HOナロー 西大寺コッペルリニューアル版

2014-08-13 | HOn9mm 西大寺コッペル
HOナローの話題です。
「西大寺コッペル1-3号機キット」をリニューアルの上、発売準備中です。
主な変更点は、シリンダーブロックをロストワックスで左右一体化、コッペル弁を追加などで、一段と見栄えのするモデルになる予定です。キャブ幅もスケールに少し狭めました。

同時に、初の模型化ではないかと思いますが、「夏姿」も発売します。
西大寺鉄道では、暑い夏には後妻の窓枠を外して、キャブ側板を開けていたようですので、その表現です。私的には、コッペルでコレをやってみたかったんですよね・・・いかがでしょうか。前妻の窓は開放状態を表現できるように別パーツにします。

◇発売予定品
・#0551 HOナロー9mm 西大寺鉄道1-3号機キット
・#0552 HOナロー9mm 西大寺鉄道1-3号機【夏姿】キット
※いずれもストレート煙突付き

そもそも何でキャブ側板が開くのかというと、ボトムタンクの石炭庫はキャブ内サイドにありまして、キャブ側板をパカっと開けて、そこから石炭を入れるのではないかと思います(その瞬間の写真等は見たことはないのですが・・・)。LGBのコッペルにはキャブ側板がありませんが、キャブ内の炭庫とその蓋が表現されていますね。
http://www.vectis.co.uk/AuctionImages/358/510_l.jpg
(LGBのコッペル。キャブ内のサイドタンコが良く見えます。)

実際には、板を2枚も開けて石炭を積む、さらに、キャブ内で小さい炭庫から石炭を取り出すのは面倒なのか、キャブ床に石炭を積むことが多かったようです。ですので、側板は夏場の涼風のために開けていたのだろうと思った次第です。


(新製品「西大寺鉄道1-3号機【夏姿】」のイメージイラスト。実機は石炭を積むためにキャブ側板が開くようになっていました。煙突は"らっきょう"とストレートを選べます。)

キット自体は、ノーマルバージョンと夏姿と別製品になります。(お財布に余裕があれば)2種類作って楽しんでいただければと思います。
順調に行けば、2014/9月に発売予定です。どうぞお楽しみに!





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