■会場:「シニア世代の資産を考える~人生100年時代の老後設計~」
9月13日、仙台市太白区中央市民センターで開催された『平成30年度太白区中央老壮大学校せいかつ教養コース』に出席してきました。
私が入学したせいかつ教養コースは、4月から来年の3月まで計9回の講座を予定していました。
【身につまされた講演】
今回の講座は、第4回講座で、講師に大野雅則氏(ファイナンシャルプランナー)を迎え、講和「シニア世代の資産を考える」でした。
講演は、「人生100年時代の老後設計」と言う副題があり、「なぜお金の話が必要か」、「シニア世代のお金の関心トップ3」、「関心ごとのNO1~NO3」と興味のある題材で、シニア世代の生徒が多数出席し大盛況でした。
【昔と今の平均寿命】
平成28年の日本人の平均寿命は、女性87歳、男性81歳、昭和22年の日本人の平均寿命は、女性54歳、男性50歳と、今と昔の平均寿命は、想像をはるかに超えた長寿国になっていました。
65歳の男性が90歳まで生きる確率は、男性で約25%、女性で約50%なそうで、女性は、益々、強くなっていくようで、100歳まで生きられる人も年々増え、シニア時代の資産をきちんと考える必要性があるようでした。
【シニア世代の心配】
シニア世代のお金の関心トップ3は、第1位終活(エンディングノート・お葬式関連)、第2位病気・介護費用、第3位現在と将来の支出とのことでした。
第1位から第3位までの内容について、葬儀費用と費用の備え方、療養費と生命保険、無駄のない保険のチェックポイント、強い家計を作るための支出の分け方3つのポイント(消費・浪費)など詳しく講義がありました。
【老後2000万円の問題】
シニア世代の心配といえば、最近の話題として、老後2000万円問題が大きく報道され、「表現が不適切だった」とか「報告書を受け取らない」とか何がどうしたのかと思う出来事がありました。
そんなことを思い出しながら聞いた今回の講座でした。
「人生100年時代の老後設計」とまではいきませんが、今一度、自分たちのライフプランを見直したいと思っています。