Work Shop News

トーマモデルワークスからのお知らせ・・・各種キット・塗装済完成品販売中! 詳しくは⇒こちらから

Oナローコッペル5トンの新規パーツ

2013-02-03 | On16.5mm その他
Oナロー16.5mmの話題です。
間もなく再生産の「コッペル5トンボトムタンクキット」の内容変更点の紹介です。ご覧のパーツが前回から変わりました。


(今回変更したパーツ。キャブと動輪のタイヤは変更ありません)

ボイラーはウェイト兼用の快削真鍮挽物になりました。キャブ前妻板へネジで仮止めできます。
ロストワックス製のクロスヘッドは新規原型で寸法を微調整済、同じくリターンクランクはロスト製の新規パーツです。
中央の四角い板は弁室蓋です。嵌め込み部分の寸法を修正しました。
輪心は少し外形を小さくして動輪タイヤへ嵌りやすくしました。
手前に転がっている小さいパーツはバルブギヤ用の段付きピン(φ0.75-1.0mm)です。今回はこれもキットへ同梱します。ただし、バルブギヤ各ロッドのエッチング板は前回と同じものを使用しますので、ピンのφ1.0mm部分が入る穴は、針ヤスリでグリグリと拡げる必要があります。

その他は前回同様です。コッペルはパイピングがごちゃごちゃしていますので一見複雑そうですが、実際に組んでみていただければ意外と簡単にできあがります。ぜひチャレンジしてみていただければと思います。

なお、クロスヘッド、リターンクランク、段付きピンは分売予定です。ご注文が多ければ定番として再生産も検討します。また、前回のパーツのエッチング丸め加工製ボイラーも在庫限りになりますが分売予定です。





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Oナローコッペル5トンキットを間もなく再生産

2013-02-02 | On16.5mm その他
Oナロー16.5mmの話題です。
「コッペル5トンボトムタンクキット」の再生産品を、この2月(2013年)に発売予定です。
基本的には前回品と同じ内容ですが、一部の素材変更・新規原型パーツへの変更、ロスト製リターンクランク追加、バルブギヤ用ピン同梱など、少しバージョンアップして再登場します。価格は前回と同じ31,500円(税込)の予定で、現在予約受付中です。


(写真は前回品です。変更内容の詳細は追ってこのブログでお知らせします。)


◇これまで皆さんの作品はこちらでご覧いただけます。
・AさんのOナローコッペル2題~On2&On2-1/2
http://blog.goo.ne.jp/nnarrow/e/c0be720f75113d3434a1eb2f5fa5fb91
・Iさんのドコーコッペル5t(Oナロー)
http://blog.goo.ne.jp/nnarrow/e/fef1dbbeb1875f5a734f3b10e84e0390
続編:直前スクープ! IさんのOナロー土工モジュール
http://blog.goo.ne.jp/nnarrow/e/14a97cabb40bc02a4410d539de82f675
・Mさんの、覗いて楽しいOナローコッペル5トン
http://blog.goo.ne.jp/nnarrow/e/78c85fce7e10f5f39486bc0a8e75a30f

◇サンプル品の走行ビデオはこちらです。(YouTube)
http://www.youtube.com/watch?v=Ozj5Zf5-oak&list=UUm_27FcaeNCF0mHSYhos9bQ&index=6

◇製品詳細ページはこちらです。(トーマモデルワークスショッピング)
http://tomamw.cart.fc2.com/ca12/52/p-r-s/



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Oナロー雨宮Bタンクのお楽しみパーツ

2012-09-29 | On16.5mm その他
Oナロー雨宮Bタンク用のお楽しみパーツ、バックプレートのサンプル品ができましたのでご覧ください。3Dプリンタでの出力品です。元のパーツ自体は半透明ですので、サンプルは黒く塗装してあります。拡大するとちょっと肌荒れが気になりますが、皆さんとしてはいかがでしょうか。ボテボテに色を塗り重ねた保存機を見慣れた目には、かえって実物っぽく映ります(かな?)。


