桜堤団地に桜咲く!!

武蔵野市より。税理士挑戦26回。特定社会保険労務士。不動産資格四冠。マイナンバー資格五冠。東京マラソン完走3回。66歳。

日航123便墜落事件 隠された遺体 青山透子 河出書房新社

2024-08-21 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
日航123便墜落事件 隠された遺体 青山透子 河出書房新社

1985年8月12日の日航123便墜落事件から39年が経ちましたが、政府はこの事件に関して事実を隠蔽する姿勢を貫いています。元日本航空の客室乗務員の経験からこの事件に疑問を抱いた著者・青山透子氏の最高裁への険しい茨の道やこれまで公にされなかった遺体の真実に書かれた渾身の書、1968年9月11日にフランスで発生した「エールフランス航空1611便墜落事故」のように事故から半世紀以上経った後、マクロン大統領は軍事機密を解除、情報を公開し、事故原因究明を訴えてきた遺族に謝罪しました。「日航123便墜落事件」も本当の事件の原因が公になる日は来るのか………。事件として認め、日本を全うな姿に取り戻す未来の政権に期待します。
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さらば日大! 私をクビにした日本最大の学校組織の闇 和田秀樹 ブックマン社

2024-07-31 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
さらば日大! 私をクビにした日本最大の学校組織の闇 和田秀樹 ブックマン社

日本大学の理事長になった作家の林真理子氏から誘いを受け、2022年7月に常務理事になり、2024年1月に辞任を迫られ離職するに至った内容について書かれた一冊です。
日大の常務理事を不本意ながら辞任させられた和田秀樹が日大で見た、田中理事長時代から続く旧態依然とした体質を暴く。日大をはじめ、大学関係者必読の書。
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暗殺 柴田哲孝 幻冬舎

2024-07-29 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
暗殺 柴田哲孝 幻冬舎

2022年7月8日、大和西大寺駅前で演説中に暗殺された安倍晋三元首相の事件の真相をフィクションという形で描かれた迫真の読み物です。事件当事者の目で書かれた描写に読者は本書の中にドンドン吸い込まれていきます。作品に登場する人物とそれに対応する現実の人物を「やはり、こいつか」などと思い浮かべながら読むとさらに面白さが増します。安倍事件、木原事件、鹿児島県警事件、旭川中央警察署事件など近年闇に包まれた事件が多発しています。一昔前なら国民は何も知らずに済んだのでしょうが、ネット時代の今は昔と違い、闇の事実を隠すに隠せない時代だとも言えます。一つ一つの事象に多くの国民の検証が入ります。
安倍事件を単独犯で片付けようとしていますが、ネット上に不都合な真実が残されている中で、これから始まるであろう「山上裁判」での公判維持が本当にできるのかが微妙に思えます。
最近読んだ本の中で一番読み応えがあり、何度でも読み返してみたくなる本です。

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ホンボシ 木原事件と俺の捜査秘録 佐藤誠著 文藝春秋

2024-07-04 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
ホンボシ 木原事件と俺の捜査秘録 佐藤誠著 文藝春秋

昨年「週刊文春」で大問題になった木原事件、そして記事を否定するような露木警察庁長官の事件性は認められない発言。そこに登場したのが現役を引退していた警視庁捜査一課の元警部補、佐藤誠氏。
これまで記者会見、テレビ番組、ユーチューブ等で佐藤氏を拝見してきて、実名、顔出しによって穏やかで人間味が溢れる人柄が画面を通じて伺うことができました。
本書では、木原事件を中心にこれまで18年にわたる取調べ人生の中で、印象的な事件を中心に、取調べ方法、なぜホシを落とすことができたか、などが書かれています。佐藤氏は極悪な犯人に対しても、一人間として相手の心に訴える取調べをしてきたことが読み取れます。佐藤氏流「正義」が書かれています。

