徒然すまっぷ

日々のSMAPについて徒然に。かなり中居さん寄りですが全員チェキしてます。最近は日々雑感も多いかな(汗)

子宮を全摘しました6~手術当日~

2018-05-06 08:58:17 | 子宮腺筋症のこと
病院の朝は早い!
5時過ぎに目が覚め、5時半には検温。
6時には絶飲になるので、そこまでに水を飲む。

6:20
浣腸(グリセリン浣腸)看護師さんにやってもらうんだけど、人に浣腸されるなんて
小さい子供の頃以来だわ(・∀・;)いちじく浣腸よりも量が少し多いんですって。

先にベッドに防水シートを敷いて、浣腸した後に万が一・・・があっても良いように準備。
それと一気に出すことで、めまいや冷や汗が出たりするかも知れませんとの注意点。
看護師さんは出来れば5分くらい我慢出来ればとは言ったけど、これ1分も持たないよ(・∀・;)
更に出したら看護師さんに状態を見てもらうんだけど、自分のクソ野郎を人様に見せるなんて
赤ちゃん以来だ…

7時頃
術着?に着替える。これ後ろに結び目があるので一人では着られないので
着せてもらう。下着は直前に紙パンツ(ティージーパンツ)というオムツみたいなパンツに
履き替えます。

7:35
母が到着。ほぼ同時に手術の予定が15分遅れると連絡あり。

まだ時間があるなぁと思った時に、radikoのタイムフリーで
サムガを聴いてた。気持ちが落ち着いた。

8:30
予定時間の5分前に出発するので、その前に紙パンツに履き替え。
これスカスカする・・・心許ない(・∀・;)
術着の中はこれだけ。
担当看護師さんが呼びに来て、エレベーターで手術室のある階へ移動。
母に貴重品入れのカギとスマフォを渡す。
術後に取った子宮を写真に撮ってもらう為。扱い方だけはしっかりレクチャー。

手術室の入り口は、まず備品やら色々なものが置いてあり、そこで手術に
係わるスタッフさんが集合。麻酔科医や手術室の看護師さん達。
ここでは事前に渡してある各種同意書を確認していく。
私はついつい物珍しいので部屋をぐるぐる見回してたw

その奥には、またちょっと違う部屋があって、待機部屋?回復室かな?
いよいよ手術室へ。
母へ「行ってきまーす」と声を掛けて、看護師さんに連れられて手術室へ。
後ろからはスタッフさんがゾロゾロ。なんだかすごい人になった気分(笑)
でも実は、こんなに多いのは4月だからだそう。つまり新人さんがいっぱいいた訳。
そういや初日の昼の担当の看護師さんも夜に担当してくれた看護師さんも二人だった。

回復室を通り抜けて、手術室へ。意外と狭い。
ベッドも細くて、その上には空気で膨らんだビーチマットみたいなのが置いてあって
それが温かかった。お陰で体が緊張することなかったです。
ベッドに横になると真上には無影灯が二つ。歯医者さんで見るような感じなので
あんまり緊張とかしない。
事前にベッドが狭いので、腕を台に固定しますと言われていて、腕だけを乗せる台に
腕を乗せると、左手の甲には点滴を、右腕は血圧を測るもの。
右手は温かい手で握ってくれていたのが更に安心感。
額には脳波を測定するものをペタペタと貼られる。これちょっとチクチクする。

麻酔は「眠くなる薬入れまーす」と言われて点滴に薬が入ってから
数え始めた。5秒で急に気持ち悪くなって、6秒でここままじゃ吐く!と思ったら
7秒を数えたか覚えてないくらい、一気に意識が落ちた。

