「あさっり」VS「あさり」

春休みの宿題として出ている「買い物学習」
一応、２回やるように言われています。

今日が、１回目。
何を買ってきてもらおうかなぁ。
今回は、少々難しいのも入れてやろう。

メモに書いたのは、
野菜コーナー・じゃがいも２ふくろ
かんづめコーナー：あさりの水煮缶　１コ
お肉のコーナー：あいびきにく１パック
れいとうコーナー：ミックスベジタブル
牛乳
バター

以上、夕食に使う食材の、一部。

一緒に行って、所々フォロー。
「わからなきゃ、お店の人に聞く！」と言い渡していたけど、お店の人が周りにいないんだもの。

じゃがいもは、楽勝。
かんづめ・・・と書いたのが、悪かったかなぁ。
おさるは、店内をウロウロしている。
そう、どこにも「かんづめ」とは出ていなかったのです。
あるのは、「缶詰」という文字。

しまった！
おさるが読みやすいように、平仮名で書いたんだけど、駄目だなぁ。
前は、「ジャガイモ」と書いて渡したけど、店にあったのは、「メークィーン」「男爵」とかいう品種名のみ。
メモを渡すのも、難しいです。

とりあえず、「缶詰は、この辺」と言って、おさるを呼ぶ。
ちょうど目の前に、「あさりの水煮缶」があるので、すぐ解るだろう。

と思っていたんだけど・・・

おさるが手にしたのは、ミカンの缶詰。
はぁ？
アサリの水煮って、書いたでしょ？

「あっさり」

はぁ？
何を言っているのだ？

おさるの手にある缶詰を見ると、
「甘みあっさり・・・」と書いてある。

あのねぇ。
「あっさり」じゃなくって、「あ・さ・り」

二度ほど、このやり取りをしたなぁ。

書いてあるから、呼んでいきなさいよ。

なのに、なぜツナ缶を手にする？

最後は、偶然？
「あった！」と言って、あさりの水煮缶を手にしていた。

顔なじみになっている店員さんがいるレジに並んで、お金のやり取りをしていた。

とりあえず、１回目は無事終了。