相変わらずの風水ブームですが、
東京大阪名古屋などの「人口過密地帯」では
DR.COPAの言うことをそのまま当てはめるのは
「ムリがあるなぁ」と思います。
高層マンションや
雲を突き抜ける近代的なビルの運勢を、
デンと地表に座り込んだオカルト科学をもって
どうこうしようと「企む」ほうが間違っています。
ユングも指摘しているように、
人間と地球との関係は
決してそれぞれが孤立したモノではないはずで . . . 本文を読む
イエス・キリストについての話は
際限なく面白いので、きょうはひとつだけ。
最初の信者行軍のときのことです。
マネージメントをしていたチームの
予想を遙かに上回る人数だったため、
人々に食料が行き渡らなくなったのは
スタートしてから一週間もたたないころだった。
もとより下層階級の、中でも食うに窮した人々の集まりであったから、
栄養状態もよくない。
餓死する者も出始めた時、
イエスは最初のトリックを . . . 本文を読む
1972年。
15才。
不登校。
喫煙。
万引き。
補導。
アル中の親父。
貧乏。
家庭内暴力。
引き蘢り。
飲酒。
警察。
自傷行為。
自殺未遂。
睡眠薬。
昼夜逆転。
漫画コマワリ君。
とりとめのない小説。
ランボーの詩。
エネルギーばかりの音楽。
素敵な無限級数。
白昼夢。
自動書記。
幽体離脱。
空想癖。
被害妄想。
矢野健太郎の数学公式集。
中原中也。
ラディゲ。
小林秀夫。
性欲。
ロ . . . 本文を読む
15年ほど前(平成元年)、
新聞折り込み版の「瓦版CARAVAN」を自主発行し始めた頃、
読者の方から頂いたメールです。
色々考えさせられました。
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『日本人のオトナはみんなコドモだって、
NOVAのセンセイが言ってました。
日本のこと何も知らないし、
オトナが電車で漫画ばっかり読んでる。
生活の不満と会社のグチしか話題にできないなんて、
自分の国の小学生並みだヨ、って。
セ . . . 本文を読む
地域社会の崩壊
まず最初に「鉄砲を撃った隣人の方」へ。
(実際に銃を発砲した訳ではありませんよ)
顔を見せずに他人を非難するなんて女々しいです。
あなたはたぶん「見たくないものを見せられた」から
「恐怖」と「憤り」に駆られ電話をかけたんですよね?
でもその時に自分の責任できちんと発言すれば
あなた自身も自分の幼さに気づけたでしょうし、
こんな下らないことにいろんな人が
時間を割かずに済んだのに、と . . . 本文を読む
若く美しく健康であることが、
全ての人の願いであるかのようなコピーが
町中に溢れています。
化粧品や健康食品、健康補助食品。
エステサロンに健康塾、スポーツジム。
ピルケースにビタミン系サプリメントを
ジャラジャラと携帯し、
吃驚する程大量に服用する風景も
あまり珍しくはなくなりました。
「いったい僕らはいつまで若くいる必要があるのでしょうか?」
様々な健康ビジネスの勧誘に出会う度に僕は尋 . . . 本文を読む
「先生。
ボーイスカウトのミーティングで
クジラを食べてみたいって言ったら
外国の子どもに睨まれました」
「そうですねぇ。
欧米の人たちが相手だとそうなるでしょうね。
捕鯨禁止になってずいぶんたちますが
きょうはクジラと自動車の関係をお話ししましょうか」
およそ一世紀前、
最初の自動車が登場した時からかなり長い間、
潤滑オイルは「鯨油」が利用されていました。
氷点下でも凍らないからです。
モータ . . . 本文を読む
「月に3~5例ほど
子宮筋腫の手術を執刀しています。
すでに1000を超える患者さんを担当しましたが、
とても不思議なニオイに、
最近まで悩んでいました。
メスで切開した瞬間、
手術室中にとてもイイ香りが充満するんです。
切開した子宮からシャンプーの香りが吹き出すんですよ。
看護士の一人は○製のリンスだ、と言ってましたが、
いずれにしろ、その手のニオイが充満するんです。
きっとキレイ好きの患者さ . . . 本文を読む
東京の西の外れ。
小さな駅舎の待ち合い室。
つけっぱなしのTV画面では
強面のレスラー(?)が殴り合っていた。
片方が馬乗りにもう片方の顔面に力任せの拳を振るう。
目尻や鼻孔から出血している。
下校途中の中学生が数人、固唾を呑んで見入っていた。
僕は目を背けて駅を出た。
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1987年、夏。
僕は秋留野の古い借家に . . . 本文を読む
十代の頃、
三島由紀夫が大好きでした。
「金閣寺」「豊穣の海」「仮面の告白」貪るように、
著作の全てを読みました。
その中で、最終的に傑作だなあと感じたのは
「潮騒」です。
(三回映画化されていますが)私の世代だと
三浦友和と山口百恵のバージョンでしょうか?
眉間に皺を寄せて論評を書いていらっしゃる先生方は、
もっとマニアックで「文学史に相応しい高貴なニオイのする」作品を、
彼の代表作に挙げたが . . . 本文を読む
「カネで買えないものなんて
あるわけないじゃないですか」
なんて大方の人が反発しそうな発言をされたIT関連の方が、
最近まで紙面や画面を賑わせていました。
たいていの人がムカツキながらも、
きちんと反論できない自分に
イライラしていたのではないでしょうか?
彼もレベル低いけど
きちんと反証を提示できないボクらも低次元なんです。
彼は「カネを稼ぐこと」を目的に
事業展開している訳ですから、
何ひ . . . 本文を読む
換気扇の油汚れにはザブがイイよと言われたので試してビックリ。ものすごくきれいになるんですよ。台所洗剤の数倍の汚れ落ちでした。これって、きっとものスゴイモノが入ってるんですよね、きっと。でもってその排水はきっちり海までたどり着くんだよなぁ。それから海産物を経由して人間に還ってくる訳だ。「自業自得」とか「天に唾する」愚かしさだとわかっても、なかなかやめられない生活習慣の一つが、自分の身の回りだけをキレ . . . 本文を読む
橋本元総理の献金疑惑の報道を見ていて感じました。日本の政治家ってどうしてこんなにスマートじゃないんだろう、って。クリントンが訪日したときTV討論で、大阪のオバちゃんに「不倫報道はどこまでホントなん?」とか聞かれてキチンと本国の報道関係にコメントするときのマジメさで説明してから、そのオバちゃんに代表される日本国民に「謝罪」を表明していたのに比べると、なんともオソマツ。「記憶にありません」ってなんだよ . . . 本文を読む