
ムーアの法則・・・
『インテル共同創業者ゴードン・ムーア氏死去』というニュース。
記事によると
米インテルの共同創業者ゴードン・ムーア氏がハワイの自宅で死去(94歳)。
ムーア氏は半導体の集積度が「2年で倍増する」という「ムーアの法則」を唱え、
半導体やIT産業の発展の基礎を築いた。
1957年にロバート・ノイス氏らと共に半導体メーカーのフェアチャイルド・セミコンダクターを創業。
68年にノイス氏と共同でインテルを創業し、
79年から8年間、最高経営責任者(CEO)を務めた。
ムーア氏は半導体の集積度が「2年で倍増する」という「ムーアの法則」を唱え、
半導体やIT産業の発展の基礎を築いた。
1957年にロバート・ノイス氏らと共に半導体メーカーのフェアチャイルド・セミコンダクターを創業。
68年にノイス氏と共同でインテルを創業し、
79年から8年間、最高経営責任者(CEO)を務めた。
元電気回路設計者としては、ムーアの法則はなつかしい。
初めてこの法則名を聞いたときには、
電気回路の基礎・
オーム(ohm)の法則V=IR
の派生かと思いましたが、電気回路には関係のない
集積回路(LSI)の性能向上に関する将来予測:LSI上のトランジスタの数は2年で倍になる
でした。その後、性能向上速度は修正されましたが、
私が社会人になった当時のCPUは、当時は中央処理装置と読んでましたが、
ようやくインテルの8008が出てきた辺り。
その後、マイクロプロセッサ、マイコンなどと呼称が変わり、
私が初めて設計したのは、8ビットマイコン8085からでした。
8ビット時代は機械語を暗記できて、
ROM内容をROM転送して直接パッチを当て別のROM作成することも
緊急・現場ではおこなっていました。
その後16ビットマイコン、8086、80186、V30、V35などを自社の製品に搭載し、
ソフト設計も行いました。Vシリーズは、わが日本・NECのマイコンです。
正直、16ビットからは、ソフト設計も高級言語Cに頼っていましたが、
ムーアの法則を実感したサラリーマン時代でした。
インテルの歴史とともに自分の法則を感じながら
94歳のムーアさんは、
現在のインテル、現在のスマホ技術、アップルの躍進を
どう感じていたんでしょう。
もっとインテル入ってた!
と思われていたかも(^_-)-☆ご冥福をお祈りします。
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