肩を叩かれ声を掛けられて、目を覚ますと同時に口から何かを取り出してました。
これが麻酔が覚める瞬間に外される人工呼吸器なんだなと分かりましたが、痛みとかは特に無し。
体感的には20分程度寝た感じ。
その後シーツごと?ベッドに移されて、移動。
回復室では、少しずつ目が覚めていく感じだけど目を開けたりは出来なくて
ちょうど眠くなりそうなちょっとふわふわした感じ。
ここで自分から夢を見ていたと言ったのか、看護師さんが聞いたのか「なんの夢ですか?」と聞かれて
「SMAP」と答える私。
何を見たかは覚えてないけど、多幸感のようなのがあって咄嗟に出た。つくづくスマヲタなんだと実感。
その後、時間を尋ねたら16時過ぎだと言われて「え?」と。
だって手術室に入ったの、午前9時ごろなのに!?
待たされてる母の事を考えた。きっと心配させたなと。
でもなんでそんなに時間が掛かったのかは分からず。

その後ベッドのまま部屋に運ばれて、左手はまた点滴をしているから
右手にナースコールを握らされる。この時点ではまだ酸素マスクをしている状態。
でもこれ快適だった。酸素と共に水蒸気?が来るので、口の中が乾燥しなくて良かったのと
鼻のつまりがなくて、息がしやすかったから。
それを途中で外された後に、鼻がつまり酸素が少ないようなのでと鼻に直接入れるタイプの
酸素吸入器を装着される。
結果、これが更に鼻をふさいで口呼吸しかできない状態に(笑)
多分空気が直接勝手に流れ込んではいるんだろうけど、鼻で息を吸える状態ではない。
朝までには血中酸素も増えてきたのでと外してもらえた。

部屋に戻って母と再会。
母によると、予定時間を過ぎても一向に出てこないので聞いてみると
「大腸との癒着が酷くて、それを剥がすのに時間が掛かった」と。
終わった後に先生に説明を受けるんだけど、先生もとても疲れた様子だったらしい。
しばらくして先生が様子を見に来た時にも「大変だったよ~」と言っていたので
本当に大変な手術をして下さったんだな。
よくぞ開腹に切り替えず、腹腔鏡だけで癒着剥離したな~本当に優秀な先生なんだな。

この手術・入院で一番つらかったのが、この術後の一晩。
顔や体は点滴でパンパンに浮腫んでいて、指はあまり曲がらず。お腹は手術の為に入れた
炭酸ガスの為に膨らんでいる。足には血栓を防ぐためのフットマッサージャー。
1時間半くらいごと?に看護師さんが様子を見に来て、血中酸素、血圧、検温に来て
その都度目が覚める。ずっと同じ体制なので腰が痛くなってくる。
かと言って、自分で寝返りは出来ず看護師さんに一度体制を変えてもらったけど
それもあまり良くならず元に戻してもらった。
足にはマッサージャー、尿道カテーテルも入ってるから下半身が全然動かせない。

夜になって、膣の中に入れていた止血用ガーゼを引き抜くんだけど、体も動かせないから
されるに任せてるんだけど、バリバリと痛い( ;∀;)
でもそれ以外の痛みはほとんどなくて、痛み止めの薬が使われてるからだと思うけど。

口の中のネバネバと切れにくい痰と腰の痛みと戦いつつの一晩だった。

この時に活躍するのが、蓋つきのコップとストロー。
手に届くところにセットしてもらって母は帰宅。
口をゆすぎたくなったら、それで水を含んで膿盆に吐き出す。
徐々に水分が抜けていくのか、少しずつ体は動かしやすくなっていく。

やっと朝を迎えて、少し体を起こす。
すると大きく息が吸えない事に気付いた。横隔膜が下がらずに息が浅い。
これも手術の体制によるものだと思うんだけど、手術中、頭を少し下にして
胃や腸を下げる?ようにして手術をするらしく、横隔膜を押し上げるようになっているみたい。
それがすぐに戻らなくて、二日間くらいは大きく息を吸えなかった。
少しずつ元に戻るので焦る必要はないけど、気を付けながら息をしてたかな。

