日本の息吹 ~日本会議鹿児島版

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悪平等、均質化社会に一言

2006-09-16 13:01:58 | エッセイ・コラム

本会副会長の持留忠二氏(68歳)より標記のタイトルで投稿がありました。

 マスコミ報道によると児童の教師に対する暴力が激増している。

 教師に罵声を浴びせ、注意すると「ウゼー」と拒否し、凶悪な児童は彫刻刀など刃物を投げつけるという。青少年の非行は、社会の鏡といわれるが、子殺し、親殺し、放火事件、悪質な飲酒ひき逃げ事件等などの原因は何であろうか。

 人により立場により原因は色々あろうが、小生は次のように考える。つまり戦後60有余年間、「公益」より「私益」、「義務」より「権利」、「責任」より「自由」という現行憲法の理念に悪事象の原因があると観る。

 先日、秋篠宮家に親王殿下がお生まれになった時、殆どのマスコミは「男の子」「男児」と称し、「皇孫殿下」「親王殿下」と報じた報道機関は稀有だった。また、紀子妃殿下、皇太子殿下等とは称せず殆ど「○○さま」と報じた。

 昭和34年4月、今上天皇、皇后両陛下がご成婚された時は、多くのマスコミは、「皇太子殿下」、「美智子妃殿下」と報じていた。

 しかし、戦後60年の昨今、「さま」で呼称するのは、殿下の権威を著しく貶める共に、国民の皇室に対する畏敬の念の希薄化は益々ひどくなるだろう。この権威軽視の風潮が、巡り廻って親、先輩、教師の権威を否定し、尊敬の念を無くさせる。そして過激な平等意識は、前期のような悪しき行動へ青少年をかきたてると考える。

 以前、読んだ図書の中に「差別用語は平等社会と人権が生んだ落とし子。差別用語を擁している社会風潮は、敬語の排除と連動し、さらに権威の否定とも連動している。そして限りなく均質化していく」とあったが、前記の教師への暴力も皇族方への呼称が「さま」になっているのも、病院等での患者への「さま」呼称もことごとくが行き過ぎた平等社会、均質化の悪しき現象であり、このことは我が国と皇室の将来に何かしら暗雲を感じて不安を感じるのは私だけだろうか。

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