一体造形ですので組み立ての必要はありません。


ボルトとリベットを作り分けて、ボルトはちゃんと六角形になっています。火室扉の雨宮らしいヒンジもしっかり表現できています。


拡大するとちょっと肌荒れしていますね。


塗装前の状態です。販売時はこの状態になります。

素材は光硬化樹脂を使っています。アメリカのNナローでは、製品が欠乏状態なことと車両が小さくて荒れが目立たないことから、この素材を使ったモデリングが急速に普及しています。HOやHOナローでもお気軽モデルとしていくらか製品が見られるようになってきました。
この素材は、普通のプラスチックと同じようにヤスリがけや穴あけ、接着ができますし、塗装も普通にできますので、模型素材としての違和感はありません。ただし柔軟性がないので、細い部分が折れやすいことに注意が必要です。また、日本ではあまり普及しないことの一因かと思いますが、造形機器メーカー側では紫外線や湿気により経年で劣化・変形すると謳っていることに留意が必要です。ただ数年前から少しづつ作ってきた手許のサンプルを見ると、普通に部屋に置いておいた分には変化は見られませんので、形状も影響すると思いますが、必ずしも直ぐに何かが起こるというわけではないようです。
いずれにしても現状では、永らく楽しむものではなく、一時見栄えを良くしたいだとか今度の運転会用になど、先のことはいいから”とりあえず今を楽しみたい!”という使い方が適しているでしょうね。いつもはハードディスクに保存してある文書を、誰かに見せる時にプリントアウトする感覚で・・・。

このパーツは軽便祭で少量販売、また、万が一売切の際は受注生産しますが、以上のことを理解された上でお楽しみください(劣化・変形した場合でも返品・返金・代替品などの補償はいたしかねます)。価格はお祭り価格で800円前後の予定です。
もしご要望があれば、今後はデータとして販売して、ご自身でプリントに回していただくようなことも検討していきます。





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Oナロー16.5mm 雨宮Bタンク新発売

2012-09-26 | On16.5mm その他
Oナロー16.5mm『雨宮タイプBタンク』キットは、トーマモデルワークスショッピングや販売会イベントの他、下記のお店でもお買い求めいただけます(2012/9/26現在です)。お店によっては、”トーマモデルワークスショッピング”では売切れの製品や、絶版Nナロー製品なども在庫しています。ぜひ足を運んでチェックしてみてください。
※取扱製品はお店により異なります。在庫状況は各店へお問合せください。



◇Oナロー16.5mm『雨宮タイプBタンク』キット取扱店 (2012/9/26現在)
〔模型店〕
 ・マイホビーキョーサン
 ・エコーモデル
 ・道楽ぼーず
〔ネットショップ〕※店舗はありません
 ・ムトーネット企画

◇その他トーマモデルワークス製品取扱店(2012/9/26現在)
〔模型店〕
 ・ペアーハンズ
 ・Models IMON原宿店
 ・Models IMON横浜店
〔ネットショップ〕※店舗はありません
 ・ナローガレージ




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Oナロー雨宮Bタンクの組立見本ができました

2012-09-10 | On16.5mm その他
Oナローの話題です。
間もなく発売予定の『Oナロー16.5mm 雨宮タイプBタンク』キットの組立サンプルができました。


上の写真は、塗装後の最終組立前の様子です。下側にあるのがハンダ付け不要(※)のパワトラです。その右側は簡易タイプのバックプレートです。後述のお楽しみ用に両面テープで貼り付けておきます。
※配線を除く


完成写真です。5トン機よりも少し分詰まり気味で5トンの弟分といった雰囲気でしょうか。この手の雨宮はリベットが少ないのですっきりしていますね。
ディティールパーツは、主なものは付けてあります。ただし、シリンダーからの排気管以外の配管はキットに含まれませんので、写真のようにお気軽に省略するか、または線材で表現してみてください。右シリンダーへの吸気管には位置決め用の簡易治具がキットに入っています。
また、リターンクランクから加減リンクまでのバルブギヤもサービスパーツとしてキットに入っています(見本では組込済み)。今回は極小の平ピンもセットしますので別途購入は不要です。まあ、この辺りもあまり凝らずにお気軽に省略して楽しむのが良いかもしれませんね。



