きみとのむミュスカデシュールリー

お酒はあんまり関係ありません あしからず

毎日の生活と自殺

2008-03-03 16:09:03 | 好ましくない
この前実家帰ったら、いろんなことを思い出した、
自分が中高生だったときのこと
あれはやっぱりしんどかったんじゃないかと思ってしまう、いま思うと
でも当時はあれがベストで、自分は幸せだ、ってずっと思ってたし、思おうとしてた
もちろん幸せなこともあったんだろうけどね
私はどうしても比較して幸せを考えるたちだから

なんかね、大学に入ったら本当に人って主観を通して物を見てるなあと思った。
当たり前なんだけどね。
でも、自分が客観だと思ってることすら主観を通してることだから、その習慣ていうフィルターさえ変えちゃえば世界は全く変わるんだよね、

そんなぽいぽい変えられるものじゃないのだけど、大学入って、人と出会って、私もどんどん楽観主義になって、いままで心配してたことなんて、ほんと自分の思い込みだったんだなあって気づいた。
思い込みというより、ほんと、ものの見方の一つだったんだなあって

私根本的に人とうまく付き合えない人なんだ、って思い込みがずっとあって、それが中高の時は常に付きまとってた。
あれは怖い。きっとそうじゃない、そんなんを信じた時点で確実にそうなってしまうんだから、そんなこと信じちゃだめだ、って必死に思うんだけど、その声が力なくて、気がついたら身の回りの全部がそれに侵食されちゃうの。
そうなると、人と話さなきゃ、と思うのに声が出なくなる。
うまく話せないと落ち込む、でその無限ループから、ずっと抜け出せなかった。
抜け出す方法も判らなかった。
ずっと頭の中が怯えてるの。お風呂入ると、湯気と一緒に心配が満ち満ちて、泣きそうな気持になったり、家族でご飯食べてて、家族はまさか自分がこんな気持ちになってるのなんて知らないんだろうな、って思ってまた泣きそうになったり、友達と移動教室のときにどのポジションにいたらいいのか迷ったり、自転車に乗りながら鬱になったり。

日常を変えるのってすごく厳しい。
日々ってなかなか変わらなくて、習慣になってしまった思考は、かなりの確率で自分を食っていく
そこから抜けちゃった人はね、ああ、ああすればいいのに、って思うんだけど、本人はまるでわからないんだよね。目隠し状態だよね。

この前友達の親戚が自殺したのね、
で、私どうしてそんなことしちゃうのかわからない、自殺をしてしまう人の気持ちがわからない、でも、きっと話をちゃんと聞いてくれる人がいなかったんだろうって思う、ってその子は言ってて
逆に私はその中高時代を思い出したの。
私は絶対自殺なんかできないけど、家族もいて、心配してくれる人がいたって、自分の主観ていうフィルターが曇ってると、ほんと何も見えないんだよねって
きっとその人は見えなくなっちゃったんだ、と思った

うちのお母さんは、自殺するなんて馬鹿だよ、ってよく言う
そうなんだよ、きっと馬鹿なんだし、お母さんは私に馬鹿って言ってくれるから、私は自殺することなんて馬鹿だって思える、
でもそういう外からの言葉は、ほんとに自殺しちゃう人には何の役にも立たないんだよ
ほんとにそういう人を助けられる言葉は、内からの言葉しかないんだって、ほんとにそう思う