国内の新たな感染者は6万1155人、感染者の累計は561万9329人
国内では10日、6万1155人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は561万8617人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は561万9329人になりました。
また、新たに確認された死亡者は188人で、累計は2万5734人です。
厚労省の発表によると、療養者は59万936人、重傷患者は1人増えて1322人でした。
家庭内感染や自宅コロナ死の元凶である自宅療養者は50万人を超えています。
リスクが高い高齢者に感染が拡がり、重症患者・死亡者とも高止まっています。
都内の新たな感染者は1万80人、感染者の累計109万6599人
都内では10日、1万80人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は109万6599人になりました。
このうち、10歳未満から30代は6576人で全体のおよそ65%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は611人で全体のおよそ6.1%でした。
都の基準で集計した重症者は昨日と同じ64人でした。
また、新たに確認された死亡者は30人で累計は3870人です。
世界の感染者4億5256万人超え、死亡者は602万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間11日5時20分の時点で4億5256万9182人となりました。
また、死亡者は602万7050人となりました。
新規感染者数の動向
患者数と死亡者数の動向
都道府県別感染者数
ブースター接種率27.5%は先進7か国で最低水準
ブースター接種(3回目追加接種)について、高齢者や持病のある人への接種を6ヶ月とアナウンスして、2月末までに3回目接種を完了する高齢者・持病者は95%以上の見込みと発表していました。
しかしながら、3月8日現在で66.1%しか完了していません。
総人口に占める3回目接種完了者は27.52%で先進7か国では最低です。
政府分科会の尾身会長は、新規感染者数の高止まりは3回目接種の遅れも関係、リバウンドの可能性もあると述べています。
東京と大阪以外の主要都市にも大規模接種会場を設営したり、8ヶ月経過後接種予定の自治体の前倒しを支援するなど、目に見える具体的な対策を進めないと、岸田首相が掲げた1日100万回の目標は絵に描いた餅にすぎませんし事実達成できていません。
「緊急事態宣言」解除から3ヶ月猶予があった第6波では、ワクチンの追加接種、保健所の体制整備、宿泊療養施設の整備など後手後手に終始した岸田首相ですが、第7波に備えた対策を進めているのだろうか。