HOナロー新製品の紹介です。「3D木曽酒井DL131号機〔全開〕」のサンプルをアップしました。
下の写真は、3D車体をプラ用薄め液で洗浄後に、同時発売の「トーマパワー木曽酒井DL用〔KE21エンジンセット付き〕」をセットした状態です。
いずれも9/28の軽便祭で発売予定です。
・#3151 3D HOn9mm 木曽酒井DL131号機車体〔全開〕
・#5371 HOn9mm トーマパワー木曽酒井DL用〔KE21エンジンセット付き〕
・#5381 HOn KE21型エンジンセット
車体とコンプレッサー、ブレーキシリンダーは3Dプリントによる一体成型品です。排気管のみ(破損防止のため)キャブ内に収めてありますので、ニッパーでカットしてボンネット穴へ接着します。または真鍮線(別途購入)などを差込んでもOKです。ちなみに実物の直径は60mmです。
KE21エンジン、燃料タンク、砂箱、エアタンクはホワイトメタル製です。動力はこれまで同様のモーター端子を除いてはんだ付け不要の専用の動力ユニットを作りました。モーター別キット形式で販売します。片軸アルモーターが適合します。
KE21エンジンセットは3ピース構造です。汎用パーツとして作りましたので、車体に合わせて一部をニッパーでカットするなど小加工のうえで動力ユニットへセットします。131号機の場合はコンプレッサーが干渉しますので、エンジン前方右側のエアタンクのカットと、フレームネジの逃げ穴をあけます。
ロストワックス製にしようか迷ったのですが、汎用として加工がしやすいことを優先してホワイトメタルを使いました。ホワイトメタル製といっても、トーマモデルワークスではロスト用同等の真鍮製原型を使っていますので、塗装してしまえばロストパーツと区別がつかないほど細密に仕上がっています(と思います)。
3D車体は使用前にMr.カラーうすめ液で洗浄します。広口瓶に入れて数分間撹拌すれば、3Dプリント表面のワックスが落ちて綺麗になります。間違ってもラッカー用薄め液に浸けないようにご注意ください。数分でベコベコの廃車体になります(廃車体表現には良いかも・・・)。洗浄後はプラ用塗料で塗装できます。筋目が気になるようであれば、ヤスリとペーパーでお気に召すまで磨いてみてください。プラ用サーフェーサーを併用すると筋目が見やすくなりますので作業し易くなるでしょう。
これで3Dプリント製DLも3兄弟になりました。右から満2歳の神岡酒井、満1歳の木曽ホイットコム、そして今回発売の木曽酒井131号。透明タッパーに入れて室内常温で保管していますが、今のところいずれも変形等はなく、元気な姿を保っています。
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