ここまでが手術当日から翌朝まで。

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子宮を全摘しました5~入院~

2018-05-05 15:44:20 | 子宮腺筋症のこと
ここからは、前日入院時からの事をつらつらと書いていきます。
お時間のある方はどうぞ。

あ、早々今回の手術・入院の中で痛かったのは3つくらいです。
痛みの軽い順から
1.入院した日にした採血。

2.手術直前に手の甲に刺された点滴用の針を刺すとき。

3.術後、膣の中に詰められた出血止めのガーゼを抜かれた時
これがめちゃ痛かった…(´;ω;`)でもそこだけ我慢すれば
他はほとんど痛みは無いです。

聖〇加では痛みに関して、とても気を使ってくださって
ペインコントロールと言うのでしょうか?
麻酔科医の先生がわざわざ来てくれた事にも驚きました。


手術の前日の午前中に手続き、部屋まで案内されました。有差額部屋です。

部屋にはトイレとシャワーが付いています。
洗面台があり、ペーパータオルもありました。
膿盆コップストロー。
他にも電話BOXティッシュアメニティセット
部屋は荷物を整理するクローゼット、これスーツケースも収まりました。
サイドテーブルのようなものには、冷蔵庫貴重品が入れられる引き出し
当初その貴重品入れはとても小さいから、貴重品は極力持ってこずに
してくださいねと言われてました。長財布でいっぱいになるくらいだと。
実際には新しくなっていたのか、普通の引き出しサイズだったので
お財布どころかA4サイズの封筒も色々入れられました。
TVとDVDも付いていて、特にお金を払わずとも使えます。
窓は一つで、その手前に机のように使えるのがあり、そばにはコンセント
そこから見える景色が良かったです。ちょうど公園が見えるので
新緑の景色に癒されてました。

担当の看護師さん二人がいらして、入院診療計画書を渡してくれます。
それに沿って説明。新人さんらしき看護師さんが「落ち着け~落ち着け~」と
思いながら説明してくれるのが分かる(;^ω^)
この入院中、一番緊張したのが、この看護師さんがやった採血。
寝た状態で採血してたので見えてないんだけど、そばで先輩看護師が
ぼそぼそと指示を出してるの。「ここの所をこう・・・で、これが・・・」とか。
緊張してませんよってフリするのが大変だったわwww


その後も副担当の医師が挨拶、食事の配膳、薬剤師さんに持ってきた薬を全部渡したり
一部は戻してもらったり、なんやかんやと人が出入りします。
ちょっと落ち着けない(・∀・;)仕方ないけど。

14:30頃に、自分の手術時間を知る。8時半だって。場合によっては8時になるかもと。
付き添いの母には7時半くらいに来てもらうようにした。

16:20頃
手術室の看護師さんが来室。
「不安なことはありませんか?」と。とても丁寧にお話をしてくれた。
まぁ特段不安に思うこともなかった。これまで手術のやり方や、麻酔に関する事。
諸々調べてきたし、あとはどうなるかなんてやってみなけりゃ分からないし。
不安とかって、物事に対して知識が無いときとかに起こる気持ちなのね。
中居くんがよく言う「ものすごく準備します」って、同じような感じかな?

もうここまで来ると、俎板の鯉ならぬトドみたいなものなので
先生方にお任せするしかない。

食事は昼食と夕食。
昼食はうどんでした。アレルギーについて、私は甲殻類とサバ、花粉症なんだけど
食事にはそれらのエキスも入らないように作られていました。
カツオ出汁のめんつゆとかマジ美味っ!!
夕食は更に消化の良いものになっていて、五分粥でした。ほぼ水分(笑)お腹いっぱい。

その後、部屋のシャワーを浴びて、パワスプを聞いて、しんつよに癒される。
21時に下剤を服用。
22時は眠くなってきたので、素直に寝る。
ここは確か消灯が9時だと思うんだけど、なんせ完全個室なのと防音がしっかりしてるのか
常に静かで、両隣には人がいないんじゃないかと思うほど。
そんななので、消灯時間は気にせずテレビとか見てました。
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子宮を全摘しました4

2018-05-04 11:09:48 | 子宮腺筋症のこと
さて4月になるとそろそろ入院の準備です。

ここまで事前にやったことは、

1.自分がなんの保険に入っているか。それが今回の入院で申請可能か。書類の取り寄せ。

2.上司へ報告。実際一週間休むと確実にその上司に迷惑をかけることになるので
 自分で出来うる限り仕事を終わらせ、休んでいる間の突発事項だけをお願い出来るよう準備。
 (ここに一番気を使ったかもしれない)

