生徒会行事であるカルタ大会が行われました。
予選は学年を10のグループに分けて争いました。そして、その結果によって本戦 のグループ分けをしました。
ストーブはありましたが、全校生徒が体育館に集まり、寒い中一生懸命に札を探す姿が印象に残りました。上の句を少し詠んだだけで素早く取ることができる人が多くいました。自分の好きな歌を覚えている人も多くいたように思いました。百人一首の中の約半数近くは『恋』を詠んでいる歌が多くあります。その中の一つに、
君がため 惜しからざりし 命さへ
長くもがなと 思ひけるかな
長くもがなと 思ひけるかな
藤原 義孝(ふじわらの よしたか)
意味:あなたとお会いするためになら、たとえ捨てても、けっして惜しくない命だと思っていました。しかし、こうしてあなたとお会いできた今はちがいます。あなたともっとお会いするために、いつまでも生きていたいと思います
という歌があります。病弱でなかなか合うことができない愛する人を想い詠んだ歌です。このような短い歌(短歌)に自らの想いをのせて、上手く表現していたんですね。
すでに来年のカルタ大会は絶対に勝つぞ!!と意気込んでいる人もいました。
来年開催されるのが今から楽しみです。