のぶた君のボウリング日記

2004年7月よりマイブームになっているボウリングの記録です。目指せ月間AV.200!!

国産名車コレクション(VOL.51)

2008-01-15 21:19:11 | ミニカー
今回の紹介はコロナの皮を被ったリトル2000GTトヨタ 1600GTです。

ジェントルなルックスの下に熱き心臓を収めたスポーツモデルは意外性とパフォーマンスを持った羊の皮を被った狼はマニアを虜にする魔力を秘めていた。。。

兄貴分の2000GTに遅れること3ヶ月、、、1967年8月に登場したトヨタ 1600GTはその代表的な1台であった。。。
コロナのボディにヤマハチューンの珠玉DOHCを搭載した。。。
しかも各部にはあの2000GTのパーツを用いた本格派で高いスポーツ性能はレースでも存分に発揮された。

正面からはこんな感じです。。。

GT4は4速トランスミッションでコロナ1600S用をベースとしていた。
一方、GT5は5速トランスミッションでギア比も含めトヨタ2000GTと共通ユニットが採用されていた。
GT4とGT5の外観上の違いはリアエンブレムのみであった。
フロントシートも2000GTと共通のバケットタイプが採用された。

後からはこんな感じです。。。


エンジンはヤマハチューンの高精度ダブルローラーチェーン駆動DOHCにソレックス製ツインチョークキャブを2連装、リッター当たり69.31psの圧倒的なパフォーマンスを実現。。。
最高出力は110ps/6200rpm、最高速は175km、0⇒400m加速は17.3秒

RT55型の車両形式を持つ1600GTはコロナHT1600S(RT51型)の発展版であることは確かだが、車名には「コロナ」は付かない。
これは高性能車として広く認知されていたトヨタ2000GTのイメージをオーバーラップさせる戦略だった。
世界的なレベルで見ても極めて高性能だった1600GTも華々しくデビューした2000GTの脇役と見られていたフシは否めなく、1968年にコロナ・マークIIが登場したことで早々に生産を中止してしまった。
トヨタ1600GTは隠れた名車と言っていいでしょう。。。