大竹日出男と竹風駒

新潟旅行の第１目的は三条の将棋駒師「竹風工房」に行くことにあります。
最近は毎年三条に来ていますが、直接竹風師に駒の注文をするようになって３０年近くになります。
最近は、藤井七段の人気や、「嵐渓荘」で一昨年行われた竜王戦などにより将棋ブームになり、新潟三条の名品「竹風駒」も見直されつゝあります。
ここ数年、長年の将棋駒の製作を讃えられ三条市や新潟県等から数々受賞されています。
新潟大学や長岡技術科学大学教授らと並んでの受賞は素晴らしいというほかありません。
今回はここ数十年で最高の木地が採れたということで期待してお伺いしましたが、期待以上の根杢、虎斑木地でした。何年先になるかはわかりませんが将来の楽しみを思い描きながら待つのも駒収集の楽しみの一つです。

三条市長賞　三条市より将棋文化の振興に貢献されたことにより表彰　平成３０年１１月３日
新潟日報文化賞　名品竹風駒は多くのタイトル戦で指され将棋文化伝承の一翼を担った業績により表彰　令和元年１１月１日
新潟県知事賞　商工業の振興に貢献されたことにより表彰　令和元年１１月３日

三條新聞