こぼれ絵日記

とりあえず楽しく過ごしたい

ふた七日なんてのがあるんですね

2014-10-31 03:18:05 | 日常の話
 
今日は祖父の「ふた七日」でした。


初七日は聞いたことあるけどふた七日って何するんや?と

母に問うたところ、

家に坊さん呼んでお経を唱えてもらうんですって。


身内だけでやるみたいなんで、服装をどうしたらええのか?と

母に問うたところ、

黒っぽい地味な服でいいよ・・・あ!やっぱり喪服にしといて。ですって。



ってことで、ぎりぎりクリーニングに出してなかった喪服を着て奥さんと実家に行くと

「わざわざ喪服で来てくれたのにこんな格好でごめんね!」

と、黒っぽいジャージの下にラフな黒っぽいトレーナーを着た叔母が笑って迎えてくれました。


いや、いいんです。

どうせ黒っぽい地味な服なんて持ってないんで。

どうせ叔母はラフな格好で来るやろうな、とは想像してたんで。




そして坊さんが到着し、お経を唱え始め、ボクは寝る。

この流れはもう定番化してます。


お経を聞くと、どうしても眠くなるんです。

もうこれは仕方ない。

いかに座ったまま目を閉じてるだけの感じを装うか。




子守唄上手の坊さんが帰ると、祖母が

「せっかくやからここで皆でご飯たべよう!皆でご飯食べながら賑やかにするのも供養や!」

と言うてくれてるので、皆でご飯を食べることに。


まぁ祖母の言う通り、家で賑やかにすると祖父も寂しくなく喜ぶことでしょう。


ってことで、何を出前する?という話に・・・

なったんですが、この辺で出前してくれるとこなんてないもんで

結局、母の案で徒歩7~8分のところにある

「中華料理屋に電話してお持ち帰りしよう!あそこやったら、お皿持って行ったらそれに入れてくれるから」

ということになりました。



そして早速電話で、

「チャーハン5人前、から揚げ6人前、エビチリ3人前・・・」

など注文し20分後にお皿持ってとりに行きますと伝えましてん。



大人6人。うち祖母は車椅子。


最初は母が1人で大皿を持って取りに行くと言うてたんですが

結構な数量を注文したもんで、どうやって1人で持って帰ってくるねん!?

という話になりまして。




母「ほなウチとあんた(叔母)と2人で行こか」


僕「いや2人で大皿4枚もって!?ってか4枚で足りる!?」


母「なんとかなるやろ」


僕「両手ふさがった状態で帰って来るんは危ないで。ボクも行くわ」


奥さん「じゃあ私も行きます」


母「そう。悪いけど頼むわ」


僕「いや4人で行くんやったらもう皆で行って向こうで食べたらええやん!」


一同「ホンマや!そらそうやな!ほなそうしよ!準備するでえ!」




ということで、すったもんだありましたが

結局皆で中華料理屋に食べに行くことになりました。




実はここ、母が週1で働いてるパート先でもあるんです。

だから、どんなところで働いてるんか1回見てみたかったんで調度よかったんです。

マスターも従業員もええ人そうやったし。

ちょっと高いけど料理もおいしかったし。

なかなかエエ環境で働いてるみたいでホッとしました。







お腹いっぱいになって帰ってから


食べに行く前の祖母の言葉を思い出し

ハッとしました。





皆で家空けて食べに行ってもうたら


じいちゃんの供養にならへんやん!





むしろ、家にじいちゃん1人残して来てもうて

趣旨が変わってもうてたね。


ま、ええか!

 

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