今日は12月定例議会 一般質問の日です 私が発言した原文通り。
1、マニフェストについて
先の衆議院選挙において国民は政権交代を選択致しました。これは今までの政治に対する不信感、要求が変わってきたことの現われでもあります。
寺本町長の4年間を見る限り真面目で誠実この上ないと感じていますが、来年に町長選挙が行なわれます。ゆとりの無い町財政、経済の低迷による若者の就職難、少子高齢化社会等、紀美野町を取り巻く環境は大変難しいのも事実であります。
それでも町民に対しては将来に向けて希望のもてる行政が求められます。寺本町長は7つの柱というのを行政目標として掲げていますが これだけでは次の4年間の行政目標が一般町民に判りづらいものがあります。具体的に紀美野町の将来展望のマニフェストをどのように考えているのか。
2、定住促進について
人口対策として議員研修に行ってきました。紀美野町でも人口増対策の一環として、空き家住宅等を仲介し、一定の効果が上がっていますが まだまだ役場の紹介手順に改善の余地がある様に感じられます。
町内には数十件の空き家があろうかと感じられますが、この持ち主に役場が行っている仲介業務をパンフレット等でわかりやすく説明をおこなう。利用者に対しても個々の物件の持ち主からの利用制約をわかりやすく説明する。それを一覧表にしてネット公開する。そうして県外の人達の目に、いつでも誰でも24時間閲覧できる体制づくりを行う。そうしなければ、この趣旨に賛同し、先に移住者が来てくれた時 トラブルのもとになります。定住促進には一貫した政策が必要ではないのか。
3、有害駆除について
害獣駆除に対する補助が出ていますが、柵では絶対数が減るわけでもなく、実際のところ個体数を減らす方法しか実効がないと思われます。猟期以外にも害獣駆除に猟友会等に補助金を出していますが、紀美野町は紀美野町の許可、海南市は海南市の許可となっているようです。動物はなわばりに関係なく行動します。隣接の海南市・紀の川市・高野町と連携をとり、猟友会が何処でも行動できるよう協力体制作りをしてはどうか
4、例規集のネット公開について
前6月議会・9月議会での延長であります。例規集のネット公開の必要性を私は提案し、総務課長の答弁では2回とも『検討します』となっています。
今回も検討します と答えがかえってくるのかな と期待を込めての再再度の一般質問です。
私としては『例規集のネット公開について』
そんなに難しいとは思わないのですが、検討結果はどうだったのか。
5、きみの商品券について
敬老会ではきみの商品券の配布を行っていますが 使いにくいと不評であります。
私が考えるに役場の行事で出したものが、公的施設で使えないところに問題があると思います。役場・やすらぎ園・厚生病院など公的施設で使えるようにする事はできないものか。
6、最低制限価格について
公共工事等では入札の過度な安値受注による工事品質の悪化、下請け業者へのシワ寄せ、建設業の健全な発展の阻害等を防止する観点から最低制限価格を設定している様ですが、私は安くて良いものをというのが自由競争の原則であり、安くできる理由書を添付することで工事品質の悪化は改善できると考えています。すべての入札の最低制限価格をなくす事は出来ないものか。