橋市教育委員会
--境内案内板より--
国道10号線を南下し、行橋バイパスに入って今川に架かる新今川橋を越えておよそ1Km弱の「金屋交差点」で左折(海側に)1.5kmの元永地区に鎮座されています。
大祖大神社(たいそだいじんじゃ)
御祭神:天之御中主之大神、高御産霊大神、神御産霊大神
草創 :太古この地に天地の神霊を祀り、のち之を妙見神(造化三神)とす。天暦六年(九五二)
須佐神社:<通称>今井のお祇園様(いまいのおぎおんさま)
御祭神:建速須佐之男大神、奇稲田比売大神、八王子大神
草創 :昌泰三年(九〇〇)の固有神籬説と建長六年(一二五四)の伝来勧請説とがある。ともに初め今津金屋にあり天正期に現在地に遷座とする。
一神社にみえるが、実は大祖大神社と須佐神社と二社が並立する。本殿は別社殿、そして別法人。幣拝殿以下は共通。大祖大神社は元永・長井地区の氏神神社であり、須佐神社は特定地区の氏神ではなくて広く北部九州の守護神である。因に、今井地区の氏神は熊野神社(行橋市今井二二〇三)である。
北部九州の祇園信仰の中心社。
--「大祖大神社・須佐神社由緒参拝のしおり」より抜粋--
神額には両社の社号が併記

城壁のような石垣の上に建つ回廊の間の石段を登ると境内にでる。

左手に社務所、正面に両社共通の拝殿、その奥に本殿が夫々分かれてあります。


拝殿向かって右が大祖大神社

左に須佐神社

回廊

県指定無形民俗文化財 「今井祇園行事」
今井祇園祭は、例年7月15日から8月3日まで行われる、豊前地方を代表する夏祭り。
この祭りの起源は、建長六年(1254)、この地方に疫病が大流行したとき地頭職らが京都の八坂神社より祇園社を勧請し、翌年から悪病退散のお礼として始めた祭りにあるといわれている。神社の起源については356年遡る昌泰元年(898)とする説もある。
現在、祭りの内容は、山車、八つ撥、連歌奉納の三つが中心となっている。山車は日ごろ祓川河口に埋められている楠の大輪を堀り出して、参道の今井区に組み立てる古式豪壮なものである。
連歌奉納は、今では全国で唯一ここだけに生きつづけている法楽神事である。
行橋市教育委員会
--境内案内板より--