KさんのNゲージ「コッペルの里帰り」

2013-03-09 | ギャラリー / Gallery
Nゲージの話題です。
Nナロー作品を雑誌にも発表されている、福井のKさんから新作の写真をいただきました。ありがとうございます。
とても綺麗な写真ですので、まずはご覧ください。



えっ?新作って、フライッシュマンの新製品の話・・・?
ではなく、「宮崎コッペルキット」を生まれ故郷のドイツに里帰りさせるべく改造されたそうです。
パッと見で判らなかったほど見事にドイツの田舎町に溶け込んでいます。イベント列車に仕立てた情景が愉快です。



内容についてはメールを引用させていただきますと、
「キットのパーツでは大きく改造した箇所はありませんが、煙突をストレート型に加工しています。追加パーツは連結器のバッファーと片側2灯の前照灯ですが、キャブ屋根が寂しいので汽笛や通風窓が欲しいところです。
塗装は黒+下回りが赤で、西ドイツ国鉄の標準的な蒸機の姿に仕立てました。形式は実物が雑多な蒸機の集合であるBR98とし、番台を空き番号から適当に割り当て、表記や銘板をそれらしく製作して貼りつけています。」
とのことです。
下の写真はBR64とのツーショットです。きちんと仕上げられているので、既製品と並んでも違和感が全く無いですね。



ちなみに写真の情景は、コッペルの似合う展示台としてモジュールを製作されたものだそうです。車輌が引き立って活き活きとして見えます。

Nゲージ製品を特定機にこだわって組むのも良いですが、たまには自分ならではのテーマを作って、自由な世界で改造してみるのも楽しいモンだなと改めて感じました。ありがとうございました。

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