Kurumatabiskyの 野に咲く花に魅せられて Part1-2

野に咲く花のように風に吹かれて~♪

晴れた日はフィールドにいます

またも過去最多を更新し感染爆発中-2回目から6ヶ月経ったので早く打ちたいブースター接種

2022年01月26日 07時40分27秒 | 新型コロナウイルス感染症
国内の新たな感染者は6万2613人、感染者の累計は228万8362人
国内では25日、過去最多を更新する6万2613人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は228万7650人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は228万8362人になりました。
過去最多を更新したのは
東京都1万2813人、大阪府8612人、愛知県4120人、福岡県3389人、兵庫県3360人、千葉県3251人、京都府1622人、静岡県1336人、群馬県973人、熊本県901人、岐阜県816人、岡山県641人、長崎県614人、栃木県584人、鹿児島県526人、大分県390人、山口県385人、山梨県371人、愛媛県367人、石川県354人、宮城県331人、佐賀県323人、秋田県245人、福島県221人、香川県191人、山形県人153人、高知県143人、岩手県132人、鳥取県111人、徳島県92人
30都府県です。
なお、新たに確認された死亡者は41人で、累計は1万8582人です。
厚労省の発表によると、療養者は過去最多の34万7164人、重傷患者は5人増えて444人でした。

都内の新たな感染者は1万2813人、感染者の累計48万4463人
都内では25日、過去最多を更新する1万2813人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は48万4463人になりました。
このうち、10歳未満から30代は8408人で全体のおよそ66%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染者は928人で全体のおよそ7.2%でした。
都の基準で集計した重症者は2人増えて14人でした。
なお、新たに確認された死亡者は無く、累計は3184人です。

世界の感染者3億5733万人超え、死亡者は561万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間26日6時21分の時点で3億5733万5126人となりました。
また、死亡者は561万1522人となりました。

新規感染者数の動向


患者数と死亡者数の動向 


都道府県別感染者数 


「緊急事態宣言」解除から3ヶ月猶予があったのに対策が進んでいないのは国の責任
ワクチンは発症・重症化・死亡リスクを下げる効果が大きいのですが、感染そのものを下げる効果はさほどありません。
新規感染者の約75%がワクチン2回接種者、感染経路の約半数が家庭内感染です。
ワクチン接種しても感染力が強いオミクロン株に感染しますが、ウイルスの増殖を抑えますので感染しても無症状や軽症だったり、吐き出すウイルス量が減り他人に感染させるリスク及び重症化や死亡するリスクが下がることが分っています。
ワクチン接種による抗体値は接種後4ヶ月で下がり始め6ヶ月経過すると50~15%程度に低下します。
抗体値の減少幅は加齢と経過月数に従って大きくなり、感染した高齢者の重症化や死亡率が上昇しますので、諸外国のように4ヶ月経過したらブースター接種(3回目追加接種)を行うことが望ましいのです。
我が国では7ヶ月以上経過(高齢者は6ヶ月)してからブースター接種(3回目追加接種)を実施する方針ですが、これは政府の対応の遅れでワクチンの確保やワクチンの冷凍温度が異なるために冷凍庫の準備ができないことなどが最大の理由です。
73歳の私は、2回目接種から6ヶ月経過しましたが何ら連絡がありません。
国はワクチン及び冷凍庫の確保に全力で取り組み、ブースター接種を4ヶ月経過に前倒しすべきです。
政府分科会の尾身会長は10日、岸田首相に高齢者のブースター接種(追加接種)や飲み薬供給体制の整備を急ぐよう申し入れました。
ブースター接種によって、重症化を抑え、医療体制のひっ迫を回避でき、2月下旬から3月初旬と予測される第6波のピークを低くして、経済のダメージをできるだけ小さくできます。
9月30日に「緊急事態宣言」が解除されてから12月までの3ヶ月間の猶予がありながら、ブースター接種以外でも、家庭内感染や症状急変による重症化-死亡者を防止するための宿泊療養施設の整備、第5波で問題になった保健所の業務ひっ迫への対応、PCR検査数が増加して結果連絡が遅れ感染初期に有効とされている抗ウイルス薬のモルヌピラビルの処方ができないなど対応の整備が進まないまま第6波に突入してしまいました。
1月25日には入院治療を要する感染者が4日連続で過去最多を更新してしまい、医療体制はひっ迫しています。
重症患者こそ少ないものの、新型コロナ感染症以外の入院治療の遅れや事故など救急搬送にも支障が出ています。
首相 が代わっても対策は相変わらず後手後手ですから、感染拡大の大波が全国に波及してしまいました。

オミクロン株の特徴
デルタ株からオミクロン株への置き換わりが急速に進んでおり、厚労省の試算では全国の新規陽性者の9割以上がオミクロン株へ置き換わっているとされています。
オミクロン株感染者が無症状や軽症のため感染を自覚しないまま感染源になっていますので、誰もがどこででも感染しうるリスクが日を追うごとに高まっています。
吐き出されるウイルス量は発症前2日と発症後3日が多いといわれます。
新規感染者の約75%がワクチン2回接種者完了者なのに、政府は「ワクチン・検査パッケージ」政策で、飲食店の入店や各種イベントの入場条件を続けたため、そこでクラスターが多数発生しています。成人式でのクラスターもそんなひとつです。
PCR検査や抗原検査で陰性でも、その直後に陽性となって感染源となりますので、検査で陰性だからと安心できないのが新型コロナウイルス感染症です。
加えて、PCR検査や抗原検査の検査キットが不足し、検査さえ受けられない状況ですので、感染爆発は今後も続くと思われます。

「ステイホームなんて必要ない」-誤解を招く尾身会長の唐突な発言
政府分科会の尾身会長が19日、まん延防止等重点措置の適用地域を拡大する政府案を分科会が了承した直後の取材で、重症化率が低いオミクロン株を前提に、繁華街の人出を減らす「人流抑制」から、飲食店などの「人数制限」に対策のかじを切るべきだと言及。その上で、少人数でマスク着用での会話などを心掛ければ、「ステイホーム」や「飲食店を閉める」必要はないと述べました。

感染しない、感染させないために、不要不急の外出を自粛し、やむを得ず外出する時は、「密接」「密閉」「密集」を避け、「うがい」「手洗い」「マスクの着用」を励行して感染のリスクを減らしましょう。