■『蜜蜂と遠雷』チラシ
■『蜜蜂と遠雷』入場券
■MOVIX仙台
10月9日、仙台市太白区長町のMOVIX仙台で『蜜蜂と遠雷』の映画を鑑賞してきました。
『蜜蜂と遠雷』は、作家・恩田陸の原作を映画化したもので、国際ピアノコンクールを舞台に世界を目指す若き4人のピアニストたちの挑戦の物語が約2時間10分の中に描かれていました。
【4人のピアニストたちのドラマ】
映画の内容は見てのお楽しみということで書きませんが、松岡茉優主演の亜夜、社会人で妻子持ちの高島明石(松坂桃季)、超名門音楽院に在籍のマサル(森崎ウィン)、コンテストに参加したことのない風間塵(鈴鹿央士) の4人が、それぞれの環境が違う中でピアノに対する思いは果てしなく、互いに刺激合いながら国際コンクールに挑戦していくドラマで、個性豊かに演奏される課題曲と一人ひとりが引くガテンツァ(曲の中で、演奏者が自由に即興的な演奏をする部分のこと)は見事というほかありませんでした。
4人の俳優は、ピアノの経験はどの位あるか分かりませんが、ピアニストとしての演技は、迫力があり目を見張るものがありました。
ピアノ演奏は、超一流のピアニストが演奏しているそうですが、国際ピアノコンクールを舞台にした映画ということから音楽、特にピアノが大好きな人にとっては感動的な映画なのではと思いました。
ピアノが大好きな私は、先日、『パリに見出されたピアニスト』の映画を見たばかりで、今回の『蜜蜂と遠雷』の映画も大いに楽しみながら鑑賞してきました。
【仙台国際音楽コンクール】
私が住んでいる仙台は、音楽の盛んな杜の都仙台です。
仙台では、仙台国際音楽コンクールが3年毎に開催され、今年は、ピアノ(5月25日~6月9日)、ヴァイオリン(6月15日~6月30日)の2部門が開催されました。
予選、セミファイナル、ファイナル、入賞記念ガラコンサートと約2週間にわたるコンクールで、アジアやヨーロッパ、北米などの12カ国と地域から37名が出場しました。
そんなこともあり、今回、鑑賞した『蜜蜂と遠雷』と仙台国際音楽コンクールを重ね合わせた映画でした。