露木警察庁長官はじめ、木原事件に登場する関係者にも読んで頂きたい一冊です。
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東京都知事選挙

2024-06-28 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
東京都知事選挙

東京都知事選挙は何かと話題になっています。

東京都知事選挙・史上最多の立候補者、N国党のポスター掲示板ジャック、96歳のドクター中松などなど。また小池対蓮舫の戦いを史上最低対史上最悪の戦いなど的を得た言い方もされています。

マスゴミの報道は、小池、蓮舫、石丸、田母神の4人が中心で他の立候補者に関しては全く触れません。4人以外だと、医師の「うつみさとる」、33歳AIエンジニア「安野たかひろ」などしっかりした考えを持った立候補者がいるのでもう少し平等に扱えないでしょうか。ポスター掲示板ジャックのN国党はNHKをぶっ壊す!ことに専念してもらいたい。選挙期間中に告訴状を出された段階で小池と蓮舫はアウト。でも多くの東京都民は小池に流れそうで嫌ですね。

当選の可能性のある候補者からだと「石丸」。「石丸」の政策も私の考えとは大きく異なるけど、消去法と若さから「石丸」かな。7月7日の投開票まであと10日あるので、まだこの先一波乱ふた波乱ありそうです。

あと、郷原信郎弁護士の「小池百合子落選運動」、小池ってどこまで嫌われているのですかね。
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科学捜査最前線 第1回 生成AIと新たな犯罪 服藤恵三/オール讀物2024年6月号

2024-06-18 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
科学捜査最前線 第1回 生成AIと新たな犯罪 服藤恵三/オール讀物2024年6月号

以前読んだ『警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル 服藤恵三 文藝春秋』の著者、服藤恵三氏の新連載記事がオール讀物2024年6月号に掲載されましたので早速拝見いたしました。

今年の3月東京スポーツ新聞の読者プレゼントで読んだ『9歳から知っておきたい AIを味方につける方法 谷和樹監修 マイクロマガジン社』で生成AIという言葉を初めて知りましたが、今回の服藤氏の記事の内容は、今後生成AIが犯罪に使われていく懸念について書かれています。また警察における犯罪捜査も後手後手に回ってしまう危うさも書かれています。現に最近有名人を語った投資詐欺が相次いでます。これなども生成AIを使いさも本人になりすまし一見すると詐欺を見抜くことができないような巧妙な犯罪が増えていて国民生活に重大な影響を与えています。
オール讀物2024年6月号、大人の新連載コラムぜひご一読を。

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警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル 服藤恵三著 文藝春秋

2024-05-08 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
警視庁科学捜査官 難事件に科学で挑んだ男の極秘ファイル 服藤恵三著 文藝春秋

ひょんなことから著者の服藤恵三氏を知り、本書を読む機会を得ました。ある会場で、「最高検察庁検察運営全般に関する……………………参与 技術戦略アドバイザー・医学博士」という4行に渡る長い肩書きの名刺を頂きました。名前も「服藤=はらふじ」と読むみたいで自宅に帰り検索するとネット上に、本書や警視庁での略歴や何枚かの写真を見ることができました。早速、新宿紀伊國屋書店で本書を購入、内容が新鮮で数日で完読しました。

著者は1957年生まれ、1958年生まれの私と1歳違いで、本書に登場する大事件の数々、地下鉄サリン事件、和歌山カレー事件、歌舞伎町ビル火災など記憶に残っているものばかりです。
筆者は警視庁内部での紆余曲折がありながらも科学捜査官になりましたが、そのあたりの苦労・悩み その当時の気持ちがよく描かれています。タイトルが極秘ファイルとあるように、ここまで書いて大丈夫かというところまで踏み込んで書かれています。筆者の仕事に取り込む姿勢は常に「真実」を求めることにあったように思います。最近の「木原問題」などの警視庁の姿勢について、筆者はいかに思うかぜひ聞いてみたいと思います。