3.限度額適用認定証の申請

4.入院時のパジャマなどを新調wヨレヨレはやめておこうとw

そんな間もスマヲタとしての活動はしっかりやってました。
「クソ野郎と美しき世界」初日はさすがに日程的にも決算真っただ中なので
行けませんでしたが、期間中5回は見に行けたのは良かった(*´ω`*)
スタンプも結構押せたし、クソショにも行けてカフェにも入れた。
なんだ充実してるなw

そしていよいよ入院の持ち物を準備。

基本的な持ち物は入院のご案内などに記載がされているので、それらを参考にして頂ければ。
その中でもあって良かった、あったら良かったものを。

蓋つきコップ(出来るならストローがさせるもの)落としても割れないもの。
これ、準備していかなかったんですがたまたま入院直前に買ってたスタバのカップ大活躍でして。
ただホットのカップだったので、何度も水を入れると柔らかくなっちゃうんですよね。
使うのは術後で口をゆすぐ際に寝たまま飲む時だけなんですけどね。
術後に何が辛かったって、口の中が粘るのと痰が切れないこと。それを改善するのに
口をゆすぐんですが(まだ飲めないので)寝たまま取れて、吸えるので。
(あ、ストローは一本だけ部屋に付いてるものを使いました)コップもあったけど蓋つきじゃない。

濡れマスク
空調が効いているのもあって、乾燥しやすいです。自分は元々口呼吸しちゃうので普段使っているものを
泊数(予定)分+2を持っていきました。

下着は新品じゃない方がいい
新しいものを持っていったら、タグが痒くて(笑)

ブラトップ
ブラだとキツイし、無くても心許ない。今回初めて使ったけど良かった。

ニベアクリーム青缶
乾燥対策。絶食期間が長かったのもあるのか、足が粉吹いた(笑)顔にも体にも使えるので良かった。

鼻炎なので点鼻薬

時間をつぶせるもの
私は普段なかなか書けないハガキを持っていって、書いてた。中居くんラジオへとか。

ちょっとそこまでバッグ
歩けるようになると携帯とかハンカチくらいは入れられるのが良かった。
あとシャワー室へ向かう時に着替えを入れたりするのにトートバッグ。

ドライヤー
病院で借りられますが、わざわざ持ってきてもらうのも気を使うので
自宅から持っていきました。

携帯の充電器
ベッドの脇や窓際のテーブル?の横にあるので、そんなに不便ではないんですが
まぁあって困りませんし。延長コード使いたいなって時にいいと思います。

あったら良かったもの
便箋。ハガキ同様ファンレター書いてた。でも持っていってなかったから病院で購入。
聖〇加には、そこ限定の三色ペンもあるし、限定キューピーもあった。

手鏡
術後、寝汗のせいか分からないが首の後ろや背中に汗疹のようなものが出来てしまい
薬を塗る時にあったら良かったなぁと思った。小さいものでいいと思います。

お湯で溶かせる飲み物(コーヒーとかお茶とか)
温かいものが飲みたいなと思っても自販機は全て冷たいものだったので
熱湯をもらって、少し冷まして飲んだりしてた。ここに粉末タイプとかあれば良かった(売店で買える)

逆に無くて良かったもの
箸・スプーン
食事に付いてくるので、それ以外に食べることはなかったから必要なかった。


こんな感じでしょうか。
最初に入った部屋が有差額部屋だったので、BOXティッシュと、シャワー室もあるので
アメニティ(シャンプー・リンス・ボディソープ)は付いてました。

他にシートパックとか香りの良いもの持っていったりしました。

この後は、手術前から手術が終わった直後、その後の経過を書きます。





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子宮を全摘しました3

2018-05-04 00:02:54 | 子宮腺筋症のこと
MRIの結果を聞きに行ってからは、話がとんとんと進みました。

2017年12月22日に結果を聞きに行き、かなり大きくなってしまっていると。
数年前に撮ったものと比べても、少しだけど確実に大きくなってる。
やはり手術の方向でと、決めていた病院を伝えました(聖〇加=伏字の意味あまりないけどw)

