九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

ナベコウ(長崎県諫早市)

2012-11-02 22:37:17 | 野鳥

 11/01(木)、2012年のカレンダーも残り2枚となりました。前々から気になっていた、長崎県諫早市までプチ遠征してきました。7時前に自宅を出発、九州自動車道、長崎自動車道と乗り継ぎ、目的地には9時過ぎに到着しました。

 前日お教え頂いた、本命のポイントに到着した時にはどんよりと曇り、小雨もぱらつく生憎の空模様となり、なにやら幸先良くない予感。周囲を2、3回、くまなく探索しましたが、アトリとマヒワの群れが電線に止っているのとカラスのみ見つけることが出来ませんでした。情報では多くのカメラマンが駆けつけたとのことでしたが、この日は先客はいませんでした。
 アトリの群れなどを撮影して待機していましたが、全く気配はなく、もう一つの目的ナベコウの探索に向かうことにしました。
 しばらくして、車2台とカメラを抱えた数名の方を発見、近づいて伺うと、ナベコウがさっきまで居たが、はるか彼方に飛び去り見失ったとのこと。この方々のお話によると、本命は昨日(10/31)朝までは見られたが、それ以後、見られなくなり飛び去ったようです。
 本命、第2本命ともに空振りかとあきらめかけていましたが、気を取り直して飛び去った方向を探索することにして出発。
ほどなく田んぼにアオサギと並んでなにやら黒い物体を発見、目標のナベコウです。しばらく餌取をしていましたが、アオサギに追い立てられたのか、2羽とも飛び立ちました。幸運にも上空を数回旋回して、少し離れた場所に舞い降りるの確認できました。

  

  

  

  

  
 
 ナベコウの名前の由来を調べてみました。漢字で「鍋鸛」と表記するとおり、お腹の部分は白いのですが、その他の部分の色が、光沢のある黒色、すなわち、鍋の底の色みたいということから付けられたのこと。英名はBlack stork、黒いコウノトリそのまんまですね。

 本命には残念ながら出会えませんでしたが、なんとか地上と、上空を舞う姿を撮影でき、大変満足できました。また地理状況等も良く分かりましたので、今後のためにも大変参考になりました。

 帰りは時間もありましたので、丁度はじまったばかりの佐賀バルーンフェスタと思いましたが、駐車場が離れた場所でしたので、急遽、干潟与賀公園の海の紅葉「シチメンソウ」に変更しました。ここでも多くの見物の方々で露店も出て賑わっていました。この場所はシギチの観察場所でもありますので期待しましたが、潮時が悪く全く見ることが出来ませんでした。

撮影機材:カメラ:Nikon D3
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2012年11月01日11:28~
撮影場所:長崎県諫早市

全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

ナベコウ(長崎県諫早市)


                             ここをクリックするとフルスクリーンの画像が見られます↑  

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« チョウゲンボウ(福岡県宗像市) | トップ | ノビタキ(福岡県宗像市) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野鳥」カテゴリの最新記事