おはようございます。
一昨日の続きです。会社(組織)などを退き、ほかの仕事に就く人、時々仕事をする人、
まったくやらない人。
十人十色様々ですが 私が何年か前、退職したあとの身の振り方の参考まで‥と
諸先輩方の皆さんに訊いてみますと 充分働いたしもうイイよ、と満腹感いっぱいで
おかわりは拒否される人が多かったようで職業が割りと堅いのが特長かな、と思いましたが
それも私の愚推の域を出ませんので悪しからず。
ところでリタイア派の普段の過ごし方‥‥生き方というと大げさになりますが
要は自由になった、自分の時間が増えた、もう無理して早起きしなくてよい。
中には朝早く足早に出勤する勤め人の姿を眺めて悦に入ってる人、気持ち解ります。
或る偉い人が
人は、日常の規矩で自分を縛る代わりにその代償として平穏な暮らしを保障されている。
だが、一度保証された平穏を棄てる気にさえなれば己を縛っていたものを棄てることに
何のためらいも持たないどころか徹底した裸になることも厭わないものだ。
【注釈】 規矩‥‥きく‥‥基準の事です。
縛る というのは拘束、勤務時間を指すようですね。
えらく堅苦しく書いてますが、当たり前の事を言ってるようです。
私見ですが現職中の縛り方がキツイのか緩いのかで引退後の生活が変わるようですね。
普段の生活の中で余暇の過ごし方を 彼是(あれこれ)採り入れた挙句
そんなはずじゃなかったと止めたり飽きたり棒折れをしてしまいます。
そんな中で流行っているのに わりと誰でも出来る 断捨離 があります。
これを余暇の一種と取るのには少々抵抗があるでしょうか。
しかし考えてみて下さい。
断捨離を敢行するのに他の人には関係ないので迷惑が掛かりませんし
念入りに行うとかなりの時間も費やす事が出来ます。ですが大したお金も
掛からないでしょう。
おまけに家の中のがきれいになる 利点があります。
この断捨離 ですが、いわゆる終活の中の主要な作業のようです。
かいつまんで話しますと断つ、捨てる、離す ですが、
【解 釈】です。
断捨離とは、不要な物を断ち切り、物への執着心をなくすことで、
身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする考え方のことです。
断捨離のそれぞれの文字には、断行(だんぎょう)・捨行(しゃぎょう)
・離行(りぎょう)の意味があります。
- 断行(だんぎょう):入ってくる不要な物を断つ
- 捨行(しゃぎょう):家にずっとある不要な物を捨てる
- 離行(りぎょう):物への執着心をなくす
断捨離は、単なる片付け論と認識している方も多いと思いますが、
ヨガの思想が元になっているため、片付けとは異なるものとされています。
つまり、断捨離は単なる片付けではなく、物を捨てることにより執着心をなくし、
身軽で快適な生活や人生を手に入れようとする思想なのです。
… … … … … … … …
これはネットにあった資料の抜粋です。
昨今の断捨離 とは少し解釈が違う気もしますが、今では自分自身の身の振り方、
終活…終焉活動と解するのでしょうか、日本人の散り際の清さを表すような表現ですね。
兎に角 この断捨離の本来の意味はこっちに置いときまして、身の回りの整理整頓は
いつも世にも心掛けなければならないようです。
ところで 断捨離 ですが反対を唱える人も、いらっしやいます。
又 断捨離の反対語は何かと見ますが、単に各漢字の反対語を並べるのがいくつかあって
イマイチピンときません。
そこで私が思いついたのが 無欲 であります。
ヨガから来てる言葉だけに真意は これではないかと思いました。
ガラにもなく朝からむつかしい話しになってしまいました。
整理整頓の延長が断捨離かな?年末なので皆さん頑張っていらっしゃる姿を思い浮かべて
お仕舞いにしましょう。