こんにちわ😄
いよいよ 明日の夜、サッカーのワールドカップ第1戦があります。
11月23日22:00 キックオフ、ドイツは強豪ですが、そもそも各地域の予選を
超えて出てきたのですから、弱いはずがありません。どこかの監督がワールド
カップの試合に調整できる試合などはない と 言い切っていました。ですが
現実的には、対戦で得るポイントの勘定や後の決勝トーナメントの相手の動向
を研究しているチームもあるでしょう。つまり競争相手を横目でにらみながら
駆け引きができるところと、目の前の戦いで精一杯なチーム、ありそうですね。
ワールドカップは決勝まで約ひと月の長丁場ですから、優勝を狙うような強豪
チームは、決勝トーナメントから調子が上がってくるような調整をする と聞い
たことがあります。
それで日本は?と言いますと現在世界ランキングが24位。最近では随分上が
ってきました。
ですが、南米、欧州の強いチームとは 少し力の差があるようです。
それでもワールドカップの出場がアジア代表として7回 連続出場。
堂々としたものですね。
今回の会場は、色々と問題が噴出している カタール(ドーハー)であります。
問題はさて置きまして、サッカーファンなら誰もが知っているのが、この
ドーハーでしょうね。ドーハーの悲劇 と検索をすると出てきますが、この地名
は1993年秋、ワールドカップのアジアの最終予選があったところでした。
それまでの日本はワールドカップに出るどころかアジアの一次予選すら超えら
れないくらいの弱小チームでした。それが J1を創設してからメキメキ力をつ
けて この最終予選までこぎ着けたのでした。
その予選のやり方はその都度変わるようでしたが、このときには、一次予選を
超えた6チーム(6カ国)がカタールのドーハーに集まって総当たりのリーグ戦
(10/15〜10/28)を行い上位2チームがワールドカップに出場できるのでした。
サウジアラビア、韓国、日本、イラク、イラン、北朝鮮。
中東と東アジア という図式は未だに変わってないようですね。
さて試合は日本が初戦のサウジアラビアと引き分け、2戦目でイランに敗れて
追い込まれました。
「日本を見下していた相手が日本の成長を見て真剣に向かってきた。特にイラ
ンは カズ(三浦知良)とラモスを負傷交代させようと狙っていた」と当時の監
督のオフト氏が明かしました。
1敗1分けの日本にオフト監督は「次が決勝戦のつもりで戦え」と活を入れる
と北朝鮮、韓国と連勝。最終戦のイラクに勝てば宿願達成。
試合は前半にカズが先制点を上げ後半追いつかれた後に中山が勝ち越しのゴー
ル。このまま行けば2対1で日本の勝利。試合は、イラクの執拗な波
状攻撃に日本は何とか持ちこたえてあとは試合終了の笛を聞くだけとなった ロ
スタイム、コーナキックからこまかくパスをつないだイラクがギリギリのとこ
ろで同点ゴール。結果1位 サウジアラビア、2位韓国、3位日本、
韓国と日本の順位は得失点差で決まりました。
もし、ロスタイムが1分短ければ 日本が勝ってワールドカップに出場出来たの
ですが、ほんと魔の1分でした。
日本チームはほぼワールドカップの出場を手にしていたのが一瞬で消えてしま
い 選手達はその場で崩れ落ちました。
それを ドーハーの悲劇。と後に呼ばれました。
当時の監督のハンス・オフト氏は 後に、
最終戦では、それまでの緊張やプレッシャー、連戦の疲労で
大半の選手が平均以下のプレーしか出来なかった、だから 惜しいことは
そのとおりだが あの当時の実力では あれが限界でむしろ良くやった、
私の中では、悲劇だったとは思わない。と述べています。
さて その翌年1994年のワールドカップアメリカ大会のリーグ戦を見てみま
すと、 ドイツ、スペイン、韓国、ボリビア。
もし日本が勝っていたら韓国と入れ替わって日本がこのワールドカップに出て
いました。今回とよく似ていますが、なんと奇遇な組み合わせでしょうか。
ちなみに、この時のリーグ戦はドイツ2勝1分け⑦、スペイン1勝2分け⑤、
韓国0勝2分け②1敗、ボリビア0勝1分け2敗①。
※◯は勝ち点です。
さて、29年前の ドーハーの悲劇から 今回は、是非いい結果を出して
ドーハーの悲劇…の反対ですから喜劇・・う〜ん喜びでいいんですが、
お笑いを連想します…
この際ですから歓喜 、ドーハーの歓喜といきましょう!
頑張れ ニッポン!!!