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caramel-pomme キャラメル ポンム

大好きなお菓子のこと、パンのこと……。美味しいものに出会った時のことを主に綴っています♪

塩味のお菓子

2011-04-26 20:35:24 | Weblog
5月15日。
今年も母校の同窓祭に焼き菓子屋として参加する。

昨年と同様、メニューはバターケーキとクッキーだ。
何か新しいものも作りたいなと思い、甘くないお菓子を焼いてみた。
チーズ味のクラッカーだ。
少し加えた黒胡椒がアクセント。
お客様が女性が多く、家で待つご主人のお土産を買っていかれる方がいらっしゃたので、ビールのつまみになるようなものを考えてみた。

焼けたチーズが香ばしく、ポリポリととまらない感じで、家族にも好評だったのだけど、生地の中にも外にもチーズを使うので、原価が高くなってしまった。
試しに生地の上にだけチーズを振ったのも焼いたけど、やっぱり物足りない。

残念ながらこれは見送り・・・。
いい考えだと思ったんだけどな。


アーモンドのお菓子

2011-04-19 19:35:51 | Weblog
私がよく焼くバターケーキや、タルトに入れるクリームには「粉」の状態で使うアーモンド。

チュイルとフロランタンは、「スライス」のアーモンドをふんだんに使ったお菓子だ。

前にも一度書いたけど、薄ーく焼いて、ハラハラとはかなく繊細なチュイルと、厚いクッキー生地に濃厚なアーモンドヌガーを合わせたフロランタン。
好対照なこのお菓子たちは、どちらもアーモンドの香ばしさを存分に楽しむことができる。


フロランタン。



チュイル。


いつも注文してくださる方が、ご自分用には栗粉のクッキー、プレゼント用には紅茶クッキーを組み合わせてオーダーしてくださった。
おいしいお店をたくさんご存知なのに、こうやって私のお菓子も選んでくださるのは、本当にありがたいことだ。

どうぞ美味しく楽しいお茶の時間でありますように


毎日甘いもの

2011-04-17 21:18:06 | Weblog
いただきものの焼き菓子ギフト。
エストサブロンというお店のものだ。

マドレーヌ、フィナンシェ、フロランタンなどに混じってなぜかわらび餅が(笑)



マドレーヌはミニサイズで見た目は他のお菓子の半分くらいなのだが、しっとりときめ細かく目の詰まった生地で、しっかりとした食べ応え。
それに対してフィナンシェはふんわりとした軽い仕上がり。

この間のグルニエドールのとは全く逆転している感じで、本当に面白いなと思う。


こういういただきもののお菓子と、自分の試作や商品のあまり分を食べ続ける毎日・・・。
全然苦ではないのだけど、
「大丈夫か?わたし」
と多少の不安を感じもする

気休めに野菜ジュースをのんだりしつつ。

あ~でも、甘いものを食べるってやっぱり幸せだ~


クッキー詰め合わせ

2011-04-15 23:21:34 | Weblog
最近なぜか人気のクッキーたち。
これはさんちゃんがギフト用にオーダーしてくれた。

今回は他の注文とのタイミングがよかったので、いろんな種類を入れることができた。
味・歯触り・香り・・・それぞれの個性を食べ比べて、楽しんでほしいな

お菓子に自分を表して

2011-04-10 21:20:50 | Weblog
ゆうちゃんからプレゼントが届いた。
オ・グルニエ・ドールの焼菓子だ



マドレーヌ、フィナンシェ、ダクワ―ズ、アマンディーヌ、フランボワーズ・キャレ。
どれも素材の良さが感じられ、余計な味がせずおいしい。
特に好きだったのは、フィナンシェとダクワ―ズ。

ザラッとしたキメのなかにアーモンドと焦がしバターのコクが広がるフィナンシェは、小さいながらその味わいとしっかりとした食感で満足感のある仕上がり。
ダクワ―ズは外はカリッと、中は弾力のある生地で、その食感の違いがいい。
おいしいプラリネクリームはもうちょっとたっぷり挟まってたらうれしいな。

マドレーヌは手に持つと軽い。
実際食べてみてもふんわりと軽い食べ口で、ほんのりレモンが香るやさしい味。
バターをたっぷり使うお菓子なのに、重さを感じさせずさらっと食べられる。
アマンディーヌとフランボワーズ・キャレはシュクレ(クッキー生地)にアーモンドクリームを合わせたお菓子。
それぞれスライスアーモンドとフランボワーズ・ぺパン(種入りの木イチゴジャム)があしらわれている。
この3つは私の好みとはちょっと違う。
もちろん基本的においしいのだけど、マドレーヌはもっとしっかりとした食感で、存在感のあるのもが好きだ。
あとのふたつのお菓子はシュクレがすごく薄くて柔らかい。
こういうタルトなら、もっと厚い生地をしっかり焼きこんでザクッとした歯触りを楽しみたいところ。
前にこれまたゆうちゃん家でごちそうになった、木の実のタルトはまさにそんな感じで力強くて美味しかったんだ♪

だけどこの味、このスタイルががこの作り手の表現したい味わいなんだと思う。
マドレーヌは誰にも好まれるようなやさしく素直な味わいに。
フィナンシェは、食感の個性やコクの強さを打ち出して印象深く。
ダクワ―ズは生地に食感を持たせることで、アーモンドの風味をより感じられるように。
タルトは噛んだときの柔らかさを同じにして、一体感のあるお菓子に。

私が感じた表現がぴったり合ってるかどうかは自信がないけど、同じお菓子でも、作り手によって表現のしかたや食べさせたい味が違うんだとあらためて思う。
だからシンプルなお菓子でも、いろんな味わいがあって面白いんだろう。

自分の作るそれぞれのお菓子の目指す味を明確にすること。
あたりまえのようだけど、もう一度自分に確認しなければ