平行してお楽しみ企画も進行中です。これは製造がうまくいったら・・・ということで、うまくいかなければ没になるかもしれません。3Dプリンタでの出力品になります。

キットの発売は、現在のところパーツの上がり待ちですので、揃い次第発売します。予定価格は26,800円(税込)です。



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Oナロー雨宮Bタンクの試作写真

2012-08-24 | On16.5mm その他
Oナロー16.5mmの話題が続きます。
9月(2012年)発売予定の「雨宮タイプBタンク」の試作機を写真に撮りました。JAMで展示走行したものです。洋白車体に少し年季?が入ってきてますが・・・。
製品では、車体は真鍮に、ロッドは洋白になります。リターンクランクの形状も少し変わり、若干の追加パーツもあります。煙突は載せてあるだけなので傾いてますね・・・。輪心は、コッペル5tではメタル製でしたが、今回は真鍮エッチングになります。エッチングの方が精度が出るので組立が簡単ですし、見た目もメタルに比べて遜色ないので、コストも考えればコチラの方が良いかと考えています。Nゲージのエッチングキットではスタンダードな方法ですね。



9月上旬には製品版サンプルを完成させて、と思っています(遅れ気味ですが・・・)。




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Oナロー雨宮Bタンクの図面

2012-08-22 | On16.5mm その他
Oナローの話題です。
ナローゲージャーの皆さんは、JAMが終わってひと息どころか、この1ヶ月がまた勝負?ですね。
私どもでも来月9月(2012年)発売を目指して、今度はOナローの「雨宮タイプBタンク」を進めています。



ご覧の通り、形状としては士別軌道の雨宮5tをイメージしてデザインしています。雨宮製作所は小型の軽便車両の規格化を進めていましたので、5tクラスとしては似たようなスタイルの車両が各地に在籍していたのはご存知の通りです。
モデルは価格を抑えるために下まわりを16番「雨宮タイプBタンク」と共用にしますので、全体に少し小さめのいわば4トンクラスになります。ディティールも幾分省略をして、図に描いたパーツはキットに入る予定です。



また今回は、このキットのためのちょっとしたお楽しみパーツも検討中です。新しい試みなのでうまくいくか分かりませんが、実用になりそうであれば企画内容をアップしていきます。




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Oナローの雨宮タイプBタンク

2012-07-11 | On16.5mm その他
Oナローの話題です。
Nゲージ、HOゲージに続きまして、またまた雨宮タイプBタンクを、今度はOナロー16.5mmゲージで計画中です。
今回はOナローコッペルのようなスケールモデルではなく、HOゲージの雨宮タイプBタンクの下回りを使ってデザインした、セミスケール機になります。そのため、全国各地にあった雨宮5t機よりもひと回り小さく、いわば4t機くらいの大きさで、トロッコや小型の客貨車に良く合う大きさになると思います。コッペルのようなフルディティールの外観ではなく、少しパーツを抑えて、その分価格も抑え目にするつもりです。


(図は外観のイメージです)

発売時期は、おおむね8月中を予定しています。


※現在進行中の製品一覧
・HOナロー9mm 中遠鉄道1-4号機(バグナルB形サイドタンク)
・HOゲージ(1/80, 16.5mm) 雨宮タイプBタンク
・Oナロー16.5mm 雨宮タイプBタンク
・Nゲージ 雨宮タイプBタンクのクローズドキャブ・・・を検討中です。