するとクリニックの先生が
「その病院ならH先生という、良い先生がいらっしゃるから、
その方宛の紹介状を出しますね」と言ってくださいました。

2017年12月25日
22日はすでに受付時間も過ぎていたので、休み明けの月曜日(年末最終週)に連絡。
その際、教えて頂いたH先生のお名前を出すと、幸いにも木曜日に予約が取れました。

2017年12月28日
急きょ年末の休みを繰り上げて、受診しました。
紹介状にはMRIを焼いたCDディスクも提出(受診時確認してすぐ返してくれた)
もうそこに行っている時点で、全摘の気持ちは固まってるので診察はサクサクw
じゃあいつにしますか?って感じでスケジュールを確認。

このH先生は、一見雑なような感じに受け取れちゃう方もいらっしゃるかも(・∀・;)
良い先生なんですよ、せっかちなだけで(笑)

当初は先生のスケジュールが空くのが2月後半から3月中旬だというので
手術もその辺りにしますか?と聞かれたんだけど、その時期は決算がっ!
本来なら一日も早く受けたいと思うのかもしれませんが、命に係わるものでない事
仕事がその時期は休めない事、その時期までリュープリン注射で待てる事などから
手術日が決まりました。それが2018年4月23日でした。
その場で入院日は手術の前日に決まりました。
その日まで延ばすのには、リュープリン注射で多少子宮が小さくなってる事も期待してました。
この時点での大きさは直径およそ16㎝。赤ちゃんの頭ほどでしょうか…。

それらが周りの臓器も圧迫している状態でした。
MRI画像では、大腸などが押しのけられて左右に寄っていたり、これじゃ便秘がちにもなるよなぁ。

その日はリュープリンを注射して、入院時のおおよその費用を教えてくれたり
気になっていることを具体的に相談出来る窓口で案内を受け、次回予約を取り帰宅。

年末には実家へ帰るので、両親にも話すことが出来るタイミング。
母へは事前に何度も話しているので良いんだけど、問題は父。果たして理解してもらえるか…。

年末に実家へ。母に聞くと、なんとなく子宮に問題があって手術の必要があるみたいとまでは話してくれていた。
ただあまり詳しくは話せなかった。手術をすることと、その時期。結局それぐらいしか話せなかったな。
なんだか申し訳ない気分になってしまって。

うちは結局、男兄弟が二人とも結婚せず子供も作らずに亡くなってしまったので
この家で孫を作って?あげられるのは自分だけって思っていたから
親に孫の顔を見せてあげられなくなるのが心残りだった。
ごめんね・・・



2018年はそんな感じでスタート。そして最後の生理がめっちゃ重かった。。。_| ̄|○

1月25日 聖〇加2回目の受診とリュープリン注射
やはり多少の副作用でホットフラッシュが出るので漢方で抑える日々。

2月22日 聖〇加3回目受診。ここで術前の検査。
血液・尿・レントゲン・心拍…
そして入院に関する資料やら申込書やらを受け取る。

3月に入り、そろそろ保険を申請する準備として書類を取り寄せ。
入院時に必要な書類に連帯保証人が必要で実家へ書いてもらいに行ったり。

ここまでに、自分が受ける手術の説明等が書いてあるパンフレットなどを大量にもらいます。
該当する部分を読んでくださいと言われ熟読。
病院から渡される冊子などがとても丁寧に書かれていて分かりやすく、自分自身が
どんな麻酔をして、どんな手術をして、その後の経過はどんな感じになるのか
ある程度予想が出来るので、とても参考になりました。
実際、これまで調べてくる中で、患者さんのブログなどを読んでいた自分としては確認する作業となりました。


3月22日 聖〇加4回目 麻酔科の医師から手術中の麻酔に関して説明を受ける。
全身麻酔に関して。注意点など。
全身麻酔って呼吸も止まるんです。なので、人工呼吸器を口から入れて喉の奥まで
細めのチューブを差し込むんですが、麻酔をかけてからなので痛みは感じないこと。
でも場合によっては多少出し入れの際に少し傷ついて起きてから声が出しづらくなるかも。
イガイガしたりするかもと。
基本付ける時も外す時も麻酔がかかってる状態なので苦しい事は無いです等々。

