道東探鳥ツアーの2日目(2/12)午前中の落石ネイチャークルーズに続いて、午後は友知海岸、歯舞漁港から納沙布岬、根室漁港、花咲漁港と根室半島を反時計回りに巡り、風連湖畔の民宿風連に帰還しました。
各漁港ではコオリガモ、シノリガモなど観られましたが、初日のような感激はありませんでした。小生にとってのライファー(初見・初撮り)のワシカモメを掲載します。
最初は友知漁港近くの道路沿いの堤防に、シロカモメ、オオセグロカモメなどと一緒に群れていました。
納沙布岬灯台を望む景色の良いところを飛んでいましたが、まもなく沖の小島(岩礁)に舞い降りました。
最初、オオセグロカモメかと思いましたが、上面がセグロカモメのように薄い青灰色、初列風切の先端も黒くなく、ワシカモメと思われます。
ワシカモメ(鷲鴎、学名: Larus glaucescens、英名:Glaucous-winged Gull、科属:カモメ科カモメ属、体長:65cm、時期:冬鳥)
【分布・生息環境】冬鳥として主に北日本に渡来し、西日本では少ない。沖合い、沿岸、港、河口に生息する。
【特徴】4~5年目で成鳥羽になる。雌雄同色。翼が短めで胴が太く、どっしりとして見える。冬羽は頭部から胸に灰褐色斑が一様にあり、体下面は白い。上面は青灰色。尾は白い。初列風切が灰色なのが本種の特徴。嘴は太くて黄色く、赤色斑がある。足はピンク色。
(真木広造 『日本の野鳥650』、平凡社、2014年 328頁)
撮影機材:カメラ:Nikon 7100
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2015年02月12日13:30~
撮影場所:北海道根室市友知海岸~納沙布岬
おまけ
1.オオセグロカモメ
上面が濃く黒灰色、初列風切先端は黒く、嘴もワシカモメよりやや細く見えます。ワシカモメとの違いがよく分かります。
2.ワシカモメが舞い降りた小島
4.納沙布岬灯台を望む
3.アザラシ
ワシカモメの舞い降りた小島の近くの海上になにやら浮かんでいるのが見つかりました。すぐに潜ったりしていましたが、どうやらアザラシ(ゴマフアザラシ?)のようです。
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
ワシカモメ(北海道根室市)
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