九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

曽根の猛禽3種(北九州市小倉南区)

2017-12-20 18:16:05 | 野鳥

 12/03(日)この日開催された日本野鳥の会北九州支部の曽根海岸定例探鳥会(毎月第一日曜日)で見られたハイイロチュウヒを目標に12/07(木)、9(土)10日(日)と通いました。
 ハイイロチュウヒは先月の諫早でも撮ることが出来ました。また近くでは山口のきらら浜近隣が有名です。自宅から30分ほどの曽根では昔は飛来していたようですが、最近は見られなかったようです。それでこの機会は逃してはなりません。
 目標のハイイロチュウヒは小生は結局、12/07の一回のみで、後は出てくれませんでした。この間、見られた、コチョウゲンボウ、ハイタカの3種を掲載します。


1.ハイイロチュウヒ
 12/07(木)田んぼで待機していましたが出てくれず、干潟が気になり、堤防に移動しました。幸いしばらくして割と近くを低空で横切って、海に出ていきました。その後、戻って来るのを期待しましたが、願いは叶いませんでした。

 
ハイイロチュウヒ(灰色沢鵟、学名:Circus cyaneus、英名:Hen harrier,、科属:タカ科チュウヒ属、体長:48cm、時期:冬鳥)
 チュウヒ類はタカ科の鳥としては、雌雄の羽衣(うい)の相違が著しい。この鳥の和名は成鳥雄の美しい灰色の羽衣による。
 冬鳥として渡来し、チュウヒと同様の環境に棲息。年により、成鳥雄の渡来数はかなり異なる。タカ好きの人は美しい成鳥雄を見るのを楽しみにし、「灰チュウ」と呼んでいる。 
 (安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 223頁)

  

   

 
 12/08、ハイイロチュウヒを撮られた某氏が図鑑(ワシ・タカ・ハヤブサ識別図鑑 真木 広造 (著)平凡社、2012/12/21)に掲載されている、「アメリカハイイロチュウヒ」ではないかと指摘され、皆さんで確認し、話題となりました。NET等検索しましましたが、分かりませんでした、今後の課題とし、ご存知の方のご教示をお願いします。




2.コチョウゲンボウ
 12/09(土) この日も堤防で待機しましたが、午前中は全く出てくれませんでした。正午すぎになって、遠くの田んぼにコチョウゲンボウが降りたのを見つけてくれました。コチョウゲンボウは雌は見たことがありましたが、この個体は成鳥雄のようで、小生にとって初見・初撮りです。見つけてくれたO氏に大感謝です。


コチョウゲンボウ(小長元坊、学名:Falco columbarius、英名:Merlin、科属:ハヤブサ科ハヤブサ属、体長:31cm、時期:冬鳥)
 チョウゲンボウより小さいのでこの名である。冬鳥として渡来し、農耕地帯や干拓地んどで越冬する。チョウゲンボウに比べると飛行は敏速。地面の上空を低く飛んで、主に小鳥類を狩り捕っている。 
 (安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 225頁)

  

  


3.ハイタカ
 コチョウゲンボウの興奮が冷めないうちに、今度は眼の前をハイタカが飛んで来て近くの茂みに止まってくれました。
今迄も何度か止まったのを見たことはありましたが、今回のような近くは初めてです。ただ止まったところが悪く背景がうるさく、残念です。


ハイタカ(鷂、灰鷹、学名:Accipiter nisus、英名:Eurasian Sparrowhawk、科属:タカ科ハイタカ属、体長:32cm(雄)、39cm(雌)、時期:留鳥、冬鳥)
 素早く飛びまわり、小鳥を襲う。「疾き鷹」が転じてハイタカになった。 
  (安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 255頁)

  

  

撮影機材:カメラ:Nikon D500
     レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2017年12月07日10:15~ 、12月09日12:13~
撮影場所:北九州市小倉南区


全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。

曽根の猛禽3種(北九州市小倉南区)


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