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日本政府はいつまで東京裁判史観に基づく歴史認識に呪縛され続けるのか~村山談話の歴史認識の徹底検証後に

2008-11-09 11:56:37 | エッセイ・コラム

 田母神俊雄・航空幕僚長が『我が国が侵略国家だったというのは正に濡れ衣だ』等、大東亜戦争に関わる己の信念を、論文を通して発表したことに、GHQ占領体制に呪縛された人々から批判をあび、浜田防衛大臣は世論を気にして即刻更迭した。

 野党はじめGHQ体制支持者は、一個人ならともかく軍の最高幹部が政府の見解(村山談話)と異なる意見を公表するのは許せないと、政府攻撃の好機と息巻いたが、田母神論文は全く虚構だというのか。ろくに検証もせずに批判するのは余りにも稚拙すぎる。

 村山談話も政府見解もGHQ体制を下敷きにものだが、そのGHQの最高司令官だったマッカーサー元帥は、日本占領中、朝鮮動乱を通して国際共産主義の脅威を肌で感じたのか、米国大統領に『東京裁判は間違いだった。』と告白し、更に米国議会で『日本が戦争に飛び込んだ動機は大部分が、安全保障の必要に迫られてのことだった。』と証言している。東京裁判自体が国際法に違反し敗戦国に対する復讐のための茶番と、当初から指摘されていたし、キーナン検事やウエッブ裁判長も、マ元帥と同趣旨のことを後日述べている。

 今日の我が国の体たらくの一因は、東京裁判を含むGHQ体制から脱却できず、祖国の文化、伝統の良さを忘れ、日本人としての気概と誇りを喪失した結果であるが、田母神氏は、衰徴する祖国の姿に居たたまれず、空幕僚長だからこそ、己の職を賭して国民の覚醒を願って心ある人々に呼びかけたのであろう。一個人の見解ではマスコミは一顧だにしないから。(その点、中山前国交相と同じ心境か)  

政府、野党そして自虐教育に洗脳された国民よ、田母神氏を批判する前に、我が国が大東亜戦争に飛び込んだ歴史的経緯を、史実に基づいて検証する好機と発想の転換をして下さい。退職金を辞退せよというのは、それからでも遅くはないです。

持留 忠二(元公立中学校校長)


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