国内の新たな感染者は146人、感染者の累計は172万8922人
国内では10日、22日連続で200人を下回る146人の感染が確認されました。
これで国内の感染者は172万8210人、クルーズ船乗船者を含む感染者の累計は172万8922人になりました。
また、新たに確認された死亡者は1人で、累計は1万8384です。
厚労省の発表によると重傷患者は1人増えて27人でした。
都内の新たな感染者は25人、感染者の累計38万2349人
東京都では10日、29日連続で30人を下回る25人の感染が確認されました。
これで都内の感染者の累計は38万2349人になりました。
このうち、10歳未満から30代は17人で全体の68%、重症化リスクが高い65歳以上の高齢者の感染は1人で全体の4%でした。
10日までの7日間平均は18.3人で、前週比128.0%とやや増加しました。
都の基準で集計した重症者は昨日と同じ3人でした。
なお、新たに確認された死亡者は無く、累計は3170人です。
新規感染者数の動向
患者と死亡者の動向
国内事例・空港検疫の合計
都道府県の感染者数
オミクロン株が世界中に拡散中、国内でも12例確認
南アフリカなどで確認された新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染が各国で市中感染が確認され急拡大しています。
これまでに、国内はじめ米国・英国・フランス・ドイツ・イタリア・オランダ・デンマーク・ベルギー・カナダ・イスラエル・インド・オーストラリア・韓国など52の国と地域で感染者が確認され、国内では10日の空港検疫で8例確認されこれまでの4例を加え12例目の感染者確認されました。
感染力が非常に強いとされていますが、重症化や死亡のリスクは調査中とのことです。
政府は、11月30日から全世界から外国人の入国を停止しています。
厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の8日の会合で、脇田座長は「南アフリカではデルタ株を凌駕して増えている」と述べ、従来株より感染力が強い可能性があるとの見解を示しました。
また、京都大学の西浦教授らによる感染力の推計によれば、感染者1人が平均してうつす人数「実効再生産数」がデルタ株の4.2倍に上ったとのことです。
1月中旬に第6波のピークが- AIが予測
新型コロナウイルスの今後の感染状況について、内閣官房の「COVID-19AI・シミュレーションプロジェクト」に参加する名古屋工業大学の平田晃正教授は、人工知能=AIによる分析の結果、12月から再拡大し、来年1月中旬ごろに第6波のピークを迎えると予測し警戒を呼びかけています。
加齢とともに抗体値が低下し感染しやすくなる
ワクチン接種後の抗体値は2回目の接種から3か月後に平均で4分の1程度に低下し感染しやすくなります。とりわけ高齢者の抗体値は1割以下になるケースがあり、感染防止効果が薄れるので注意が必要です。
厚生労働省の予防接種・ワクチン分科会は、3回目の追加接種を2回目接種から8か月経過後とし12月から希望者全員を対象に行うことで一致したとのことです。
高齢者の新規感染者の8割は2回接種完了しているブレイクスルー感染ですので、接種完了していても感染予防対策を徹底しましょう。
世界の感染者2億6900万人超え、死亡者は529万人超え
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、世界全体の新型コロナウイルスの感染者の数は日本時間11日5時22分の時点で2億6900万6660人となりました。
また、死亡者は529万3885人となりました。