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Oナローコッペルの組立「サイドロッド」

2012-04-09 | On16.5mm その他
組み立てのポイントの続き、今回は「サイドロッド」です。
このコッペルのサイドロッドは”ギヤ連動+はめ込み式”(※)ですが、これは古くは10年くらい前にリリースした「東洋活性白土1号機」で、また、現在密かに(?)販売中の「ガスメカミニ」にも使っている方式です(ただ、これらはHOナローです)。
この方式では、はめ込みが緩いと不用意にはずれることがあるものの、走行そのものに不具合が出るなどの話はこれまで耳にしたことがありませんでした。そのため調整方法について特に解説しておりませんでしたけども、組み立ての基本部分でもありますので、念のため調整が必要になった際のポイントをアップします。
(※)普通の丸穴式もキットに入っています。



・このコッペルの場合、図の程度を目標に(ギヤの遊びの中間点で)ロッドピン間距離(b)をホイールベース(a)に近づくように組み立ててください。動輪それぞれの位相は90°でなくても適当で構いません。ピン間距離が図の程度に合っていれば、何も調整をしなくてもスルスルとサイドロッドがまわってくれるはずです。
ちなみに図は角度が5°ずれた状態です。ヒトの目は平行に対しては精度が高いですから、5°もずれると「あれ、おかしいぞ?」というほどの大きなずれの量かと思います。キットのサイドロッドは、このずれの量に対する余裕を持たせてあります。

・もし5°以上ずれてしまっても、慌てないで、サイドロッドのピン穴を丸ヤスリで左右に少し拡げてください。
普通は0.1~0.2mm程度穴を拡げればOKです。

・ピン間距離は目視で合っているのに、サイドロッドを付けないでスムーズに走り、付けるとギグシャクする時も
同様に穴を拡げてください。もしロッドピン自体が5°傾いてしまったら、0.1mm弱ほどピン間距離が伸びます。また、車軸の穴が大きめになってしまった時もこのケースに該当します。

・以上でサイドロッドに全く力が掛からない状態にしてください。
設計の意図としては、サイドロッドはロッドピンにぶら下っているだけで連動には関係ありません(サイドロッドに連動の力は掛かりません)。ギヤ連動のサイドロッドでは普通はそのような状態を意図しています。

・ピン穴のはめ込みが緩くてはずれやすい時は、図の矢印の方向からペンチで”じわっ”とピン穴を適量分だけ締めてください。
逆にきつくてはまらない時は、ヤスリでピンの下部分(Ωの開口部分)を軽くヤスってください。

以上でうまく走らない時は、サイドロッドが原因でなく、ピン間距離が大きく可変する他の原因があるはずですので、それを解決してください(車軸の緩みなど)。ちなみにイコライジングでピン高に1mmの差が出た時のピン間は0.027mmほど長くなります。動輪の横動やトレッドの接地位置での高低差はそれよりも小さくて、全て無視できるレベルです。

文章にすると大変そうですが、調整としてはピン穴を左右に拡げるだけなので、難しくないかと思いますが・・・いかがでしょうか。(その他の症状で何かありましたら、ぜひご質問ください!)

小型ナロー蒸気の運転

2012-04-01 | On16.5mm その他
そういえば、ナロー蒸気の運転を撮影したビデオがあったな・・・ということで編集してYouTubeへアップしてみました。
機関車自体はヘンシェルですが、主な運転用機器の配置は小型のコッペルと同じです。ですのでコッペルの運転の仕方もイメージできるのではないかと思います。アメリカなのでベルの音がちょっと騒がしいですね。

「小型ナロー蒸気の運転」(YouTube)


情景はいかにもヨーロピアンですけども、この施設自体はアメリカのニューイングランド地方のものです。2フィートのヘンシェル機が模造のアメリカンコーチを牽いて緑豊かな園内を一周しています。アメリカのマニア向けの保存鉄道なら2フィートでもガンガン走らせたりする(時速20~30km)ので迫力がありますけど、ここは遊園地なのでのんびり走って止まるだけですね。途中でブレーキを使うこともなく逆転機レバーだけで止まっています。

元々運転の模様を撮るつもりではありませんでしたから、操作がなんとなく分かるような程度の内容ですのでご容赦ください・・・。また、説明の間違いがありましたらごめんなさい。ネット上を探せばもっと良いビデオがあるかもしれませんね。