内診とリュープリン注射。
そうそう、これまでずっと女医さんに診てもらっていたので、こちらで初めて男性医師による
内診を受けたんだけど、向こうは何千と診察しているのでなんとも思ってない。
自分ももう手術もお任せするんだし、ここまで来て躊躇するのも可笑しな話なのでそこは割り切りました。

この時点で子宮は13㎝くらいまで小さくなってました。
この時、同時に卵管も切除することも伝えられました。
現在では卵管から、がんの発生リスクがあるのが分かってきたのだそうです。

ここで私が受けた手術や麻酔について受けた注意点などを。

◎事前にアレルギーの有無や、普段飲むことのある薬について聞かれます。
これは薬の成分によって、手術の際のリスクとなりうるものが無いかの確認です。
私は花粉症なのと頭痛持ちなので、バファリンや鼻炎薬を常備しているのですが
その中でもアスピリンなどは血液をさらさらにする成分があり、手術に影響を与えるとの事で
一週間前から服用を避けるように言われました。

◎婦人科手術の説明(冊子)
そこにはいろんな術式の手術の説明が書かれていて、自分が受ける手術はどれかを
示してくれます。
私が受けたのは腹腔鏡下子宮全摘術(TLH)でした。
概略として、腹腔鏡をお臍の真上から挿入しお腹の中を観察、別の場所から挿入した鉗子で操作します。
癒着がある場合は癒着を剥離します。子宮の靭帯や血管などを切断していきます。
最後に膣から子宮を摘出します。

1.術後の一般的な合併症について
多くの手術に共通して起こりうる合併症についての説明
ここには術後の痛みについてや起こってしまうかもしれないリスクについて書かれていました。

2.麻酔について
これは、さらに別冊で詳しい冊子をもらいました。

3.輸血について
輸血をすることになった場合についての説明やリスクについて
(別途、輸血についての同意書を提出します)

4.使用する薬剤について

5.質問の多い事項に関する説明
ここにまさに聞きたかった内容が!
「太ってますが手術は大丈夫ですか?」
脂肪の厚みの為に手術がしづらいことや、創がくっつきにくくなるなど・・・出来ないとは書いてない(良かった(笑))


◎麻酔について(冊子)
ここにもいろんな種類の麻酔について書かれていて、どの麻酔を受けるかを示してくれます。
また、麻酔におけるリスクや麻酔科医による体制も書かれていて安心しました。
私が受けたのは全身麻酔です。
静脈注射による麻酔でした。よく聞くように10秒と掛からず落ちます。

◎手術をお受けになる方へ(冊子)
手術室へ入る前から終わるまで、どのようにするかが書かれています。全く未知の場所に行くのだから
自分がどう対処したらいいのか、どんなことをされるのか不安を払拭してくれます。

◎腹腔鏡手術をお受けになる方へ(冊子)
入院日から手術日当日、当日術後~退院日までに簡単なスケジュールが書かれていました。
おおよそスケジュール通りですが、私の場合は癒着が激しく大腸にべったりだったのを
全て剥離したため、念のため大腸からの出血などが無いか確認の為に入院期間が延びました。

◎入院に関して(冊子)
病棟でのサービス・セキュリティ・食事・保険外の費用(差額ベッド代等)
特に気になるのは差額ベッド代ですよね。
聖〇加では、すべて個室です。でも実は無差額の部屋もあります。
数は一番安い差額部屋の半分ほどですが。そこは誰もが気になるところなので
入院の際に無差額のベッドを希望しておくと、空いていれば無差額の部屋へ入れることもあるそうです。
個人的には最初はシャワーも付いている有差額部屋が良いんじゃないかと思います。その理由は後程。
あ、あと入院費の計算方法はホテルと違うので要注意です。
ホテルだと一泊二日で計算されてますが、病院は一泊二日なら2日分掛かります。

