６月１３日(水)マチネ

今期２回目のレ・ミゼラブルを観てきました。
まずはキャスト紹介。

ジャン・バルジャン　今井　清隆
ジャベール　鹿賀　丈史
エポニーヌ　笹本　玲奈
ファンテーヌ　岩崎　宏美
コゼット　辛島　小恵
マリウス　泉見　洋平
テナルディエ　斎藤　晴彦
テナルディエの妻　阿知波　悟美
アンジョルラス　岡　幸二郎
リトル・コゼット　大下　夕華
ガブローシュ　原田　光

さて、前回私はアンサンブルにダメだししましたが、
今回のチームの方がもっとダメだった
特にグランテール。歌も芝居も雑すぎる。
もしあれが役作りだとしたら、
勘違いも甚だしいと思います。
もう今更無理ですが、できれば避けたいキャストです。
グランテールがダメだととっても厳しい。
せめてもの救いはレーグルというか司教様の
歌がどちらのチームも私的にはＯＫなこと。
フイイも両方良い感じかな。
後は何だかなー。
特に今日は太目のアンサンブルさんが多かった。
貴族とかならともかく、この時代の庶民は
メタボリックな体型の人はそんなにいないだろう。
背が低いのはどうしようもないけれど、
開幕までに体型をしぼれなかったのか。

プリンシパルは今日は歌が安心して
聴ける人が多くてよかった。
阿知波さんが文字にするのが憚られる
歌詞のところをちょっと作詞していましたが、
上手く意味の通じる言葉で流石です。
新しい歌詞かと思ったくらい（忘れちゃったけど）。
今日は鹿賀さんが余り調子が良くなかったようで、
歌詞が明瞭じゃないところや、
歌い出しの歌詞を飛ばしたのが２箇所ほど。
どちらもほんの少し飛んだだけなので、
大勢に影響ありませんでしたが、
私はちょっとドキリとしました。
（今回レミが３回目の友人は
気づかなかったとのことでした）
１個目は途中から入った感じで
マイクが入らなかったのかもしれませんが。

本日初見のプリンシパルは、コゼットの辛島さん。
うーん？歌は悪くないのだけれど、
何だかちょっとおばさんチックというか、
コゼットというよりはイメージはむしろ
ファンテーヌ寄り（あくまで私のイメージ）。
箱入り娘な初々しい感じがしない。
コゼットは歌はもちろんなんだけど、
可愛らしいお嬢さんのイメージがあるので
それからはちょっと外れてました。
今日見たガブローシュは、よく声も通り
元気な少年って感じで良かったな。
前回の子は歌は上手いんだけど、
大人びた歌い方で、子供な感じがしなかった。

久しぶりに岩崎さんのファンテーヌを観ましたが、
歌も演技もメリハリがあって良かった
マリウス、エポニーヌ、アンジョルラスも
それぞれ輝きを放ってました。
上手い人は佇んでいるだけで目が行くんだよなー。
立ってるだけの時もきちんと芝居をしているのです。
アンサンブルは棒立ちになってる人が多すぎ。

全体としては、鹿賀さんとの相性が
今井さんの方がしっくり来て
今回の方が感動度合いが高かったけど、
やはりアンサンブルをどうにかして欲しいです。

文句を垂れつつ、またチケットを１枚追加
しちゃったけどね