にじの木通信

小さな家族の日々のこと。
安心安全栽培の菜園も、カメの歩みで一歩ずつ。

29/100  8.6田んぼ

2013-08-07 01:24:53 | 田んぼ
今日は主人と一緒に久―――しぶりの田畑に。

主人の行こうと思っていたタイミングでは豪雨が来て、子どもたちのお友達3人がうちにいてお家に帰れずにいてちょっとバタバタし、主人は部屋を出られなかったのだそうです。

それで雨上がり、一緒に行こう行こうと誘ってちょっと暴れて(笑)やっと動いてもらうことができました。(おかげ様で、固まっていた身体がちょっと動くようになりました)

主人はもち米の田んぼに着くと、すぐに畦の中で穴の開いているところを見つけて、補修していました。今まで何度も足を運んだ私は、一度も見つけることのできなかった穴で、初めて、もち米の田んぼではなぜお水が溜まりにくかったのかがわかったのでした>^_^<


私はこの20数日間の間ほぼ一人で田畑に出ていて思ったことは、2年前の豊作だった美味しいさつま芋や、今までの色々な奇跡的な出来ばえなどもあったのですが、あれは主人と一緒にしていたからきっといいものができたんだな、と…。これは私の‘敗北宣言’です。
ちょうど本日は、広島に原爆投下のあった日で、私の母は広島の高田郡吉田町出身ですが、うちでの男女戦争もきっと終わりに近づいているはず。一方的な戦争でしたが。(ごめんなさい!)


今どうしてこのようにしてほぼ一人で田畑に出ているかというと、主人がいると私が頼ってしまっていつまでも立てないので、主人は身をひいて、一度一人で思うようにやってみるようにと言われたのもあるし、もし私一人になっても子どもを食べさせていけるような母親になりたいというのもあるし、女手でどこまでできるのか(←これが私の我でしょう…)、というのもあり、お仲間で100日修業をしようとなったときに、生きていく・子どもを食べさせていくことに直結する、田畑をもっとできるようになりたい、と思ったので、このテーマを選んだのでした。

不思議なことにちょうど主人も岡山に出張中で、これがタイミングだと思うのですが、本当に頼ることができなくなっていました。

それでやってみると、主人がいなくてもできるのでは?という私の予想は外れていくのです。


この頃夕方6時を過ぎて畑から帰るときに、よくお会いするIさんの奥さんとお話しするのは、‘まあ女のすることはこんなもんやなあ’‘女ではあかん、機械一つ壊れても直せへん’‘男の人は違うなあ’…
Iさんの奥さんは、毎日ほど畑に出られて、草をきれいに曳いて作物の管理をされています。少し前まではお仕事に出られていたので、それまでは畑を90代のおばあさんに任せきりだったのだそうで、今教えてもらいながら畑をされているのだそうです。
うちの家のお隣の田んぼをされているご主人のIさんには、たまーーに畑のほうでもお会いします。


女の人の特性は、繰り返しに強い。地道に耐えられるんだと思います。繰り返しは経験となって積み上げられ、直感に結びつくそうです。
一方男性は、いざというときを背負って生きてはるんだと思うんですが、結果を出せるように仕事をしてくれはるように思います。
なので、いつも出ていなくても、ポイントを押さえてもらうと全然違ってきます。

どちらが良いとかはなく、男女の性質の違いだと思います。どちらも必要。
体格・体力・感性・何もかも、正反対といえば正反対。どちらも持ち合わせておられる方もおられます。畑のお隣にもおられます。お一人で独自の育て方を考案されて、なんでもされている。私はそうなりたかったのでしょう。

もしも一人だったら、もしも大変な状況に置かれたら、と想定ばかりが優先で、今現在の高福家が見えていなかった。

大事なことは、今のメンバーで、今できることで、協力しあって楽しみながら、と気持ちの帰る29(ふく)日目、です。

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