3月末頃
会社の総務へ、限度額適用認定証を申請。
医療機関で高額な医療費を払った時、申請すると自己負担限度額を超えた額が払い戻される「高額療養費制度」が
ありますが、これだと一時的とは言え高額な医療費を払わなければなりません。
そんな時には、70歳未満の方が「限度額適用認定証」を保険証と併せて提示すると、窓口での支払いが自己負担限度額まで
となるものです。
私も最初に高額は払えないので、先に自己限度額まで払えばいい「限度額適用認定証」を申請しました。
もちろんこれは自己負担限度額なので、差額ベッド代は別です。
詳しくは検索してみてください。
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子宮を全摘しました2

2018-05-03 08:09:03 | 子宮腺筋症のこと
さて、簡単に経緯を書いていきます。


ちょっとでも不安に思って検索してここに辿り着いた方へ

参考になれば良いなと思います。

うまくまとめられるか分かりませんので読みにくいかも知れませんが、ご容赦ください。

また専門家ではありませんので、実際に私が受けた処置、薬、手術、出た症状なので

それが必ずしも同じようになるわけでは無いことをご理解ください。




当初、きちんと記録もとっておらず辛うじて残してあったブログの一部や

領収証などから、分かるところだけ書いていきます。




2009年12月

その少し前から会社から近く、予約も早めに入れれば取れやすい所に通院していたけれど
改めて貧血の検査をしたところ、重度の貧血と判明。
輸血レベルと脅されて?鉄剤で様子見。
それと同時に生理をいったん止めましょうということで

リュープリンという注射を打ちました。(リュープロレリンとも言います)
1か月に1回打って約半年間、生理を止めます。
効果は女性ホルモンの分泌を抑えて生理を止めます。
いわゆる疑似更年期状態です。

副作用もそれなりにあります。
私の場合は、ホットフラッシュ・頭痛・抜け毛です。

ホットフラッシュについては先生に相談したところ漢方を勧められ、それが幸いにも
体に合ったようで、それほど酷くならずにすみました。
桂枝茯苓丸という漢方です。これも合う合わないがありますので
ご参考程度にしてください。

髪の毛は驚くほど抜けました。シャンプーするたびに、ゴッソリ抜けるので
正直30代でこんなに抜けるなんて!と驚いて、高年齢向けのシャンプーに切り替えたりしました。

2010年5月頃

リュープリンの投与が一段落して、そこから再び生理の再開までは1か月~2か月です。
この頃は2日目~3日目くらいが量がとても多くて、外出が出来ないわけではないけど
頻繁にトイレに行かなければなりませんでした。

そこから3年ほどそれを半年周期で繰り返しました。
あわよくば、閉経まで騙し騙しもっていければと。ところが

2013年11月頃
通っていたクリニックから、改めてMRIで様子を確認。
すると神妙な顔で「かなり大きくなっていて、もしかしたら手術が必要かも」
「ここでは手術は出来ないので大学病院を紹介します」と言われ

薄々覚悟はしていたけど、いよいよ手術になっちゃうのか~と、一応母には連絡。
もしかしたら手術をして取ることになるかもしれないと・・・

母「そう、それなら取っちゃえば?」
私『・・・は?そんなあっけらかんと・・・(・∀・;)』

ただこの時点で、結婚も無い・出産予定も無い・今後も無さそう・年齢も40歳を超えた。
確かにそれなら手術で取るのもありなのか・・・と考え始める。

ちなみにその時点の症状は特に無く、量が多いという以外痛みもなく不都合なことも
あまり無かったです。だから自覚症状も薄くて、大きくなってると言われてもって感じ。

そして紹介された大学病院へ行くと意外にも
「このくらいの大きさなら手術はしなくて大丈夫ですよ」とのこと。

その頃のサイズは多分ソフトボールとかグレープフルーツくらい?
その病院では他に酷い貧血だとか痛みだとかで生活に支障が出るなら
そのサイズでも手術はするけど、特に無ければしないとか。
手術をするのも、それなりのリスクだからと。
結果、大学病院でも経過観察ということになりました。
その大学病院での経過観察がおよそ3年。

