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おはようございます

2015年10月17日 | 日記
文章を書きあげました 以下は研修報告です

10月15日、小椋議長・向井中副議長・美濃・北道・七良浴・西口の議員で奈良県香芝市でデマンド交通について研修してきました。研修は香芝市、市役所で局長 森田庄一氏ほか担当職員の説明を受けました。香芝市は基本方針として『①高齢者等の日常生活に必要な移動手段の確保 ②地域の特性に応じた手法選択による、均等な移動機会の確保 ③サービス向上をさせつつ、行政負担を抑えて事業の持続性を確保』を目的として行っているようです。同市は面積24,23平方キロ 人口27年3月現在78236人 平成35年度まで増える傾向にあるとの事。香芝市ではデマンド交通利用者は、前もって交通予約センターへの登録をして、利用するとき他の利用者と乗合いしながら運航する公共交通です。ご希望の時間に合わせ、ご自宅及び市内約280の共通乗り降り場所まで送迎するとの事。実際の車両はタクシーを最大8台借り上げて(1日の借り上げ代21500円)運航しているそうです。但し、現状デマンド交通のニーズについては土・日のサービスの提供 運行時間ももう少し早くできないかとの要望があるようです。聞くところによると他の交通機関との調整が難しいと言っていました。運航費用は市が一年間に4200万円ほど負担しているとの事です。面積・人口を比べても紀美野町と比較をするのは難しいのですが、人口密度なども考えれば、少なくとも利便性においては紀美野町の方が不便であるのは確かです。デマンド交通の再度の検討を強く求めます。

翌16日は三重県鈴鹿市市役所において、こども議会について研修させて頂きました。市は面積195平方キロ 人口20万人の大都市です。
鈴鹿市では教育長 玉川 登美男氏からの説明、頂いた資料によると 
1 趣旨
(1)学校生活や鈴鹿のまちの様々な身近な課題について、現地調査や聞                      き取り調査などを通じて目を向け、考える機会とする。
(2)将来の鈴鹿のまちづくりにつながる提言を行う機会とする。
(3)行政や地方自治、市議会の仕組みなどに、直接ふれることができる  学習の場とする。
(4)鈴鹿市まちづくり基本条例第6条に基づく、子どもがまちづくりへの興味関心を高め、主体的にまちづくりに参加しようとする態度を育む機会とする。
としており平成18年8月8日を初回として4年に1回、22年、26年に開催され、小中学校(全校生徒18000人)から1名ずつの、子供議員40名による議会を開催して、それをケーブルテレビで放送して、発言内容も子ども議会だよりを発行する本格的なものです。これによって子供の世代から行政に対する認識が高まり また子供の親族が傍聴に聞きに来る、街をあげて市政に感心が高まったとのこと。好評につき 27年度は子ども会議をもっと自由なタウンミーティングとして行ったとのことでした。紀美野町でも子ども議会を開催したいと思いました。

その後。同市において学童の減少によって存続があやぶまれるという合川小学校で吉田 賢一校長から、いかにして存続の危機を脱したのかを聞かせて頂きました。 只、危機感といっても全校生徒数が平成26年度66名の時点で、文科省の教育課程特例校の指定を受け4年生以上に英語教育を取り入れ、さらに平成27年度からは小規模特認校の指定を受け、市内一円からの通学が許可され、児童数増加による教育活動の活性化を目指していました。校区の条例に特例を設ける事により26年度66人 27年度87人となっています。授業内容も見せて頂いたのですが、総合的な学習の時間を英語の授業に割り振っていたようです。紀美野町でも通学区域規則の弾力的な運用が必要かもしれません 以上研修報告と致します。