のほほんシングルライフ

実家暮らし30代シングルOLの日常。
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8月15日(火)マチソワ

2006-08-16 21:14:38 | ダンス オブ ヴァンパイア
8月15日は7、8回目の観劇になるマチソワでした。
今回はザックリと簡単な感想です。

では、マチネから参ります。

Wキャスト
アルフレート 浦井 健治
サラ 剱持 たまき


お席は1階S列下手サブセンです。

前日の最前列での鑑賞と比べると、
こちらの席の方が断然音が良かったです。
私は舞台に近い席と音が良い席なら、
音が良い席を選びたいです。
好きな席を選べることはめったにないですけどね。

アルフとサラの組合せは浦井×剱持が1番好きです。
歌は浦井君は低音が、たまきちゃんは高音が
不安定だけど、声質と感情の乗せ方が好き
容姿もこのペアが好みだわ
目にも耳にも心地よかったです

教授は毎回のように小ネタをプラスしてますね。
初日近くから比べるとかなりたくさん
やることが増えちゃって大変ですね。

伯爵は麗しく、安定した歌声。
最前列では全然音が悪くて不満でしたが、
1階後方はいい感じです。
でもちょっとエコーが効きすぎだなぁ。
「エリザベート」でもそうだったけど、
人に在らざるものにはエコーをかける
お約束でもあるんでしょうか?
山口さんの歌唱力ならエコーはなくて
OKですのでやめて欲しいです。
安定して素晴らしい歌声が聴けるのは
嬉しいけれど、多少のムラがあっても、
ある種ぶっ飛んだ神がかった歌が聴きたいな。
最近はそんな歌に当たらず悔しいです。

クコールの幕間劇場。
お掃除しながら「疲れたー」とつぶやく合間に
「スポンジ最高!」「スポンジケーキ最高!」
「すっぽんの血最高!」と小道具つきで
笑いを取ってました。


次はソワレ。

Wキャスト
アルフレート 泉見 洋平
サラ 大塚 ちひろ


お席はB席下手端近く。
最初にして最後のB席です。
やはり舞台が遠くなるけど、
全体を見渡せるのが良いですね。
舞踏会のシーンはいつもは伯爵に夢中で
ヘルベルトを見られないのですが、
1度に視界に入ります。
やってるのは知ってるけど見たことはなかった
ヘルベルトのマントばっさー!が見られて満足
音は多少バランスが悪いけど、
1階前方よりは良かったです。

こちらのアルフとサラのペアは声質が合っていて、
すっきり良く通る清々しい歌声です。
歌を聴くということに関しては、
こちらの方が安定していると思います。

さて、マチネでもちょっと触れた教授の小ネタ。
私はソワレでやった本棚に頭をぶつけて
おでこに絆創膏はやりすぎの域に入ったな
と感じてしまいました。
そのネタ1幕でもやったでしょ?
ここは笑うところです的ネタは2度はキツイ。
靴下の穴とかもマグダにほぐしてもらって
フニャフニャととけてくるだけで十分だと
思うのですがどうなんでしょう。
あそこは鼻にも紙の雪を詰めてるし。
最初に危惧していたやりすぎでくどい状態。
そして物語の上での役のバランスも
崩れてきてしまった気がします。
市村さんの演じる教授が突出してしまっている。

でもねー、序盤にちょっと寒い空気が
漂っていた状態をここまで盛り上げたのは
市村さんの尽力によるものが大きいので、
彼を責めることは出来ません。
中途半端な演出をして役者の力量頼みの
山田さんに文句を言いたいよ。
脚本と演出で笑わせるのではなく、役者のネタで
笑わせる状態を演出家としてどう考えてるんだろう。
もしも教授のネタが山田さんによるものだとしたら、
演出家としての力量を疑う。
いずれにせよ私は山田演出が肌に合わない
ということなのでしょう。

こうなってくるとクコールの幕間劇場も
ちょっと考えてしまいます。
「神田川」くらいなら良いけれど、
ソワレの「エリザベート」の「私だけに」ネタなんて
東宝ミュージカルオタクじゃないと分からないよ。
完全に内輪受けの状態だよね。
一般のミュージカルにちょっと興味を持って来た
お客さんを置いてけぼりにしちゃって良いの?
などと終わりが近くなって色々考えてしまいました。

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