2016年
その大学病院で、経過観察しても変わりないので(でもMRIを取ったりはしていない)
元々のクリニックへ通いなおし。私もざわざわ大学病院で何時間も待つより
予約入れて、30分くらいで終われるそちらの方が助かる。
そこでもリュープリンは変わらず使っていたけれど、一度だけディナゲストという薬を試すことに。
私がそのクリニックから離れている間に使われ始めた薬らしく、リュープリンは半年間しか
使えないけれど、ディナゲストは長期間使える薬とのこと。
まずは試しと飲み始めました。
結果としては、リュープリンよりは効きが弱い。
私には副作用は多少あるものの、漢方で軽減出来るしリュープリンの方が合っているとして
再びリュープリンに変えました。

そして2017年6月までリュープリンを使い、その後半年間の経過観察期に入ったわけですが
その後の生理が重い!!その前年辺りから酷くはなっていたのですが、さらに酷く
2~3日は一気に貧血になりフラフラ状態。
顔色も悪くトイレにも頻繁に行かなければナプキンが持たないので、この年齢になって
2016年2017年では数回生理休暇を取る羽目に。

もうその頃になると、このまま閉経まであと何年掛かるか分からないのに、半年ごとに
この生活を続けるべきかと考え始めました。
例えばこのままでいったとして、半年ごとにまともに動けない数日を抱えつつ、
親も高齢で、今でこそ元気でボケてもいないけど、数年後は分からない。
もしそんな状態で自分がキチンと動ける姿でいられない可能性を考えると
もう状態的にも妊娠が望めないなら、全摘はすんなりと自分の気持ちとして固まりました。
ここから、全摘に向けて色々と調べ始めました。

2017年12月
クリニックへ行き、現在の生理がひどい事を伝えたところ、やはり手術の方向で考えましょうと。
そして改めてMRIを撮り現状を確認すると共に、希望する病院へ紹介状を書きますよと
言っていただけました。てっきり前の大学病院を紹介されると思っていたので。

その時点で考えていたのは、腹腔鏡手術で実績もある都内の大きな病院という事で
順〇堂を検討していました。
ただこちら口コミがあまりよろしくなく(;^ω^)(自分が調べた範囲で)
先生にもお伝えすると「順〇堂さんは、待つよ~手術までも半年以上待たされることもあるよ」
ここは専門家に聞いた方か早いだろうと、先生に他にありますか?と素直に尋ねました。

いくつか候補を出して頂いた中で、当初考えていなかった聖〇加の名前も。
その日はいったん帰宅して、MRIの結果を見に行く日までに決めることに。

そこで私が病院を決めるにあたって、重要視した項目です。

1.腹腔鏡手術が出来るところ→開腹手術は入院やその後の回復に時間が掛かりそう
2.その実績がそれなりにあるところ(診療実績などHPで確認)
3.実際に受けた人のブログ(病院名を書いていないことが多く迷った)
4.通いやすい都内
5.治療費→健康保険の限度額適用認定証を利用するつもりだったのであまり気にしなかった
6.総合的な診療をしているところ(万が一不測の事態で、別科の必要が出た時に対応出来るか)

上記のような事を考えて、都内で腹腔鏡手術の実績が高い病院や差額ベッド代も
調べられる範囲で調べました。

この時、後押しになったのは今回入院した病院に上司が入院した事があったのもあり
支払いに関して、保険でほぼ賄えるのが分かったこと。
また一時的に払わなければならないお金はあるにしても、限度額適用認定証を使えば
かなり抑えられるのが分かったこと。

また調べていて分かったのは、各病院で強みにしているのが違うこと。
特に当初、クリニックで紹介された大学病院は当然とても有名ですし
実績もあるんですが、内膜症や腺筋症よりもがんの方を重点においていて
腺筋症などに対して全摘はあまりやっていないようでした。
だから自分が行った時に全く手術を勧められなかったんだなと、その時になって分かりました。

そして、MRIの結果を聞きに行くときには病院を決めていました。
結果、そこを選んで良かったと心から思いました。

長くなりましたので、次の記事に紹介されてから、手術を受けるまでを書きます。
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