のほほんシングルライフ

実家暮らし30代シングルOLの日常。
諸事情により、TB不可設定になっています。

6月16日(土)ソワレ

2007-06-18 21:55:44 | レ・ミゼラブル
感想をアップするのが遅くなりましたが、
自分の覚書なのでサックリいきます。

まずは、キャストから。

ジャン・バルジャン 山口 祐一郎
ジャベール 今 拓哉
エポニーヌ 坂本 真綾
ファンテーヌ シルビア・グラブ
コゼット 菊地 美香
マリウス 泉見 洋平
テナルディエ 駒田 一
テナルディエの妻 森 公美子
アンジョルラス 坂元 健児
リトル・コゼット 高橋 りか
ガブローシュ 新井 海人

初見のプリンシパルはいないので、
キャスト順にいきまーす。

今期のバルジャンは別所さんはもちろん、
橋本さんも、今井さんも(初日のみ?)
24653を上げていると聞いていたので、
山口さんはどうなの?と期待してました。
結果は既にご存知の方が多いと思いますが、
上げてきましたよ。
ただし、裏声(ファルセット)でした。
う~ん、急に声が切り替わるので、
聴いた感じは正直微妙。
地声で出ないのなら、今まで通りで十分です。

コゼットとの森の出会いのハミング?
あれがやっぱり絶品。
あの感じは山口さんならでは。
2003年のCDが出たときに
友人たちからラ~ラ♪入ってたね!
ってメールが複数きました。
自分では意識せずにアレが大好き
言いまくっていたようです

前回までとは変えてきている部分で
特に私が気に入ったのは、エポニーヌが持ってくる
マリウスの手紙を台詞調で読むところ。
「君の恋人 マリウス」というのが強調されて、
これでバルジャンがコゼットの恋人の名前を知り、
砦へ向かうというのが解りやすくなった。
ここで名前を知って、バリケードでの
アンジョルラスの「マリウス 少し休め」で
顔も知ることになる流れに繋がるのですね。

「彼を帰して」も良かったです。
この神様に向き合って祈る感じが好き。
惜しむらくは盛り上がってきたところで、
ビニールをガサガサしだした人がいたこと。
場内アナウンスでも注意してるんだから、
勘弁してよ
こういう人に限って聞いてないんだよね…。

今さんのジャベールはもう安心して聴けました。
去年辺りから好きなジャベールです。

真綾ちゃんのエポは前にも書いたけど
とても好みの感じになった。
報われない切ない恋をしてる感じがイイ。
この調子でお願いします。

シルビアさんのファンテーヌは実は
苦手だったのですが、相対評価で
今年は良い方に入りそう。
声質と体格がイメージに合わないのですが、
歌い方が好き。

そして泉見マリ。
もうすっかりベテランマリウスですね。
クールフェラックをやっていたのが
遠い昔のように思えます。
実は泉見君のマリウス初日を観てますが、
あの時は「何じゃこの段取り君は?
懐中時計で小芝居する暇があったら
もっとしっかり芝居しろ!」と思ったのものです。
それからメキメキ頭角を現してきて、
芝居もできる(ちょっと暑苦しい時もありますが)
良いマリウスになって良かった。

コゼットの菊地さんは可愛いし、歌も好きです。
初々しい感じがいい

で、テナルディエ夫妻。
駒田さんも森クミさんも芸達者で
息もピッタリなのはいいのですが、
この二人が揃うとどうもやり過ぎ感が。
宿屋と結婚式は遊びを入れて大いに結構ですが、
取引の場面でのアレはどうなの?
あそこで笑いが必要ですか?
特にリトル・コゼットを逆さに抱えあげるのが
ハッキリ言って嫌いです。
観てる方は面白いかもしれないけれど、
やられる方の立場になってみたら、
とっても嫌な感じがします。
前にほっぺにキスをするテナもいましたが
アレも嫌いでした。
芝居かもしれませんが、物すごく嫌そうに
顔をしかめる子がいて可哀想になったよ。
取引で羽目を外さなければ好きなペアです。

坂健のアンジョルラスは、
そう言えば黒いタイでしたね。
高音がスコーンと出るのが好きです。
岡さんのカリスマ系リーダーとは違って、
体育会系の兄貴的なリーダー。
砦から落ちる時の鉄棒回り降りは
ちょっと違和感があるので、
もっと自然に落ちてください。

リトル・コゼットのりかちゃんは可愛いねー。
お顔に汚しを入れちゃうのが勿体無い位。
今年のチビコゼちゃんたちは皆歌が上手いね

全体としては歌寄りのキャストだったので
満足でございます
やはり私は聴かせてくれるキャストが好き。

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