きみとのむミュスカデシュールリー

お酒はあんまり関係ありません あしからず

かわいいの弊害

2008-03-23 03:35:47 | おもった
かわいい、ってあんまり人に対しては使いたくない、相手を愛玩の対象としてみてるみたいだから、っていってるブログの人がいて、はあっと思いました。もちろん全部がいっしょくたにはできないにしろ、(友達への髪型や服とかの評価でかわいい、っていうのはあんまりその気持ちに該当しない気がする)確かになあ、と思う部分も無きにしも非ずだと思った。

うーん、私がかわいいっていうもの、人と人との関係とか、その人の性格とかを、かわいいって言ってることいっぱいあって、勿論かわいい、と思っているんだけど、かわいいの断言は関係性がそこで断絶だ、とも思う。
なんというかねーかわいい、っていうことで、そのことに深く考えることを放棄しちゃう感じがあるなあ、って。かわいいっていったらかわいいどまりなの。私は、むしろその関係や人物を、「かわいい」ポジションに置いとくことで、嫌なものとかその他の物をあまり視界に入れないようにしてるのかもしれない、と思った。
あとね、自分の中で、ちょっと上から目線も感じる。かわいい、っていうとき。
それあるかもなあ、どっちかっていうとそっちだなあ、かわいいっていうことで、自分の理解できる範疇、下に置いときたいって部分があるんだろうなあ

でも、絶対悪いことではないと思うんだよね、つまり後輩がナチュラルにできる感じだってそういうものだよ、と思う。
あからさまに人を下に置く感じだね。でも、そういう関係性は否定するようなことじゃない、とは思う。でも私は苦手だけども。子供にあげ足とられたくないような人だからなあ、私って
そういう風な関係が苦手だ、って言ってる私が、かわいいって言葉を使うことで、表面上では苦手っていっときながら結局上下関係作ってるんじゃんか、というところが私が「かわいい」を使うと出てくるいやらしさの原因だと思う。
でも、かわいいものをかわいいっていうことは、それはとても楽で楽しいこと、しかも悪評じゃないから便利ではあるんだよ。こういう風に評価できることは嫌いではないし、これからもずっとしたいとは思うんだけど、けして思いあがるでないぞ私、と思ったのでした

追記・この場合のかわいい、って、なんというか表現的に「もえ」に近いと思います。もえーって、ね、たぶんそういう感じ