和歌山の田舎在住 毎日楽しくをモットーに暮らしています

まだまだ使いこなせませんが 皆さんよろしくです。

県外研修の報告文を作りました

2018年10月30日 | 日記
産業建設常任委員会県外所管事務調査報告
30年10月25日、広島県神石高原町へ有害鳥獣駆除対策、活性化として道の駅さんわ 182ステーションを行政視察して参りました。神石高原町役場で有害鳥獣駆除対策についての説明を受けました。神石高原町は面積約380平方キロ、30年9月時点で人口9200人、高齢化率46・6%と紀美野町と類似している町です。同町では有害鳥獣処理対策を聞かせて頂きましたが、被害の軽減目標としてイノシシ・サル・サギ類としており、ジビエ料理等はやっておらず捕獲動物は尻尾で頭数を確認して埋設しているとの事でした。捕獲動物もイノシシ・サルの被害が多いようで、捕獲補助額は、サル1頭2万円、イノシシ6千円との事。今後の課題として、高齢化による狩猟者の減少に伴い、捕獲の担い手育成が必要となってきた。鳥獣被害の拡大を止めるため、捕獲機材使用の普及促進を図りながら、隣接する市町と連携した一斉駆除の実施についても検討していく必要がある等、それに埋設を続けるのは難しくなるから、どうするのかとか、捕獲奨励金の引き上げ、里山を見通しを良くするために整備する事などを考えているとの事でした。
その後、道の駅さんわ182ステーションを視察いたしました。同ステーションは敷地面積2万7287㎡、大型車が7台・普通車が94台の駐車場をそなえ、用地補償・造成・設計管理・工事・業務委託・備品購入として総事業費6億8973万9千円、平成29年度店舗来客数43万5278人、販売額4億3403万円という大きな施設でした。売り場は地場産品を並べている『とれたて広場』のようなものでした。生産者は販売手数料15%を納めるとの事です。運営は指定管理として年251万9千円・併設する『三和地区農産物加工処理施設』の指定管理153万3千円と併設する『神石高原町森林公園きのこの森遊具』の指定管理90万円を合わせた計495万2千円の指定管理料となっていました。
26日は山口県周南市で『道の駅ソレーネ周南』を視察しました。周南市は面積656平方キロ、人口30年9月時点で14万4088人との事、比較するには難しい感じであります。道の駅『ソレーネ周南』は、平成30年3月現在、年間買い物客80万人、年間売上高6億7千万円、国道2号沿いに立地しており、周南市の西の玄関口として、道路利用者が快適に休憩できる場所を提供するとともに、道路情報、観光情報、周南ブランドを市内外、そして全国に発信し、周南市のアピールはもとより、農林水産業の振興や地域の活性化につなげることを目的としています。総事業費は国が6億円、市が13億円としてスタートし、指定管理者制度を設け、年1400万円で指定管理者に委託しているそうです。市内の生産者は販売手数料15%、市外からの持ち込みは20%となっているようです。その後、周南市役所で公共施設再配置についての説明を産業建設・総務文教の両委員会で受けました。市民に良く判るようにマンガで判りやすく解説していたのが印象に残っています。以上報告と致します。