のほほんシングルライフ

実家暮らし30代シングルOLの日常。
諸事情により、TB不可設定になっています。

11月4日(土)マチネ

2006-11-04 22:51:31 | マリー・アントワネット
本日は「マリー・アントワネット」の
MY初日でございます。

まずはキャストから。

本日のキャスト

マルグリット・アルノー 笹本 玲奈
ルイ・ジョゼフ 川綱 治加来
ルイ・シャルル 水谷 一弥
マリー・テレーズ 高橋 愛子


お席は1階A席上手サブセン。

あのねー、一度感想を書いたんだけど、
ものすごい長文の愚痴になったので
それは消してしまいました。

私としてはこの作品はハズレでした。
手持ちのチケット分は通うけど、
凱旋公演は綜馬さんと今さんを観る為に
1度行けばいいやって感じです。

唯一良かったと思ったのは禅さん演じる
ルイ16世くらいかな。
山口さんは単体で見れば、難しい旋律を
歌いこなしていて素敵だったけど、
役の必然性を感じない。
ボーマルシェに集約できるよ。

あれだけカリオストロをチョロチョロ出すなら、
もっと世界が彼の意のままに動いていることを
前面に押し出した方が良かったんじゃない?
それじゃカリオストロが主役っぽくなるけど、
カーテンコールのトリをやらせるなら
いっそそれでも良かったのでは?
タイトルロールの涼風さんがトリじゃないなんて
どういうことなのか理解できないよ。

でも、正直誰が主役か判らないほどに、
プリンシパルが多すぎでストーリーが
散漫になってました。
全員に無理に出番を作ろうとして、
全部中途半端になった感じ。

これは私が勝手に期待していたことだけど、
同じM.A.というイニシャルを持ちながら、
他に重なるところが何もない2人の対比も
ちっとも浮き立ってこなかった。

セットがショボかったのもがっかりだよ。
アレは前衛的っていうのかしら。
斜めの線のモチーフを多用したのは
ギロチンの暗示ですか?
とても帝劇のセットとは思えませんでした。

うーむ、これ以上書いても愚痴しか出ないので、
今日はこれにて終了。
明日は新妻ちゃんのマルグリットを観てきます。
今日観たキャストは皆良かったんですよ。
脚本と演出が駄目なんだと思います。
あれだけ歌えるキャストを揃えておいて
勿体無いったらないよ。
これが最大の見せ場って感じの
ビッグナンバーもなかったしね。