警視庁OBというとテレビ・マスコミ等で活躍している方の多くは、「元刑事」の方が多い中で化学を中心とした「科学捜査官」というキャリアは異色。ぜひその生き様を本書に登場する事件を中心に読み取っていただきたいと思います。
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わが投資術 市場は誰に微笑むか 清原達郎著 講談社

2024-04-10 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
わが投資術 市場は誰に微笑むか 清原達郎著 講談社

投資の世界から引退した、伝説の投資家「清原達郎」氏の書かれた遺言のような本書を読んでみました。本社は、株式・投資の本ですが、銘柄推奨の類の本ではなく、広くどのような考えで投資すべきかについて書かれた本です。

読み終わって、私なりに本書のまとめを書くと、

1 大型株 時価総額3000億円以上
  中型株 時価総額500億円以上3000億円未満
  小型株 時価総額500億円未満
  清原氏は小型株をすすめる。

2 今の日本は長期金利を前提にすると、PERが10倍以下の株は総じて割安。長期金利が(10年国債の利回り)3%まで上昇しても十分割安。

3 資金200万円で投資するなら、
100万円TOPIXのETFと100万円小型株投資をすすめる。
例えば、株価1000円の株なら100株、500円の株なら200株で、10銘柄で合計100万円という具合に、3年から場合によっては5年くらいその株を持つ。大事なのは業績が伸びてきて3割とか上昇した時にすぐに売らないこと。

4 未公開株は決して買ってはいけない。

5 清原氏の考える、10年以内に起きる破滅的リスク
 ⑴ 核戦争
 ⑵ 東海・関東大震災
 ⑶ 新型コロナ以上のパンデミック
 ⑷ 地球温暖化、あるいは急速な寒冷化

私は、本書大変勉強になりました。本書は雑誌・週刊誌などで幅広く紹介されています。ご興味のある方は是非読んでみてください。
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コロナワクチン その不都合な真実 アレクサンドラ・アンリオン=コード著 詩想社新書

2024-03-21 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
コロナワクチン その不都合な真実 アレクサンドラ・アンリオン=コード著 詩想社新書

コロナワクチン関係の本はこれまで何冊も読んできましたが、本書は世界でベストセラーになったイギリス・フランス両国籍を持つ世界的遺伝学者の書かれた、新型コロナワクチンの安全性・有効性を指摘した本書です。日本人以外の書かれた本書は新鮮に感じました。
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薬害交通事故 和田秀樹著 ワニブックス

2024-03-09 00:00:00 | 政治・経済・社会情勢
薬害交通事故 和田秀樹著 ワニブックス

精神科医の和田秀樹氏の本です。薬依存の日本人に是非一読してほしい本です。

本書に書かれているポイントをいくつか紹介します。詳しくは是非読んでみてください。
◯ 高齢者の暴走事故が問題になっているのは日本だけ
◯ 薬を減らせば元気になる高齢者が多い
◯ 運転禁止薬と運転危険薬
◯ 高齢者に起こり易い「せん妄」
◯ 5種類以上の薬を飲む多剤併用
◯ 高齢者の暴走事故は「薬害」の可能性が高い
◯ 高血糖よりも怖いのは薬によって起こる低血糖
◯ マスクをしながらの運転は危険
◯ 65歳を過ぎたら健康診断は受けない
◯ 70歳を過ぎたらがん検診は受けない
◯ 塩分を控えると意識障害を起こしやすくなる
◯ 運転免許返納→都会の常識で地方の暮らしに口出しするな

私は定年後の60歳を過ぎてから、健康診断を受診していません。武蔵野市からは毎年書類が届きますが、結局、高血圧や悪玉コレステロールの診断結果から、薬で数値を下げるだけの「健康診断」に嫌気を感じたからです。今は自分の体調が悪くなったら病院に行くことに方針を変えました。本書を読んで和田先生の意見と似ているところがかなりありました。
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