おはようございます。
天気予報通りに昨日から一転晴れ間が空いっぱいに拡がっています。一昨日までの天気予報は雪の被害や
積雪量をしきりに報道していました。新潟のどこそこ3メートル、山形のここらでは2メートル32センチ・・
聞いていて思うのですが、もの凄い量のところを繰り返し報道するのってどうでしょうか。
私は夏場に降雪量の多い地名を廻ってみました。何か所かは山峡の中に人家がまばらにあるだけで他は
スキー場のそばでした。放送で見てるのはニ三十センチの街中ですが、何メートルも積もってる
ところは、雪に埋もれて何も見えないか 或いは除雪車ですっかり除雪が終わってるか。
これではニュースにならないので仕方なく街中の雪解けをしてる人に取材をしているそうです。
そう云えば台風の取材でも 若いアナウンサーが新品のカッパを被りながら そこらで片付けをしてる
人に取材していますよね。 風が吹き荒(すさ)ぶ中で スミマセン、お忙しいところお尋ねしますが…
ああ…壊れたら困るモノだけ仕舞おうとしてるところに 場違いなインタビュー、
インタビューをいいですか…ちょっとだけ…と言ったらこのざまだ(苦笑)まったくお手上げだわさぁ〜
まぁ訊く方も 仕事だからと割り切っても やっぱり迷惑ですねぇ…と気に病んでるのが
カメラから外れたところにいるデレクターの鬼形相に気圧されて仕方なくマイクをおっちゃんに向けている。
災害の撮影は創られた映像なんですね。
ところで 大雪が過ぎたら 春のお便りで〜す。やっと寒さから逃れられると安堵していたら
ハイ、花粉症の季節になりました!
そう云えば天気予報で雪の積雪状況や低気温を説明する最後にちょっとだけ花粉症が…ありましたねぇ。
あんな大雪の警報が出回ってるのに もう次の災難が そこまで来ていたのでした。
暖冬の影響で近ごろは花粉症が早くなっています…と聞いて 私は 異議あり!と
独りテレビの前で挙手しました。 見て下さい、今しがた大雪、着雪、風雪、雪崩、カミナリ注意報
と私ら庶民を脅すような予報をしていたと思っていたら 一転、花粉症でしょう。
花粉症の花粉とは凍える冬の空には漂いません…だと思うのです。
外気温が零度に近いのに花が咲きますか?
私はテレビの画面に向かって持論を述べますが 向こう側のアナウンサーは、しらぁと
花粉症の分布状況をタクトみたいな棒を使って喋っています。
その棒は魔法使いが持ってるのと似ているようです。 拡げた地図の上でコチョコチョと撫でると
ニコっとお日さんになったり雨が降ったり 花粉が舞ったりするのです。
そうそうカミナリの時なんかはピカッと光ってよく出来てるなぁ…それは感心しました。
話しを戻しますと、雪の災害が済むと花粉症が続いてやって来ます。いえ、既にあなた
の側に来ていませんか。それをうがいとかでやり過ごしたり医者にすがったりして
いるとゴールデンウィーク辺りに猛暑が来るようです。初夏という爽やかな季節は、
ほんのちょっぴりで穏やかな春の日和は何日あったんだろう…と嘆く間もなく、雨がシトシト梅雨に入ります。
辞典で調べますと梅雨は一月あまりあるそうです。
それをカタツムリの背中に乗りやり過ぎると…ホンマモノの猛暑です。
それから9月を越すと残暑となりますが、これが秋の中頃まであるのかなぁ。
十月のカレンダーをめくるとようやく秋模様。といいたいのですが秋らしい紅葉(こうよう)は
まだまだで師走になるとようやく木枯らしが吹いてきてああ涼しくなったなぁ…と秋の夕暮れを愛でながら
私のふところは秋の空 と洒落ても…なんの事やら 分からん時代になりました。
今の挙げた自然災害の他にも台風や集中豪雨や地震。
こんな風に私らの一生には様々な自然災害があるようです。
そんな中で 少しでも穏やかに過ごせるのは何日あるでしょうか。
あるエラいお坊さんが 心頭を滅却すれば火もまた涼し と焼けるお堂の中から諭されました。
私みたいな俗人にはとてもそんな心中にはなれませんが、
せめて暑さにはクーラーにビールでの、飲み過ぎには気を付けたいですねぇ。